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『世界最古の国』日本

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パスタの由来

『夏』に入り本格的な暑さが始まりましたが、体調管理だけは十分に気をつけていますでしょうか?

 

 

 

 

この暑さで、中々思うように食事が出来ない方や、料理も億劫になってしまいがちなこの季節。

 

 

 

 

 

 

 

さらには物価上昇のこのご時世。

 

 

 

 

 

そんな中でもオススメな食べ物が『パスタ』。

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(上記は『馬車道』『ペスカトーレ』より引用。)

 

 

 

 

 

 

と言うのも、『パスタ』は値段の割には、1袋の量が結構入っていて、コンビニだと400gの袋で170円前後という安さ。

 

 

 

 

基本、1人前当たり100gだとすると、1食当たり42.5円しか行かないんです。

 

 

 

 

 

もちろん、スーパーやドラッグストアなどではもっと安く手に入る場所もたくさんあり、日持ちもするので『非常食』としてもオススメです。

 

 

 

 

 

さて、そんな『パスタ』ですが、『パスタ』と『スパゲッティ』の違いってお分かりですか?

 

 

 

 

 

イメージだと『パスタ』と言うと、ちょっと小洒落た『イタリア料理』と言う感じで、『スパゲッティ』と言うと、一般家庭で食べるような感じがしますよね。

 

 

 

 

 

でも、実は『パスタ』とは『イタリア』では麺食品、全ての総称だったんです。

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だから、『マカロニ』も『ラザニア』も、も『ペンネ』も『スパゲッティ』も全てが『パスタ』と分類されるんです。

 

 

 

 

 

 

その中でも、細い紐状のものを『スパゲッティ』と呼びます。

 

 

 

 

 

『日本』には昔から『蕎麦』や『うどん』が食されていたため、『スパゲッティ』は馴染み深く、受け入れやすくなっていたため、こちらの方が主流になっていったんですね。

 

 

 

 

 

さて、そんな『スパゲッティ(パスタ)』ですが、さまざまな種類が存在しています。

 

 

 

 

 

トマトベースを使ったり、魚介類を使ったり。

 

 

 

 

それから、見た目は似ているのに名前が違ったりとややこしい時があると思います。

 

 

 

 

でも、実はその種類の名前の由来は至ってシンプルで、それを一度覚えてしまえば、そう簡単に間違えなくても済むんです。

 

 

 

 

 

と言うのも、例えば『日本人』の大人から子供までみんな大好き、『ボロネーゼ』。

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(上記は『スパゲッティ』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

この名前の由来は『イタリア』北部にある都市『ボローニャ』からになります。

 

 

 

 

そして、それとほぼ同類の『ミートソース』。

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これは『イタリア』から『アメリカ』に渡り、その後、前後に『GHQ』の駐留軍とともに、『日本』に伝わり、『日本人』に定着していきました。

 

 

 

 

似たようで似て無い『ボローニャ』て『ミートソース』ですが、作り方も若干異なり、本場『イタリア』の『ボローニャ』の方は、刻んだタマネギやセロリ、『トマトペースト』をオリーブオリーブで炒め、じっくりと焼いた挽肉を『ワイン』を素材に汁気が無くなるまで煮詰めた料理になります。

 

 

 

 

 

 

反対に『ミートソース』は工程はほとんど同じですが、『トマトペースト』では無く、『トマトケチャップ』を使い、そこに砂糖やウスターソースなどで甘味を足した味付けの料理となります。

 

 

 

 

 

一説では、『アメリカ』の国民の大半が『トマトケチャップ』は『野菜』だと思っているなんて都市伝説があるほど。

 

 

 

 

実際、『レーガン』政権下には『トマトケチャップ』を『野菜』として認定するなどの法案があがったり、2011年の『オバマ』政権下では『トマトソース』が入っているからと言う理由から『ピザ』を『野菜』だと合法的にカウントされるようになりました。

 

 

 

 

 

恐るべし、『アメリカ』…。

 

 

 

 

 

 

そんな『トマトケチャップ』をベースにした『ミートソース』。

 

 

 

 

戦後間もなく、物資の少ない『日本』で、駐留軍兵士が持ってきた『野菜(トマトケチャップ)』を使った『スパゲッティ』だからこそ、『学校給食』や『食堂』でも出されるようになり、定着していったと言う歴史があったんですね。

 

 

 

 

 

次に人気な『カルボナーラ』。

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(上記は『スパゲッティ』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

カルボナーラ』はチーズやベーコン・たまご(黄身や全卵共に)や『胡椒』、生クリームを使った料理とイメージがあります。

 

 

 

 

 

でも、実は『カルボナーラ』の名前の由来は、『炭焼職人』と言う意味から来ています。

 

 

 

 

 

『炭焼職人』の手からポロポロと落ちる『炭』を『胡椒』と見たたてて、この名前になったと言われいます。

 

 

 

 

だから、『胡椒』がふんだんにかかっていれば『カルボナーラ』と言う料理は成り立つんです。

 

 

 

 

ただ、それだけでは絶対に美味しくないので、やっぱりベーコンやチーズ・たまごは必要となってきますけどね。

 

 

 

 

 

次は『ペペロンチーノ』。

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上記は『スパゲッティ』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

『ペペロンチーノ』というのは略語で、本当の名前は『アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ』といいます。

 

 

 

 

 

その意味は『アーリオ=ニンニク』、『オリオ=オイル(オリーブオイル)』、『ペペロンチーノ=唐辛子』となります。

 

 

 

 

まさに名前通りと言う感じの料理ですね。

 

 

 

 

だから、単に「『ペペロンチーノ』が食べたい!」と言うと、「『唐辛子』を食べたい!」と言ってることになるので、お気をつけを。

 

 

 

 

唐辛子だけ食べたいやつって、ヤバイやつですよね…。

 

 

 

 

 

 

その次は二枚貝がふんだんに入った『ヴォンゴレ』。

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上記は『スパゲッティ』Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

 

これも名前は単純で『イタリア語』でアサリやハマグリなど二枚貝のことを「ヴォンゴラ」と呼び、その複数形になります。

 

 

 

 

 

だから、『パスタ』の色が白くても赤くても、二枚貝を使っていれば『ヴォンゴレ』になるんですよ。

 

 

 

 

ジェノベーゼ』はバジルコを使った料理になりますが、これも『ボロネーゼ』と同じで、『イタリア』の『ジェノバ』発祥の地というのが由来になります。

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(上記は『エスビー食品』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

そして、最後にご紹介するのが『ペスカトーレ』と『アラビアータ』の違い。

 

 

 

 

これはどちらも、『トマトペースト』を使った『パスタ』ですが、その違いはその中身になります。

 

 

 

 

ペスカトーレ』とは『イタリア語』で『漁師』と言う意味。

 

 

 

 

だから、『トマトベース』で魚介系を使った『パスタ』だと、『ペスカトーレ』となります。

 

 

 

 

一方、『アラビアータ』とは『トマトベース』に『唐辛子』を使った『パスタ』のことで、意味も「怒りんぼう」となります。

 

 

 

 

怒ったときの「カッカとする」のと、『唐辛子』を食べた時の「カッカとする」と言うのが、『イタリア』では、同じ意味合いを連想して、この名前になったんでしょうね。

 

 

 

 

だから、『ペスカトーレ』に『唐辛子オイル』や『唐辛子ソース』をかければ、とたんに『アラビアータ』に変貌するんですよ。

 

 

 

 

 

 

さて、今日は7月7日『七夕』の日です。

 

 

 

 

『七夕』の日は伝統的に『日本』では『素麺(そうめん)』を食べる風習があります。

 

 

 

 

 

この機会に、普段の『スパゲッティ』を『素麺』に変えて、『パスタ風』の料理を作って楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

きっと、いつもとは違った味わいになり、思い出にもなりますよ!