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『世界最古の国』日本

#神社仏閣#歴史#都市伝説#グルメ#漫画#アニメ#ゲーム#その他生活にありとあらゆるものなどに関することを書いています。ここに記載するすべて記事の引用素材は誹謗中傷を目的としたものでは無く、著作権を侵害する目的で作成したものではありません。

ゆず湯

2022年も12月22日に『冬至』が終わり、これから日がドンドンと延びてきて、この様子を『一陽来復(福)』と言います。

 

 

 

 

1年間で最も日の短い『冬至』は、この日を境に日がドンドン長くなってくることから、悪い事から良い事になっていく、新年を迎えるなどで、逆に良い日となっているんですね。

 

 

 

 

さて、そんな1年で最も日の短い『冬至』は、日が当たらないことも含めて、一気に冷え込む時期となります。

 

 

 

 

そんな、身も凍える季節に、身体の芯から温めてくれる、『日本』の風習が『冬至』の日の『ゆず湯』。

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我が家でも、しっかりとこの風習に従い『ゆず湯』に浸かり家族全員、身も心も温まりました。

 

 

 

では、一体何故『冬至』に『ゆず湯』になったなと言うと、『冬至=とうじ→湯治』となり、寒さに融通の効く(風邪をひかない)の、『融通=ゆうずう→ゆず』が組み合わさって『ゆず湯』になったんです。

 

 

 

 

その歴史は『江戸時代』から続くもので、日が短く夜が一番長い『冬』、その寒さで、手のあかぎれやひび割れ、風邪予防のためにお風呂に『ゆず』を入れて、楽しんだんです。

 

 

 

『江戸っ子』のダジャレから生まれた風習だったんですね。

 

 

 

 

実際に、近年、科学的にも『ゆず湯』に入ると保温効果や、血流促進・風邪予防に効果がある

ことが解明されています。

 

 

 

 

さらに、『ゆずの種子』から抽出されるオイルには、肌のかゆみの原因となる『ヒスタミン』を抑える効果があると言う事も解明されており、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の患者さんにもその有効性があることが実証されています。

 

 

 

 

『江戸時代』にはすでに、あかぎれやひび割れに効くと分かっていた『江戸っ子』たち。

 

 

 

 

『先人の知恵』とは素晴らしいものですね。

 

 

 

 

そしてここで面白いのは、『冬至』に『ゆず湯』と言う風習は、現代でこそ全国的に広まったものとなっていますが、もともとは『江戸の町』のみの風習で、『京都』や『大坂』などにはありませんでした。

 

 

 

 

 

と言うのは、『江戸幕府』開府以降、『江戸城』を中心に大名屋敷や寺社・街並みがドンドン増えていきました。

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(上記は『江戸市中 範囲内』 『中央観光協会 オフィシャル』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

さらに当時は全てが木材の時代。

 

 

 

『火事と喧嘩は江戸の華』と呼ばれてるほど、火事が多い町でした。

 

 

 

だから常にどっかで建物を建てたり、壊したりで町中が埃っぽかったんですね。

 

 

 

そんな大量に汗をかき、埃まみれの身体を綺麗にしてくれるのが『お風呂』であり、ここが社交場となっていったんです。

 

 

 

『お風呂』のリラックス効果と『ゆず』の香りのリラックス効果、そして『ゆず』自体の効能と、色んな情報が手に入る社交場としての役割を果たしていた『銭湯』。

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(上記は「職人尽絵詞」鍬形蕙斎(北尾政美)『国立国会図書館ウェブサイト』より引用。)

 

 

これら全てが合わさって出来た風習が『冬至』に『ゆず湯』だったわけです。

 

 

 

 

風習というは、その全てに理由があり、だからこそ、今尚続くものなんですね。

 

 

 

 

そんな『ゆず湯』は『冬至』だけとは言わず、この寒い冬なら毎日入っても良いかも知れません。

 

 

 

『ゆず』の良い香りに寒い冬を吹き飛ばし、ストレス発散してみてはいかがですか⁉︎

 

 

 

 

 

 

アメ横

いよいよ、2022年も本格的な年末となりました。

 

 

 

年末の『風物詩』と言えば思い出すのが『アメ横』。

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(上記は『東京とりっぷ』より引用。)

 

 

 

 

その中でも、チョコレートやマグロなどの『叩き売り』の光景は、活気が溢れてテレビの画面を通して観ても、実際に体感してもワクワクします。

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(上記は『日刊SPA!』より引用。)

 

 

 

 

 

驚くほど値段の割には量があり、子供達はもちろんのこと、大人にとってもこの時期の『アメ横』には、特に興奮する場所のひとつとなります。

 

 

 

 

さて、『アメ横』はこのほかにも『アメヤ横丁』や『アメ横商店街』などと呼ばれていますが、実はこの呼び方はどれも通称で、正式名称『アメ横商店街連合会』。

 

 

 

上野駅』から『御徒町』までの『東北本線』高架下に約500〜600m続く『下町』きっての商店街で、食品から衣類、雑貨などレトロなものが売っているなどでコアなファンや食べ歩きとしても人気スポットとなっています。

 

 

 

 

 

そして、この原型となるのが『闇市』。

 

 

 

 

なぜこの地に『闇市』が出来たかと言うと、それを紐解くには『江戸時代』まで遡ります。

 

 

 

 

そもそも『上野』は『徳川将軍家』の菩提寺である『寛永寺』がある場所です。

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(上記は『寛永寺 根本中堂』画像。)

 

 

 

 

現在の『上野公園』や『上野動物園』など、そのほとんどが『寛永寺』の敷地内だったんですよ。

 

 

 

 

そして『御徒町』と言うのは、『将軍家』を護衛するための『武士』の中でも騎馬に乗れない『御家人』などと言う『下級武士』が多く住んでいる地域でした。

 

 

 

 

騎馬に乗れないから『徒歩』で戦に行くしか無い『武士』が多く集まり住んでいた町。

 

 

 

 

そこから『御徒町』となったんです。

 

 

 

 

この町は長屋が多く、その名残が『明治』に入った時代でも続いていました。

 

 

 

 

その後『大正』・『昭和』の時代となり寄席や見世物屋などが連なったきっかけで、おでんや天ぷらを売る店や射的などで遊ぶような『屋台』が集まって大変賑わっていました。

 

 

 

 

片や『上野』はと言うと、そもそも『寛永寺』があり、この場所は『江戸時代』でも有数の『桜の名所』として、すでに指折りの繁華街となっていました。

 

 

 

その後『幕末期』に『旧幕府軍』と『新政府軍』がぶつかりわずが1日で『新政府軍』の勝利。

 

 

 

この時に敗れた『旧幕府軍』の残党は『東北』や『北陸』の『反政府』の藩を頼りにしたこともあり、『奥羽越列藩同盟』を結成。

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(上記は『奥羽越列藩同盟』シンボルマークより引用。)

 

 

 

 

それもあっという間に、敗戦・崩壊してしまうんですね、『新政府軍』の前では。

 

 

 

 

そうして時代は『明治』になり鉄道を全国的に走らせることになりますが、『東北』や『北陸』からの始終着駅として、『上野駅』が選ばれました。

 

 

 

 

選ばれた理由としては、『明治期』の『東京市内』には、私鉄を走らせることを禁止していたこと。

 

 

それと、『東京市内』の北側の端に『上野』だったことです。

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(上記は『東京市Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

ただ、これは表向きな理由で、裏では『東北』・『北陸』の人たちが再度反乱を起こすのを、この『上野戦争』があった地で一度食い止めるためのものだと考えられます。

 

 

 

なんせ、当時の『新政府』は『西南戦争』という『日本』最後の最大の内戦で財政難となっていたんですから。

 

 

 

 

だから、『官営』では無く『私営』の鉄道に頼ったのです。

 

 

 

 

『私営』の鉄道だから『私鉄』。

 

 

 

 

だから、『東北』・『北陸』の人が出稼ぎや遊びに来る際、一旦ここ『上野』に人が集まり、賑わいを見せていたんですね。

 

 

 

 

 

上野駅』と言う主要な鉄道と、それを動かす主要な配線がここにはあり、『御徒町』と言うもとは長屋、それから屋台や見世物屋などは、『第二次世界大戦』の最中、空襲による建物の火災でその配線が被害を受けないように、全ての建物は取り壊されました。

 

 

 

 

いかに、当時の鉄道が『国』にとって重要だったと言う事もここで伺えると思います。

 

 

 

 

終戦後』、そんな空き地となった場所にバラック小屋などが立ち並び始め、そのうち人が集まると共に、『非合法』の店がドンドンと立ち並びそれが『闇市』となっていった訳です。

 

 

 

 

 

終戦後』、物資が何も無いところに人だけは集まる。

 

 

 

それは適正価格よりも物資を持っている人間は、高く売りますよね。

 

 

 

さらに、砂糖が手に入れにくいこの当時、『中国』など大陸から帰ってきた人たちが、飴を売り出し、ここから『アメヤ横丁』となったのです。

 

 

 

そして、もう1つは『アメリ進駐軍』からの『正規ミリタリーグッズ』の払い下げ、販売。

 

 

 

 

当時、『東京都』を始め全国各地に『アメリ進駐軍基地』が存在し、さらに1950年には『朝鮮戦争』が勃発し、『アメリカ兵』がたくさんいました。

 

 

 

そんな中、任期で『日本』を離れる人・『米軍』を辞める人も続出し、ここ『アメ横』に流れたのです。

 

 

 

 

本物の『ミリタリーグッズ』を手に入れることからコアなファンにも人気を誇り、さらにそれを商売にとする店舗も増えて行ったので、『アメ横』と呼ばれるようになったようです。

 

 

 

時代は下り、『昭和』の『高度成長期』以降はほかにもマグロやカニ、干物・衣類などさまざまなものが溢れ始めます。

 

 

 

 

出稼ぎで首都圏に来ている人々にとって、それは『年末年始』に『上野駅』から帰省する、年に1回の唯一の楽しみ。

 

 

 

 

「東京のお土産だ!」と言って大量に購入して家族にあげた時の笑顔が溢れる光景を思いながら、地元に帰るお父さんや若者たちの心情が、目に浮かびます。

 

 

 

 

そう言う所なのです、『上野駅』は。

 

 

 

そして、『アメ横』とは。

 

 

 

ここで1つ、『アメ横』の都市伝説として「『叩き売り』、特に鮮魚やチョコレートなどは劣悪なものだったり輸入品だったりするから、安くて購入すると家に帰って食べようとした時に、とても食べられるものじゃ無い。」と言うものがあります。

 

 

 

 

確かに、鮮魚だと『築地市場』の売れ残ったカスを安価で購入したり、お菓子も海外から安く買い取って売っているみたいなことはありました。

 

 

 

でも、現在はそうしたイメージダウンに繋がる店も減少し、むしろ赤字覚悟で営業している店の方が多くなっています。

 

 

 

 

だから、常に『閉店セール』と謳って営業しているんですよ。

 

 

 

 

まさに企業努力。

 

 

 

皆さんも、もしこの年末『上野』方面に行くことがあれば、是非一度『アメ横』の活気を体験してみて下さい。

 

 

 

心動かされること、間違いですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お屠蘇

12月13日の『正月事始め』も過ぎ、いよいよ本格的に年末年始に向けて慌ただしいシーズンとなりました。

 

 

 

 

個人的にはこれから忘年会、妻の誕生日、クリスマス、大晦日、正月と何かにつけてお酒を呑むのが多いシーズンとなり、毎年1月3日頃には胃がもたれている状態となっています。

 

 

 

 

そんな弱った胃を少しだけ回復させてくれるのが、毎年『神社』でも『初詣』に行くと頂ける『お屠蘇』。

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(上記は『お屠蘇』Wikipediaより引用。)

 

 

 

実は、これただのお酒じゃ無く『漢方薬』などのような『生薬』だったのをご存知ですか?

 

 

 

 

とは言え、まぁ気休め程度なんでけどね。

 

 

 

 

ただ、正月の『縁起物』として古来から続く『日本』の伝統・風習であり、その歴史はなんと『平安時代』にまで遡ります。

 

 

 

もとは『宮中』でのしきたりだった『お屠蘇』。

 

 

 

本来は『元日』の朝、いわゆる『元旦』に目覚めたらまず、『若水』と呼ばれるきれいな水で手を清め、1杯目を『お屠蘇』・2杯目を『白散』・3杯目を『度嶂散』を飲むと言う決まりが『宮中』にはありました。

 

 

 

だから3杯に分かれているんですよ。

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(上記は『朝日酒造株式会社』より引用。)

 

 

 

 

その後『室町幕府』は『白散』のみを、『江戸幕府』は『お屠蘇』のみを『正月行事』として用いりました。

 

 

 

 

それが庶民にも広まって、現在のような風習になっていったんです。

 

 

 

 

現在の一般家庭では、そこまでしきたりを重視していませんが、『おせち』を食べる前に『お屠蘇』を飲むのが一般的です。

 

 

 

またその方法も、家族全員が揃い、全員で『東』の方角を向いて、『お屠蘇』を杯に注ぎ、年少者から年長者へと順番に飲みます。

 

 

 

ただし、この時に注意しなくてはいけない事は『厄年』の人は1番最後に飲む事。

 

 

 

これは、家族全員に『厄祓い』の力を分けてもらう事が出来るからです。

 

 

 

家族に『厄落とし』をしてもらっているんですね。

 

 

 

 

そして、『お屠蘇』を飲む時も、「一人これ飲めば一家苦しみなく、一家これ飲めば一里病なし。」と唱え、『無病息災』や『長寿』・『家内円満』などを願いながら、3つある杯を1つずつ飲むのが現在の正式な飲み方となります。

 

 

 

 

 

本来は1杯目を『お屠蘇』・2杯目を『白散』・3杯目を『度嶂散』なんですがね。

 

 

 

 

また、もし杯が1つしか無い場合は1杯を3回に分けて飲むのも良しとされています。

 

 

 

 

 

そんな『お屠蘇』は正式には『屠蘇器』と呼ばれる、朱色の漆器で飲むことになっていますが、現在ではガラス製や陶磁器製など多種多様となっています。

 

 

 

 

もし、それが家に無くてもそれに相応しいものであれば、なんでも良いのです。

 

 

 

なんたって、『お屠蘇』はそもそも『邪気』を祓って一年間、家族が健康で過ごせるように、皆んなで祈ることが目的ですから。

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『お屠蘇』の作り方としては、一般的には『日本酒』と『本みりん』を混ぜたものに、『お屠蘇』のパックを6〜7時間くらい漬け込みます。

 

 

 

だから『大晦日』の夜、『除夜の鐘』が鳴る時間帯に漬け込み始めると、ちょうど『元旦(元日の朝)』にベストなタイミングで飲めることになります。

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(上記は『浅草寺』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

年越し蕎麦を食べるついでに、準備するのも良いでしょう。

 

 

 

 

また、『日本酒』と『本みりん』の分量もお好みで、お酒の味が強い方が良い人はお酒を多めに、『甘さ』や琥珀色が強い方が良い人は『本みりん』を多めにするなど、各家庭さまざまです。

 

 

 

 

「子供にアルコールは…。」と言う家庭では、最初に『日本酒』に火をかけてアルコール分を飛ばしたり、砂糖を入れても良いでしょう。

 

 

 

 

美味しく飲めるようにすることが一番と言うことですね。

 

 

 

 

今の時期には、ドラッグストアや酒屋、スーパーなどでも、配ってたり売ってたりするので、見つけたら是非手にしてみて下さい。

 

 

 

 

そして、2023年を良い年になるように皆で祈りながら、『お屠蘇』と言う『日本』の伝統行事を後世に繋いでいきましょう。

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水と龍神

今年の夏の旅行中、『中央道』の『諏訪湖SA』で休憩の際に、面白いものが撮れました。

 

 

 

 

それが『龍神様』です。

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↑上記の画像、右上に『龍神様』が映っています。

 

 

 

 

実は『諏訪湖』には『龍神様』がいらっしゃるという伝承があり、それをたまたま撮った写真に撮し出されてしまったのです。

 

 

 

 

諏訪湖』を中心に4つの『諏訪大社』が鎮座しており、その『主祭神』というのが『建御名方神タケミナカタ)』。

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(上記は『諏訪大社上社本宮』より画像。)

 

 

 

 

『建御名方』が最初に訪れた地で陵所があるとされているのが『諏訪大社上社前宮』となります。

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(上記は『諏訪大社上社前宮』より画像。)

 

 

 

 

 

 

そして『建御名方』を『神格』として信仰されているのが、『龍神様』なんです。

 

 

 

 

 

2022年の今年は『寅年』、そして『諏訪大社』では6年に一度の『御柱祭』が開催されました。

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(上記は『御柱祭 2022』ポスターより引用。)

 

 

 

 

なんて縁起の良いことなんでしょうね。

 

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

 

 

先日12月13日に、雨がやんだと思ったら太陽が出ていたのでこんな写真を撮りました。

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太陽と『天使の梯子』です。

 

 

 

 

そして、何枚か撮っていると…。

 

 

 

 

『彩雲』と『龍神様』が現れたのです。

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一説には、『彩雲』は『吉兆』であると言われており、それを運び出すのが『龍神様』だと言われています。

 

 

 

 

 

さらに後日、『龍神様』の顔の向きの方向を調べてみると、それがなんと『諏訪大社』の方角だったのです。

 

 

 

 

もはや偶然には思えませんね。

 

 

 

 

さて、『龍神様』は古来より生きとし生きるもの全てにおいて必要である『水』を司る『神様』として、崇められてきました。

 

 

 

 

『地球』では海と陸地の割合は7:3、『ヒト』の体内の水分は7割、食べ物が無くても『水』さえあれば、どうにか7日間は生き凌げられると言われています。

 

 

 

 

植物や動物、魚だって『水』が無いと生きてはいけません。

 

 

 

赤ちゃんは母親のお腹の中の、『羊水』の中で進化を遂げて『ヒト』として誕生するんですからね。

 

 

 

だから古来から『水』を司る『龍神様』は崇めてきたのです。

 

 

 

 

そして、驚くべきことに2枚目の『龍神様』と『彩雲』が撮れた日、12月13日は『日本』では『正月事始め』の日でした。

 

 

 

 

 

正月事始め』とは、『正月』に『年神様』を無事迎えることが出来るように準備をし始める日です。

 

 

 

 

『門松』や『煤払い(大掃除)』などの準備をして気持ち良く『年神様』を、『新年』を迎える事が出来るように準備をし始める、大事な日なんですね。

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そして、『年神様』とは『素戔嗚(スサノオ)』の息子で、『大国主神オオクニヌシ)』は『素戔嗚』の腹違いの6代直系の子供です。

 

 

 

いわば、血の繋がったご先祖様。

 

 

 

 

さらに言うと、『素戔嗚』の娘である『須勢理毘売命スセリビメ)と、『大国主』が結婚しているので、義理の兄弟となります。

 

 

 

 

その『大国主』の息子が『建御名方』なので、ここで全てが繋がって来るわけです。

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(上記は『大国主神Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

また、『素戔嗚』と『天照大御神』の間の子である『天忍穗耳尊(アメノオシホミミ)』は初代『天皇』である『神武天皇』の高祖父になるので、いわば親戚関係であるんですね。

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(上記は『天忍穗耳尊』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

実際に、『現人神』と言われていたのは、『天皇』・『出雲大社』の宮司である『出雲国造』・『諏訪大社』の神職である『大祝』のたったの3人だけでした。

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(上記は『出雲大社Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

ここで共通している唯一の『神様』は『素戔嗚』ですが、『素戔嗚』と言えば『ヤマタノオロチ 』を倒して、『出雲の国』を平定したと言うのは、有名な話です。

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(上記は『素戔嗚』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

そして、『ヤマタノオロチ 』とは幾度と無く氾濫する『川』を表していると考えられています。

 

 

 

ヤマタノオロチ 』を漢字に直すと『八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知』など全てに『八』の字が入っているのが分かります。

 

 

 

『八』と言うのは、「無数の」と言う意味。

 

 

 

『8』を90°傾けると『∞』となりますよね。

 

 

 

 

そして、『ヤマタノオロチ』=『川』とは、幾つもの支流の川が集まり大河となって、度々その川が氾濫を起こし、人々を苦しめていたと言うこと。

 

 

 

だから『ヤマタノオロチ 』は8本の頭に、図太い胴体を持った『龍神』なんです。

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(上記は『八岐大蛇』 『国際日本文化研究センター』所蔵より引用。)

 

 

 

 

では、この地はどこの川かと言うと、『古事記』にしっかりと『出雲の肥河』と記載されています。

 

 

 

 

肥えた大河。

 

 

 

やはり『川』だったと言うことです。

 

 

 

 

そして、ここは現在の『島根県』の『斐伊川』。

 

 

 

 

関東地方に『荒川』と言う『川』が流れていますが、この『川』の周辺では、『氷川神社』と言う『神社』が分散しています。

 

 

 

 

その総本社となる『神社』が『武蔵国一宮 大宮氷川神社』で、主祭神は『素戔嗚』。

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(上記は『武蔵国一宮 大宮氷川神社』 『さいたま観光国際協会』より引用。)

 

 

 

 

この『氷川(ひかわ)』とは、『斐伊川(ひいかわ)』から来ているんです。

 

 

 

 

ねっ、これで全てが繋がったでしょ。

 

 

 

 

だから、こそ『水』と『龍神様』は切っても切れない関係なのです。

 

 

 

 

そう言えば、『鬼滅の刃』の主人公の『竈門炭治郎』は『水の呼吸』で『拾ノ型 生生流転』は『龍』が出ていたなぁ。

 

 

 

そして、その後『竈門炭治郎』は『日の呼吸』=『太陽』になっていたなぁ。

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(上記は『鬼滅の刃』より引用。)

 

 

 

 

『水』『龍神』=『素戔嗚』

『日(太陽)』=『天照大御神

 

 

 

その間の子は…。

 

 

 

 

『龍』は『皇帝の化身』で、現在『全世界』で唯一、『エンペラー』と称されているのが『天皇』。

 

 

 

 

夜に宇宙から『日本列島』を撮影してみるとこんな形に映ります。

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(上記は『NASA』撮影より引用。)

 

 

 

 

海=水に囲まれた『日本列島』はまさに『龍神』の形に見えるのです。

 

 

 

 

そして『日本』の国旗とは『日の丸』。

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(上記は『日本の国旗』より引用。)

 

 

 

 

まさに、『日本の象徴』である『天皇』を示していたのです。

 

 

 

 

古来からね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬のお風呂

2022年12月も15日を過ぎ、今年も残すところわずか半月となりました。

 

 

 

 

冬至』が近づくにつれて、日も暮れるのが早くなり、17時にはもう真っ暗な季節。

 

 

 

 

朝晩問わず、1日を通して寒くなってきましたね。

 

 

 

 

そんな身体が冷えきった時、なんと言っても幸せな時間を与えてくれるのが、お風呂。

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(上記は『日光旅ナビ』公式サイトより引用。)

 

 

 

身も心も温まって、その日の疲れを一気に吹き飛ばしてくれますよね。

 

 

 

 

 

でも、特に今の時期に気をつけなけばいけないのが『ヒートショック』。

 

 

 

 

『ヒートショック』はなんと、1年間に交通事故での死亡件数よりも、その倍近くの件数が報告されているくらい、身近に潜んでいるものなんですよ。

 

 

 

 

では、『ヒートショック』とはなんなのかというと、一般的には「急激な温度変化によって、血圧が急変するために、血管に負担がかかり、それによって『脳梗塞』や『心臓発作』・『失神』を引き起こしてしまう現象」のことです。

 

 

 

 

特に多いのが、お風呂の入浴時、トイレなどとなっています。

 

 

 

 

例えば、お風呂に入る時は暖かいリビングから脱衣所に移動し、服を脱ぎます。

 

 

 

この時、リビングの時は安定した血圧ですが、廊下や脱衣所の気温は寒くなるので血圧が一気に上がります。

 

 

 

 

そしてお風呂場に入って身体を洗っている時は余計寒いので、さらに血圧が上がってしまいます。

 

 

 

 

身体を洗い終わり入浴をすると温かいので、血管が拡張し、ここで血圧が一気に下がる。

 

 

 

という様な流れなんですね、『ヒートショック』というのは。

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(上記は『社会福祉法人 恩賜財団 済生会』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

この急激な血圧の変動によって、血管に負担がかかり『脳梗塞』や『心臓発作』などを引き起こしてしまうんです。

 

 

 

 

 

そして、特に注意しなければならない人と言うのが、

①65歳以上の高齢者

②高血圧・糖尿病・動脈硬化などの基礎疾患がある

③肥満・睡眠時無呼吸症候群不整脈がある

④浴室に暖房機器がない

⑤熱いお風呂や1番風呂が好き

⑥飲酒後に入浴する

⑦30分以上、入浴している

 

 

などです。

 

 

 

では、一体どの様な予防をすれば良いかというと、まずは浴室や脱衣所の温度を暖める。

 

 

 

次に、お風呂の温度設定を42℃以下にする。

 

 

 

出来れば、38〜40℃設定というのが理想的ですが、湯船が冷めて風邪をひいてしまってはもとも子も無いので、せめて42℃以下の温度設定だけは心掛けましょう。

 

 

 

 

また、湯船に浸かる時間も10分〜15分程度とすると、身体が芯まで温まりリラックス効果に繋がります。

 

 

 

 

逆に42℃以上の熱い湯だと、長く入っていられないため、リラックス効果が作用されないんですね。

 

 

 

また、食事後や飲酒後、医薬品を飲んだ後すぐの入浴は避けましょう。

 

 

 

食事後や飲酒後には血糖値が上がったり、飲酒後には血圧も一時的に下がってしまうためです。

 

 

 

 

血糖値や血圧が安定している時に入浴するのがベストタイミングなんですね。

 

 

 

 

さらに、入浴する際には「お風呂に入るよ〜!」と家族に一声かけましょう。

 

 

 

 

仮に入浴中に倒れてしまっても、「なんかお風呂に入っている時間長いなぁ。」などと異変に気づき、それによって命が助かる可能性がグッと上がるからです。

 

 

 

 

そして忘れていけないのが、入浴前と後に必ずコップ1杯の水を飲むこと。

 

 

 

 

意外と知られていないですが、浴室内での『熱中症』というのが事例として多く報告されているんです。

 

 

 

 

脱水症状にならないためにも、必ず入浴前後にはコップ1杯の水を補給して下さい。

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その他にもたくさんチェックリストがあるので、1度ご確認していただき、注意する様にして下さい。

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せっかくのリラックスが出来る『日本人』特有の習慣なのですから。

 

 

 

 

だから、出来ればシャワーだけで無くちゃんと湯船に浸かることをオススメします。

 

 

 

 

湯船に浸かることで、水圧によって自然と身体に圧がかかり、マッサージ効果も繋がっているんですよ。

 

 

 

 

特に、腰痛や肩こりなどをお持ちの方にはオススメです。

 

 

 

 

 

今年もあと数日、元気に大晦日を迎えたいですね。

 

 

 

 

2022年今年の漢字『戦』

2022年12月12日に『京都』の『清水寺』で、今年の世相を表す漢字一文字が発表されました。

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(上記は『清水寺東京スポーツより引用。)

 

 

 

 

その字というのが…。

 

 

 

 

『戦』

 

 

 

 

これは2001年以来2度目のことになります。

 

 

 

 

2001年と言えば、その後の世界情勢を一変した出来事、『アメリ同時多発テロ』があった年です。

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(上記は『アメリ同時多発テロ』写真 『ロイター通信』より引用。)

 

 

 

 

そして、今年も同じく世界を一変させる出来事がいくつも起きました。

 

 

 

 

 

間違い無く、『日本』も『戦』ということを意識した年となったでしょう。

 

 

 

 

 

思えば、今年は『北京 冬季五輪』から始まり

『ロシア』による『ウクライナ』侵攻。

 

 

 

夏には『参議院選挙』という戦いの最中、『安倍晋三』元首相が銃撃されるという痛たましい事件。

 

 

 

今年初めてから、『北朝鮮』からの弾道ミサイル発射。

 

 

 

 

このような出来事もあり、政府では『軍事費』増額が検討されています。

 

 

 

 

12月には新型コロナウイルス総感染者が『日本』の人口の4人に1人の割合にまでなりました。

 

 

 

 

感染者・濃厚接触者、そして全ての医療従事者いや、全ての人が感染しまい・感染したとて、必ず良くなると、そして相手を気遣い広めまいと常に戦ってきたと思います。

 

 

 

『韓国』では5年ぶりの『政権交代』、『イタリア』でも『政権交代』そして初の『女性首相』が誕生しました。

 

 

 

そして、現在催されている『カタールワールドカップ 2022』。

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(上記は『カタールワールドカップ2022』ロゴマークより引用。)

 

 

 

 

『日本代表』の選手たちの戦いによって、そしてその勝利によって『日本人』みんなが歓喜に湧きました。

 

 

 

 

 

そして、8ヶ月連続で過去最高を更新した『物価上昇』。

 

 

 

 

これは『円安』と世界的な『資源価格』の高騰によるもので、人々の暮らしに直結するものとなります。

 

 

 

 

電気代・ガス代の他にも食費や生活必需品、そのほとんどの物価が上昇し、日々どのようにやりくりしようかと、みんな常に戦っているのです。

 

 

 

 

一体、いつまでこの様な生活が続くのか…。

 

 

 

 

と考えてしまう方も多いと思いますが、もう少しの辛抱です。

 

 

 

これも間違い無く、戦っているんですよね、生き抜くために。

 

 

 

 

そんな悪い事が目についた2022年でしたが、来年こそはポジティブな漢字が選ばれて欲しいですね。

 

 

 

例えば『優』とか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北の玄関口

2022年もすでに3分の1が過ぎ、いよいよ本格的な年末年始へと近づいています。

 

 

 

 

大掃除や、『クリスマス』・『大晦日』・『正月』で使うの食材調達など何かとバタバタしている時期、まさに『師走』ですね。

 

 

 

 

『師走』とは「御坊さんもバタバタ走り周るくらい忙しい月」と言う意味です。

 

 

 

 

『日本』ではその昔『年末』になると各家庭で先祖の供養をするのが風習でした。

 

 

 

 

特に、『武士』や『商家』・『豪農』など裕福で代々続いている家庭では、先祖に対して「今年も見守って下さり、ありがとうございました。また、来年も『一家繁栄』を御守り下さい。」と言った供養をしていました。

 

 

 

 

そんな由緒ある家庭である檀家に頼まれたら、御坊さんも御経をあげに行くしかありません。

 

 

 

 

それが『年末』の12月に何件も続いたら、走り周るしかありませんよね。

 

 

 

今のように車や電車が無い時代なんですから。

 

 

 

 

だから、『師走』となったんです。

 

 

 

 

そんな御坊さんじゃなくても、慌ただしい時期に、最早『年末の風物詩』と呼ばれている場所があります。

 

 

 

 

 

それが『上野アメ横』。

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(上記は『上野アメ横商店街』公式サイト。)

 

 

 

 

そして、『上野アメ横』がここまで賑わいを見せているのは、ここ『上野』が『北の玄関口』だったからです。

 

 

 

 

『北の玄関口』と言うのは、東北地方や北陸地方などから東京に来る時の終点駅だった『上野駅』からです。

 

 

 

 

電車に乗って来て、そこから都内の目的地に向かうことからこのような通称になりました。

 

 

 

 

では、一体なぜ『上野駅』が終点駅となったのか。

 

 

 

 

それは『明治時代』初期の都市開発計画によってが理由となります。

 

 

 

『明治』と言う新しい時代に入り、『近代化』を目指していた政府は軍の拡張とともに、鉄道の全国的拡張を目指していました。

 

 

 

 

そんな中で、『西郷隆盛』率いる反乱士族による『西南戦争』が勃発。

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(上記は『西南戦争田原坂の戦い)』より引用。)

 

 

 

 

政府はこれを鎮圧こそしましたが、この時に莫大な費用と『明治維新の三傑』のひとり『西郷隆盛』を失います。

 

 

 

 

 

ちなみに、『明治維新の三傑』残り2人の『大久保利通』・『木戸孝允』もこの後、わずか8ヶ月で命を失います。

 

 

 

 

こうして、『幕末』から『明治』初頭を引っ張ってきた重要人物たちが相次いで死んだことで、名実ともに『明治時代』となり、その中で国民一体となって出来たスローガンが『富国強兵』でした。

 

 

 

 

「国を豊かに、軍事力も高める」をスローガンにしたこの『一大国家プロジェクト』。

 

 

 

でも、政府にはお金がありません。

 

 

 

ここで『伊藤博文』や『岩倉具視』など政府関係者が目をつけたのが、『国営』では無く『民営』にすること。

 

 

 

 

すなわち、企業によって鉄道を作らせることでした。

 

 

 

 

もちろん政府からの支援もあったので、『反官反民』とかたちとなった企業が、このおかげで次々と増えていくことになったのです。

 

 

 

そしてこの当時、『富国強兵』の『富国』の源は『絹』を海外に売り、儲けると言う目標と掲げていました。

 

 

 

その主要な拠点となったのが、『世界遺産』にも登録された『富岡製糸場』。

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(上記は『富岡市観光ホームページ』より引用。)

 

 

 

 

 

ここは、養蚕業・製糸業の国内最大、そして官営施設です。

 

 

 

ここで生産された『絹』は、海外に売って『日本』の資産にする『金の卵』。

 

 

 

 

だから『絹』を運ぶ鉄道も必要があった。

 

 

 

 

これに名乗り出たのが、『日本鉄道』(現『JR東日本』)であり、最初は『上野』−『高崎』間を開通させました。

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(上記は『JR東日本』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

もちろん、『半官半民』というかたちで。

 

 

 

 

その後、『日本鉄道』は『青森』や『新潟』方面まで延ばし、名実ともに『北の玄関口』となっていったのです。

 

 

 

 

さて、では一体なぜ『上野』までなのか疑問に思うのでは、無いですか?

 

 

 

 

実は、この当時『私鉄』は『東京市』の内側には入ってはいけないという規則がありました。

 

 

 

 

そう、『官営』以外の企業は『東京市』の内側に建設してはいけなかったのです。

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(上記は『東京市Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

だから、『上野駅』は、そもそも『東京市』の北の端に『東北』や『北陸』からの始終着駅はとして建設されたんです。

 

 

 

 

 

その理由は表向きには2つ。

 

 

 

1つは、『東京市』の外観をそぐわない様にするため。

 

 

 

もう1つは、当時の移動と言えば『馬車』が主流でした。

 

 

 

 

馬が汽車が通り過ぎるのを踏切で待っている時にビックリして暴れては困るということで禁止されていたんです。

 

 

 

 

とまぁ、これはあくまでも表向きの禁止。

 

 

 

 

本当は、いくら『半官半民』とは言え、実際には企業です。

 

 

 

政府としてはその権威を失いたくありませんでした。

 

 

 

また軍用施設の妨げにもなってしまう可能性があったために、こちら側にも気を使わなければならない。

 

 

 

 

だから、あえて『東京市』の内側には『私鉄』を通すのを禁止したんですね。

 

 

 

江戸城無血開城』後、『江戸』最後の決戦地の『上野戦争』。

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(上記は『上野戦争Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

敗北した『旧幕府軍』の残党が北へ北へと向かい『会津戦争』・『箱館戦争』と繋がり敗戦しました。

 

 

 

 

この意味がお分かりでしょうか。

 

 

 

 

そう、『新政府軍』に刃向かったのは、その残党及び、『会津藩』・『庄内藩』・『越後藩』を筆頭とする『奥羽越列藩同盟』だったからです。

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(上記は『奥羽越列藩同盟Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

だからこそ、『上野』の地で一旦足止めをさせたんですね。

 

 

 

 

つい最近まで…。

 

 

 

 

と、この様に『幕末』から『明治』に掛けて、深い歴史の闇の当事者となった地、『上野』。

 

 

 

 

昨今のコロナ禍で、観光客も減少し財政難にもなりつつあるようです。

 

 

 

 

制限が無い今、どの様に客を呼び寄せるかが課題となりますが、やっぱり『上野』は『江戸』の面影と、『昭和』の香りが残っている風情があって良い街だなぁと、常々感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の一皿®️ 2022

2022年12月6日、今年1年間に流行った『食』がなんだったのかを決める『今年の一皿®️ 2022』が発表されました。

 

 

 

 

今年を象徴は『冷凍グルメ』。

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(上記は『株式会社ぐるなび』より『今年の一皿®️』から引用。)

 

 

 

 

2020年から続く『コロナ禍』の中で、制限は無くなったとはいえ、未だ外食を控えている人が多い『日本』。

 

 

 

 

そんな中で、少しでも家庭内で美味しいものを食べたいけど、面倒な調理はちょっと…。などと言う方が多いと思います。

 

 

 

 

そこで各企業がお店の味そのまま、自宅のレンジでチンするだけで食べられるようにと、開発し提供出来るようなったのが『冷凍グルメ』です。

 

 

 

 

まさに、『企業努力』の賜物とも言える『冷凍グルメ』。

 

 

 

 

品質も落とさずに、現在の世界情勢の影響からのインフレが続く中での、お手頃価格。

 

 

 

 

本当に『日本人』の器用さ、そして『食』に対しての熱い思いが伝わります。

 

 

 

 

一昔前までは、『冷凍グルメ』なんて言葉自体が無く、『冷凍食品』と言われていました。

 

 

 

 

『冷凍食品』の代表的なものと言えば、餃子や唐揚げ、チャーハンに鍋焼きうどんとなりますが、『冷凍グルメ』は違います。

 

 

 

 

お寿司や刺身、中華料理やハンバーグ、ケーキまでもがあるのです。

 

 

 

 

それも調理から冷凍保存全てをお店で一括管理し、中には自動販売機でも買えるくらい高い技術を持った『冷凍グルメ』。

 

 

 

 

これを約15分〜30分程度、自然解凍しとけばすぐに食べられるなんて、素晴らしい。

 

 

 

 

帰宅してから、すぐに冷凍庫から取り出し、お風呂を焚いて湯に浸かり、サッパリした後にパジャマに着替えたその時間で、もう食べる事が出来るなんて、まさに『時短』ですよね。

 

 

 

 

現代に合った、現代ならではのと言うべき『冷凍グルメ』。

 

 

 

 

脱帽してしまいます。

 

 

 

 

 

 

冷凍と言うことで、保存性・フードロス削減の観点からも社会性に富んだ『冷凍グルメ』。

 

 

 

 

これからの『日本』の食文化を支える、ひとつとなってくることは間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

『特別賞』には『乳酸飲料』が選出されました。

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(上記は『株式会社ぐるなび』より『今年の一皿®️』から引用。)

 

 

 

 

 

これも、今年の顔と言っても過言じゃないほどのもので、なんと2022年ヒット商品第一位には『ヤクルト』から販売の『Yakut1000/Y1000』が選ばれたほどです。

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(上記は『Yakult』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

これは今までの『整腸作用』などに加え、現代社会の問題にも上がっている『睡眠不足』や『ストレス緩和』などのキーワードに沿って合わせた商品となっています。

 

 

 

 

みんなが疲れていると言うことと、より一層『健康思考』に『日本人』がなってきていると言うのが、分かりますね。

 

 

 

 

その他『ノミネート』されたのが『ガチ中華』。

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(上記は『株式会社ぐるなび』より『今年の一皿®️』から引用。)

 

 

 

 

これは『日本人』好みの味よりも、より本場『中国』の味にした『中華料理』です。

 

 

 

ちなみに本来、『中華料理』と言うのは『日本人』の口に合わせた料理であり、本場の味は『中国料理』と呼ばれています。

 

 

 

 

だから、『中華料理』は『中国風料理』と言う方が正しいんですね。

 

 

 

 

それが最近は海外旅行にも制限が掛かっている中で、本場の味を食べたいと言う思いから今年のノミネートとなりました。

 

 

 

 

もうひとつの『ノミネート』で、今後更に伸びるであろうものが、『プラントベースフード』。

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(上記は『株式会社ぐるなび』より『今年の一皿®️』から引用。)

 

 

 

 

 

これは読んで字の如く、植物由来の加工製品となります。

 

 

 

 

温暖化を防止するためのCO2削減のためにも、本物の肉よりも大豆や小麦などを加工した商品が増えてきており、環境問題にも効果的となります。

 

 

 

 

と言うのも、実は牛のゲップにはメタンガスが含まれており、その排出量は全温暖化ガスの中の5%。

 

 

 

 

牛のゲップだけで5%も排出量があるんです。

 

 

 

 

これを防ぐため、それから他にも『動物愛護』の観点からも現在、世界中で注目されている食料となっています。

 

 

 

 

もしかしたら、今後思いも寄らない食べ物が植物由来の加工製品だったなんて事があるかもですよ。

 

 

 

 

このように今年の顔となった食品たち。

 

 

 

 

来年は一体どんな物が『今年の一皿®️』に選ばれるか楽しみですね!

 

 

 

冷凍寿司、購入して『ハレの日』に食べようかなぁ〜。

唯一無二の食文化『和食』

普段何気なく私たち『日本人』が口にしている『和食』。

 

 

 

 

みなさんはどのようなイメージでしょうか?

 

 

 

 

世界で最もバランスの取れた食事というイメージです。

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(上記は『東洋経済オンライン』より引用。)

 

 

 

 

特に『日本』の朝食は最もバランスの取れた食事と称賛されており、2013年12月には『ユネスコ無形文化遺産』にも登録されています。

 

 

 

 

では一体、なぜ普段我々『日本人』が口にしている『和食』は世界で称賛されるようになったのでしょうか。

 

 

 

 

その1番の理由は『日本列島』の形にあるのです。

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(上記は『日本列島』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

正確には、『日本列島』の成り立ちになります。

 

 

 

 

『日本』は世界でも稀に見る『マントル』という『地球』の内部構造で、上の層である『プレート』が4つも重なっている場所。

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(上記は『マントルWikipediaより引用。)

 

 

 

 

ユーラシア大陸プレート』の東端と『北アメリカプレート』の南西端の2つの『プレート』の下に、『太平洋プレート』と『フィリピン海プレート』が沈み込む構造の位置となっています。

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(上記は『funq.jp 』公式サイトより引用。)

 

 

 

 

この4つの『プレート』の運動によって、『日本』の陸地がぶつかり合って隆起し、いまの『日本列島』が出来たんですね。

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(上記は『funq.jp 』公式サイトより引用。)

 

 

 

実際に『富士山』はプレート同士のぶつかり合いによって、『日本一』の標高になっており、それが世界で唯一の必然的に高くなった山だと言うことが判明しています。

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(上記は『山梨県』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

そんな押し寄せられた地形だから、中に中にへと押されていき、『日本の屋根』と呼ばれる『日本アルプス』など、さまざまな標高の高い山脈が生まれた訳です。

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(上記は『ぷりんときっず』公式サイトより引用。)

 

 

 

 

 

このように、出来上がった地形をした『日本列島』は陸地の7割が山林部となっており、急勾配です。

 

 

 

 

逆に言えば、残り3割が平野部でそこに人が住んでいることを考えると、それは『人口密度』が高くなるという事が分かりますね。

 

 

 

 

さて、そんな急勾配の山岳部に降り注いだ雨や雪が川に流れこんだら、どうなると思いますか?

 

 

 

カルシウムやマグネシウムが山や土地に浸透する前に流れてしまうのです。

 

 

 

 

だから、『日本』の水は『軟水』となっており、逆に緩やかに流れてる川が多い『ユーラシア大陸』はカルシウムやマグネシウムが浸透してしまい、『硬水』となるんです。

 

 

 

 

地質学者などの専門家の一部には、「『日本』の川の流れの速さは、まるで滝のようだ!」と評されるほど。

 

 

 

 

いかに『日本』の山が急勾配で、川の流れが速いかが分かる言葉ですね。

 

 

 

 

そんな『軟水』を、生まれた時から飲んで、料理に使っていた『日本人』だからこそ誕生した『和食』。

 

 

 

 

だからこそ、昆布や鰹節・椎茸などを使って『ダシ』をとるという行為が当たり前であり、それが伝統的な食生活となったのです。

 

 

 

 

事実、昆布を『軟水』ではしっかりと『ダシ』が取れ、『硬水』では取りにくいということが分かっています。

 

 

 

 

『硬水』だと、昆布のヌルヌルとした成分まで抽出してしまうんですね。

 

 

 

 

特に、『京都』や『大阪』など『関西地方』は『軟水』と言う事が分かっており、だからこそ『ダシ』の文化が広まったんです。

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(上記は『Scientistfic Reports 』掲載の『東京大学』発表より引用。)

 

 

 

 

 

逆に『日本』の中でも最も『硬水』の地域は『関東地方』であり、特に『埼玉県』や『千葉県』です。

 

 

 

 

これは、この土地が『関東ローム層』と言う石灰を含む地層となっているためで、だからこそ昆布+鰹節や椎茸など他の『ダシ』をプラスして補って、さらに『江戸時代』に醤油の発展によって、『関東風ダシ』が生まれたのです。

 

 

 

 

こうして、それぞれの地域にあった『水』を活かして続いた『ダシ』。

 

 

 

 

これを活かし続けたからこそ、唯一無二の食文化『和食』となって、『ユネスコ無形文化遺産』にまで登録されたのです。

 

 

 

 

こうしてみると、必然的だったんですね。

 

 

 

 

『和食』と言う食文化が生まれ、『旨味』と言う新しい『基本の味』が世界で認められたのは。

 

 

 

 

『歴史』や『地理』は面白い。

 

 

 

そして、『京都』や『江戸』が政治や経済の中心で、そこで発展していった『和食』はまさに『社会』そのものなのです。

 

 

 

改めて、『日本』と言う国は素晴らしい国だと実感しますね。

 

 

 

 

これから年末年始、何かと人と集まる機会が多いと思います。

 

 

 

特に最近では『正月』に『おせち』と言う風習も減りつつあります。

 

 

 

 

是非この機会に、『おせち』を通して『和食』とは何なのか、改めて振り返って欲しいと思います。

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魚の盛り付け

師走に入り気温も一気に寒くなる中、『冬』が旬の食材もたくさん市場にも出回るようになりましたね。

 

 

 

 

2022年(令和4年)もあと1ヶ月を切った中、『大晦日』や『正月』など『ハレの日』に向けてちょっと贅沢な料理をと構想を練っているのでは無いでしょうか。

 

 

 

 

中でも『ハレの日』に欠かせないのは、なんて言っても鯛。

 

 

 

 

これは「めでたい(鯛)」から来ている縁起物。

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ここで思ったのは、「何故、魚の盛り付けは頭が左なんだろう?」と…。

 

 

 

 

結論から言うと、『日本』には『左上位』と言う作法や礼法と言う伝統的な風習があり、それに沿って魚の頭を左側になったんです。

 

 

 

 

しかも、この風習は『飛鳥時代』からの伝統礼法となっています。

 

 

 

では一体、何故左側が上位なのかと言うと…。

 

 

 

 

それは『天皇』を中心とした時に、右手側にいる人に指示を出しており、そこから他の配下に指示が回ったからです。

 

 

 

よく、組織内で「〇〇の右腕」なんて言われる人は、その中でも特に優秀な人で、「〇〇の右に出るやつはいない。」なんて言葉もあるくらいですよね。

 

 

 

 

 

でも、これはあくまでも『天皇』側から見たもの。

 

 

 

これを自分たち側(正面)見ると、左側になるんです。

 

      正面

 

 

   

 

 

 右大臣       左大臣

 

     『天皇

 

 

 

と言う形です。

 

 

 

他にも、『天皇』が座る位置は、その場所が決して変わらない『北極星』と重ね、『不動の位置』として、『北側』と決まっています。

 

 

 

 

良く、スポーツの世界なんかで使われる「不動の〇〇」と言うのは、そのチームのエース級の人物を指す言葉ですよね。

 

 

 

 

そして『北側』に座る『天皇』から見ると、『太陽』が昇るのは左側になります。

 

 

 

 

『日出ずる国、日本』として、その中心となっていた『天皇』。

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(上記は『日本国旗』より引用。)

 

 

 

『太陽』の尊さから『左側』が上位となったんです。

 

 

 

 

と、このように 『左上位』と言う伝統礼法から魚の盛り付けも頭が左側になったんです。

 

 

 

 

そして、これに従って『日本食』でも主食であるご飯が左側になったんです。

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それからもう一つ。

 

 

 

 

『日本人』は右利きの割合が多い、と言うかつい最近まで左利きも右に修正されていたからです。

 

 

 

 

右利きの人が頭のついた魚を食べる時、頭が右にあると邪魔ですよね。

 

 

 

 

だから、左側になったんです。

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ちなみに、切り身の場合はふっくらとした腹側を左にします。

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(上記は『高島屋オンライン』より引用。)

 

 

 

 

これも右利きが食べやすいように工夫して、提供するための『おもてなし』の作法だったんですね。

 

 

 

そして、面白いのがこの盛り付け『日本』だけでは無く海外でも、その多くは頭や腹側が左側になっています。

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(上記は『ロンドンナビ』公式サイトより引用。)

 

 

 

と言うのも、その理由は宗教に関係しています。

 

 

 

特に『カトリック教』や『イスラム教』では左手は『不浄な物』や『悪魔の手』などと言われ、『忌み嫌う物』となっています。

 

 

 

 

だからこそ、世界的に見ても右利きが多いのかもしれませんね。

 

 

 

 

このように、さまざまな理由で魚の盛り付けは左側に頭や腹側になっていったんです。

 

 

 

 

魚の盛り付け、ひとつ取ってもその国の歴史を知る事が出来るなんて、やっぱり『食』と『歴史』は繋がっているんですね。

 

 

 

 

面白い‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

史上初快挙

現在、全世界で盛り上がりを見せている『FIFAワールドカップ カタール2022』。

 

 

『死の組』と言われたEグループと言われた中で、奇跡の『日本』は1位通過!

 

 

 

 

過去4回優勝し、5度目の優勝を狙う『ナツィオナルエルフ』の愛称で呼ばれる『ドイツ』。

 

 

 

FIFAランキング』では11位の『ドイツ』に対して、2-1と逆転勝利をしました。

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(上記は『フジテレビ』より引用。)

 

 

 

 

その後、2戦目は31位の『コスタリカ』との接戦で惜しくも惨敗。

 

 

 

 

そして第3戦目はあの『無敵艦隊』、『スペイン』。

 

 

 

 

FIFAランキング』7位の『スペイン』に劇的勝利を収めたのです!

 

 

 

 

まさに『ドーハの歓喜』‼︎

 

 

 

 

『日本』の底力を見せつけた結果となりました。

 

 

 

 

改めて、今回は様々な大番狂せや『史上初』と言われる出来事が多い『FIFAワールドカップ』になっていると実感しますね。

 

 

 

まず、何が『史上初』かと言うと、『アジア勢』で初めて『日本』が2大会連続、決勝トーナメントに進出出来たこと。

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(上記は『スポニチ』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

続いて、『日本』が『ワールドカップ』で『FIFAランキング』1桁の国を破ったのも『史上初』。

 

 

 

 

余談ですが、『ワールドカップ』での通算勝利数7勝はこちらも『日本』が『アジア勢』最多となりました。

 

 

 

 

と、ここまでは『スペイン』に2-1で劇的勝利をした『日本』の話をしましたが、他にもたくさんの『史上初』の出来事が起こっています。

 

 

 

 

まず、1つ目が『史上初』の女性審判員が主審を務めました。

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(上記は『NHK NEWS WEB』より引用。)

 

 

 

 

政治や経済社会ではすでに女性の働きが増えてきていますが、ようやくスポーツの世界でも、それが一般的になりつつあるんですね。

 

 

 

 

次の『史上初』は『ポルトガル』代表の「クリスチャーノ・ロナウド」選手が5大会連続でのゴールを決めたこと。

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(上記は『サンスポ』公式サイトより引用。)

 

 

 

 

4年に1度の開催となる『FIFAワールドカップ』で5大会連続ということは、単純に20年間ずっと代表として出場し続けて、そしてゴールを挙げているという事です。

 

 

 

それだけでも、快挙だと言う事が伝わってきますね。

 

 

 

 

さらには『史上初』の『イギリス』同志の対決。

 

 

 

いわゆる『英国ダービー』です。

 

 

 

 

『イギリス』と言うのは、正式名称は『グレートブリテン及びアイルランド連合国』で4つの国から構成されています。

 

 

 

 

FIFA』は基本的には1国1代表を原則としていますが、サッカー発祥の国、『イギリス』は『FIFA』創設前からすでに4国が連盟として設立していた為、そのまま4国の加盟が認められたと言う経緯があります。

 

 

 

 

そんな『イギリス』同志の対決、『イングランド』VS『ウェールズ』の試合は、3-0で『イングランド』が勝利し、そのまま決勝トーナメント進出を決めました。

 

 

 

 

 

 

 

そして不名誉な『史上初』を出してしまったのが開催国である『カタール』。

 

 

 

 

何が『史上初』なのかと言うと、これまでの全大会において、開催国はグループリーグを突破すると言うジンクスがありました。

 

 

 

 

さらに言うと、開催国の最初の試合は絶対に負けないと言うジンクスも追加であったんですが、今大会の開催国である『カタール』は、そのどちらのジンクスも破ってしまうと言う、不名誉な結果を残してしまったのです。

 

 

 

 

それもそのはず、『カタール』は2022年10月6日現在『FIFAランキング』で50位。

 

 

 

 

『ワールドカップ』には開催国も含めて32カ国しか出場枠が無く、その枠を目指して鎬を削って勝ち取った強豪国ばかりです。

 

 

 

 

それは太刀打ち出来ませんよね。

 

 

 

 

ただ、今大会では『カタール』と言う国自身にとってはどれだけ発展しているかを全世界に向けて、とてもなく良い意味でのアピールとなったはずですが…。

 

 

 

 

さて、『ワールドカップ』のジンクスと言えば、前年の『バロンドール』を受賞した選手の国は優勝出来ないと言われています。

 

 

 

 

そして2022年12月2日現在、去年の『バロンドール』受賞者の「ライオネル・メッシ」選手が所属する『アルゼンチン』は決勝トーナメントに進出する事が決定しています。

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(上記は『Goal.com』より引用。)

 

 

 

 

 

果たして、良い意味でそのジンクスを覆してくれるのか、そして『日本』は初の8位まで勝ち残る事が出来るのかが楽しみですね。

 

 

 

 

 

まだまだ寝れない日々が続きますが、体調管理をしっかりしつつ、応援していきましょう。

 

 

 

 

「頑張れ、日本ッ‼︎🇯🇵」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

The World Ahead 2023

先日、『イギリス』の政治経済誌である『エコノミスト』に毎年、年末恒例の『The World Ahead 2023』が刊行されました。

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(上記は『エコノミスト』より引用。)

 

 

 

 

都市伝説界隈では、色々な考察をされていますが、そのどれもが正直当たっているのか当たっていないのか、フワフワとした様子です。

 

 

 

何か、嘲笑うようね。

 

 

 

 

実際、私自身もそこまでの深読みは出来る訳ではありませんが、ただ分かっていることと、昨今の情勢で起こりえることを私なりに考察して行こうと思います。

 

 

 

 

結論から言うと、この表紙に載っている人物たちがそれぞれの国のトップからの『辞任』。

 

 

 

 

実際、『台湾』の『蔡英文総統』は党トップを辞任しました。

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さすがに、『総辞職』とまではしませんでしたが。

 

 

 

 

他の国のトップもいつ辞任するか分かったありませんね。

 

 

 

 

 

まずこの表紙で一番大きく載っている『ロシア』の『プーチン大統領』は、国内でも失脚や内戦・国家分裂の危機に発展する可能性があるなど報道されています。

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ウクライナ』の『ゼレンスキー大統領』の先日の『ポーランド』への誤爆情報。

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守るべき『NATO』側の『アメリカ』ですら、「あれはロシアから発射されたものでは無い。」と発言しています。

 

 

 

 

さすが中立している立場の国ですね。

 

 

 

 

そんな『アメリカ』の『バイデン大統領』は今年で80歳。

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2024年の大統領選挙、出馬も家族での話し合いで決めると発表しました。

 

 

 

やっぱり、それだけ負担がかかる職務ってことでしょうね。

 

 

 

 

事実、先日行われた『アメリカ』の『大統領中間選挙』では、現政権の『民主党』と野党第一党の『共和党』では、ほぼ僅差の投票結果となりました。

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(上記は『The Associated Press』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

そして、『中国』の『習近平国家主席』は現在、『ゼロコロナ政策』を推し進める中で、同国の人々は、日々積もりに積もった不満を異例の「白紙」を掲げながら『退陣』を求めるデモが各地で行われています。

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何も書いていないデモだからこそ、何に対して訴えているのかを見た目や証拠を残さないようにする、国民の巧妙な知恵ですね。

 

 

 

 

 

 

そして、『イタリア』の『メローニ首相』は、2022年10月22日に就任したばっかりの初の女性『首相』ですが、第一党になった『イタリアの同胞』は、『第二次世界大戦』以後、初の『極右政党』とも言われることもあります。

 

 

 

 

そして、その前の『極右政党』とは…。

 

 

 

 

ムッソリーニ』率いる『国家ファシスト党』。

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(上記は『ベーニト・ムッソリーニWikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

過去には彼を心酔しているような発言をしていた『メローニ首相』。

 

 

 

 

 

今の時代において党首になった事実、そしてこれが本当に良いのかどうなのかは、分かりません。

 

 

 

 

ただ、これが今現在の、そして『エコノミスト』に掲載されている人物たちの状況です。

 

 

 

 

 

そして、1つ気になるのが『ムッソリーニ』が『イタリア』を統治していた時代は『イタリア王国』でした。

 

 

 

 

今は、正式名称は『イタリア共和国』となります。

 

 

 

 

イタリア王国』と言う限り、『王様』が存在していたわけです。

 

 

 

 

そして、その『王位請求権』を持っている人物とは…。

 

 

 

 

『ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイア

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(上記は『ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイアWikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

彼は『イタリア王国』はもちろん、『エルサレム』の『王位請求権』も持ち合わせている人物です。

 

 

 

 

そんな彼が所属していた団体とは…。

 

 

 

 

 

フリーメイソン』の『イタリア本部』傘下…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ロッヂP2』

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さらに、この『エコノミスト』の前社長と言うのが先日亡くなった…。

 

 

 

 

 

 

『エヴェリン・ロバート・エイドリアン・ド・ロスチャイルド

 

 

 

 

 

そう、『ロスチャイルド家』なのです。

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(上記は『ロスチャイルド家紋』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

と、このように今回の『エコノミスト』である

『The World Ahead 2023』に掲載されている人物たち。

 

 

 

 

 

何かと不安要素がある人物たちばかりです。

 

 

 

 

もちろん、他にも注目する部分はあるのかも知れませんが、それは現代の最新の技術ばかり。

 

 

 

 

今後の世界には当たり前になってくる物ばかりです。

 

 

 

 

ただ1つだけ、分からないものが『ゼレンスキー大統領』の横にある『分子構造模型』みたいなもの。

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もしかしたら、これは『核兵器』に使われる『ウラン』や『プルトニウム』ではなく、何かの『遺伝子』なのかも…。

 

 

 

 

 

事実、2022年5月掲載の『エコノミスト』にはこんな表紙となっています。

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(上記は『エコノミスト』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

「小麦に髑髏」、そして題名は…。

 

 

 

 

「The coming food catastrophe 」。

 

 

 

 

意味は「来るべき食糧大惨事」…。

 

非常食用ポテトチップス

皆さんは普段、『ポテトチップス』をどのようなタイミングで食べていますか?

 

 

 

私は酒のつまみとして、良く食べています。

 

 

 

特に好きなのが「のり塩」、たまに食べるとめちゃめちゃ美味しく感じるのが「コンソメ」です。

 

 

 

一般的には『ポテトチップス』は太るから『悪』なんて言われる事も多々ありますが、実はそんな『ポテトチップス』が非常時にすごく役立つ物だったということをご存知でしょうか?

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(上記は『湖池屋 ポテトチップスのり塩味 防災用』より引用。)

 

 

 

『東京都板橋区』では、2021年2月16日に『湖池屋』と『東京家政大学』が連携し、『防災用ポテチ』として170袋を寄贈されて、推奨しています。

 

 

 

 

その理由は、まず第一に意外と『ポテトチップス』の栄養成分が高いこと。

 

 

 

 

 

脂質はもちろん、炭水化物・タンパク質・カリウムやリン・ビタミンB6やビタミンC・葉酸が入ってはいます。

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(上記は『カルビー』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

ここで、面白いのはビタミンB6含有量は100g当り0.5g含まれていること。

 

 

 

 

これは秋刀魚1匹分のビタミンB6含有量とほぼ一緒です。

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ビタミンCも100g当り15mgとなっており、これはトマトと同じ含有量となっています。

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さらにはミネラルウォーターと比べて、尿から排出されるビタミンCの量が少ないというのもわかっています。

 

 

 

葉酸では生のじゃがいもの2倍近くの100g当り100μgの含有量であり、『厚生労働省』が18歳以上の一般成人の葉酸摂取量は1日当り240μgとなっています。

 

 

 

 

『ポテトチップ』100gで1日の摂取量の半分近くが摂取できるなんて、予想外ですよね。

 

 

 

 

災害時などの『有事の際』に、『ライフライン』が絶たれた時、いかに栄養を補給出来るか、そこが重要なんです。

 

 

 

 

第ニに、お菓子であるが故に『有事の際』には精神的にも助けてくれてる事。

 

 

 

 

避難所など狭い空間で、何週間も非常食として定番のカンパンやレトルト食品などがずっと続くと、ストレスになってしまいます。

 

 

 

 

それを和らげてくれる効果もあるんです。

 

 

 

 

被災地では、こう言ったものが心身共に手助けしてくれるんですね。

 

 

 

 

第三に『ローリングストック』がしやすいこと。

 

 

 

 

『ローリングストック』とは、普段よりも少し多めに災害時など『有事の際』に備えて、食品を備蓄し、その備蓄食品の期限が迫ってきたら、食べてまた補充していくこと。

 

 

 

そうすることによって、備蓄食品も鮮度を保つことが出来、いざと言う時に『期限切れ』になっていたなんてないよう、経済的にも衛生的にも『内閣府』を始め、各省庁が推進しています。

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(上記は『農林水産省』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

子供のオヤツや酒のつまみとして、普段から買っては食べ、食べては補充している我が家は、ある意味では『ローリングストック』を知らず知らずにやっていたって事になります。

 

 

 

 

 

このように、『平時』も『有事』の時にも役に立つ『ポテトチップス』。

 

 

 

 

是非、備蓄のひとつとして買い足してはいかがでしょうか。

 

 

 

 

ただ、普段からそればかり食べてるとやっぱり身体には悪いので、それだけは気をつけて下さい。

 

 

 

 

なんでも、適量が最適ですよ!

 

 

 

 

 

 

 

抗原検査キット

2022年11月25日金曜日時点で、新型コロナウイルス感染者数は『東京都』では累計3,466,558人となりました。

 

 

 

2022年10月1日時点での『東京都』の人口は、14,040,732人ですので、約5人に1人の割合で感染者が出たことになります。

 

 

 

 

そんな中で3回目のワクチン接種数は9,034,145人、接種率は65.5%と『東京都』は発表しています。

 

 

 

 

年齢別に見ると俄然、20代〜40代の世代が多い中、乳幼児の感染者数も増えてきています。

 

 

 

 

保育園や幼稚園に通っているお子さんは、特に気をつけなければいけませんが、急に発熱するのが子供。

 

 

 

 

そんな時に役立つのが『抗原検査キット』なんです。

 

 

 

 

病院でも、中々取り合ってくれない中親御さんが一番不安になるのはコロナ感性しているかどうか。

 

 

 

陽性なのか陰性なのかだと思います。

 

 

 

 

その不安を少しでも解消してくれるのが『抗原検査キット』なんです。

 

 

 

 

ただし、これだけは絶対に守って下さい。

 

 

 

 

『抗原検査キット』は国が承認した『体外診断用医薬品』または『第1類医薬品』を選んで下さい。

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(上記は『厚生労働省』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

インターネットでの購入が可能になった昨今、一体何を買えば良いか分からないと思います。

 

 

 

 

 

だからまず、自分で調べてみるのが必要なんです。

 

 

 

 

厚生労働省』で承認されていない検査キットは『研究用』と表示されているので、間違って買わないように注意して下さい。

 

 

 

 

また、『厚生労働省』では承認されている『抗原検査キット』も随時更新しています。

 

 

 

出来ればそちらも一度ご確認ください。

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(上記は『厚生労働省』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

この中であれば、国から承認されているので、もし『陽性反応』がでた場合でも、すんなりと進むと思います。

 

 

 

 

逆に言ったら、この中以外だと承認された検査キットを購入し、検査して下さいと言われてしまうんですね。

 

 

 

だからこそ、しっかりと調べてからやらなきゃいけないんです。

 

 

 

 

皆さんもお気をつけてください。

 

 

 

 

でも、

日本刀の重量

2022年の『大河ドラマ』も終盤をそろそろ迎える中、2023年の『大河ドラマ』の情報も少しずつ報道がされています。

 

 

 

そこで毎回感じるのが、現代人と武士との違い。

 

 

 

 

もちろん、現代のように自動車やスマホなど便利な物はひとつも無い中、何を目的に仕事をしているか。

 

 

 

 

それは、『剣術』です。

 

 

 

 

その『剣術』の稽古は基本的には『木刀』を振ってのものになります。

 

 

 

 

いわゆる『素振り』ってやつですね。

 

 

 

 

では、実際の『日本刀』とは一体どのくらいの重量だったのか。

 

 

 

 

その重量はなんと、1kg以上。

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(上記は『三日月政近』 『東京国立博物館』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

1kg以上もする『日本刀』をいつ何時でも、敵からの攻撃に対して対応出来るように、日々鍛錬する、それが武士の仕事なのです。

 

 

 

 

 

『江戸時代』末期、長州藩土佐藩など『尊王倒幕派』を弾圧し恐れられていた『新撰組』。

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(上記は『新撰組Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

その中心となるのは局長である「近藤勇」や副長の「土方歳三」ですが、彼らの道場である『天然理心流』は、普段からその稽古での『木刀』の重さを『日本刀』と変わらない重量にしていたのです。

 

 

 

 

そして、『天然理心流』の門下生は『新撰組』では、総長「山南敬助」・1番隊隊長「沖田総司」などがおり、中でも「沖田総司」はその中でもダントツの強さだったと言われています。

 

 



だからこそ、『日本刀』をあんないとも簡単に使いこなし瞬足の得意技、「三段突き」もなし得たんでしょうね。

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(上記は『るろうに剣心』より引用。)

 

 

 

 

 

実際、現在『天然理心流』で使用されている専用の木刀は、その重量が1.4gもあるんです。

 

 

 

 

『日本刀』よりも重い『木刀』で稽古してたら、そりゃ簡単に『真剣』を持ったら軽々しく扱えますよね。

 

 

 

 

さて、現在『財団法人 全日本剣道連盟』の剣道の試合、審査の『竹刀』の長さ・重さが年齢別に定められています。

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(上記は『財団法人 全日本剣道連盟

 

 

 

 

これを見ると分かるように、一般男性の『竹刀』の規定重量は510g以上となっています。

 

 

 

 

もちろん『木刀』も昇段審査の時には、『竹刀』とほぼ変わらない重量で臨んでいる選手がほとんどです。

 

 

 

 

当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

 

 

 

なぜなら、今は『日本刀』を振り回して食ってくる時代では無いから。

 

 

 

 

だからこそ、『日本人』の本質である『心・技・体』そして礼儀が求められているのです。

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『TOKYO 2020』の記念金貨にもデザインされているように。

 

 

 

 

ここで面白い『日本刀』の話をひとつ。

 

 

 

 

『日本刀』には数ある中でも特に名刀と呼ばれる『天下五剣』が存在します。

 

 

 

これは『国宝』の『三日月宗近』・『童切丸安綱』・『大典太光世』の3つと、『重要文化財』の『数珠丸桓次』。

 

 

 

この4本の『日本刀』はしっかりと『国指定』の物となっていますが、最後のひとつ『鬼丸國綱』のみが何も指定されていません。

 

 

 

 

その理由は、『皇室』の私有財産である『御物』となっているから。

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(上記は『鬼丸國綱』 『刀剣ワールド』より引用。)

 

 

 

そして何よりも、この『日本刀』を所持していた人物たちの経緯が面白いのです。

 

 

 

 

まず最初が『鎌倉時代』の『北条得宗家』。

 

 

その後『元弘の乱』によって『北条得宗家』が滅ぼされた際に『家宝』であったこの『日本刀』が「新田義貞」の手に渡り、さらに「足利尊氏」と対立して、「新田義貞」が負けたことによって、「足利氏」の『家宝』となりました。

 

 

 

その後「足利尊氏」は『室町幕府』を成立。

 

 

 

室町幕府』最後の将軍「足利義昭」まで所持し、「織田信長」に譲渡。

 

 

 

 

織田信長」が「豊臣秀吉」に譲渡し、「豊臣家」へと渡りますが、『大阪の陣』で『徳川幕府』を成立・基盤を作った「徳川家康・秀忠」親子の物となります。

 

 

 

 

その後、『刀剣』鑑定の名家である『本阿弥家』に預け、『明治時代』に入り、『明治天皇』へと献上され、『皇室』の私有財産となったのです。

 

 

 

 

いわば、『日本』の歴史に登場する重要人物たち全てが手にしていると言うことですね。

 

 

 

 

 

『日本刀』が歴史を語っているとはまさにこの事です。

 

 

 

 

その他4本にも面白い歴史があり、それぞれが『日本』の歴史を見てきている名刀となります。

 

 

 

 

そんな『日本刀』、今では使い熟せる人は一握りもいませんが、機会があれば是非その重さと切れ味を実感してみて下さい。

 

 

 

 

やっぱり、木刀での素振りは大事かなぁ〜。