台風14号が過ぎ去り、急に朝晩と冷え込むようになったこの季節。
体調管理が難しい時期となりました。
特に高齢者や小さな子供には気をつけてないと、そのまま風邪をひいてしまったりするので、注意が必要となります。
昔から「暑い・寒いも『彼岸』まで。」とは良く言ったもので、まさにそんな気候となっています。
この急に寒くなった季節にオススメしたいのが、秋から冬に旬な食材を食べること。
と言うのも、この季節に旬な食材は「身体を温める効果」があるからなんです。
(上記は『(株)リライアンス コスモス薬局グループ 』 公式ホームページより引用。)
例えば、果物だったらリンゴ。
『日本』ではリンゴの生産地として有名なのは「青森県」や「長野県」ですが、どちらも寒い地域です。
寒い地域だから、身体を温める食べ物の生産量が多く、よく食べられている。
理にかなっているんですね。
「リンゴを食べると医者いらず。」とはよく言ったものです。
リンゴに関することわざは、『日本』だけに留まらず、世界各地にあると言うのだから、どれだけリンゴが健康に良いかと言うのがわかりますね。
その他にも、果物だったらブドウやサクランボ、イチジクなど。
野菜ならニンジン、ニンニク、ネギにニラ、
タマネギが身体を温める食べ物になります。
ニンジン・タマネギといえば「北海道」のイメージですし、ニンニクも「青森県」のイメージです。
やはり寒い地域に根付いた食べ物だったんですね。
そんな身体を温める食べ物の中でも、最強の食べ物というのが生姜なんです。
(上記は『コスモス食品』公式ホームページより引用。)
『農林水産省』でもその効能についての質問に答えるほど。
そしてこれからの季節、これらを合わせた食べ物としてオススメなもの。
それが味噌ラーメンと餃子セット。
(上記は『北海道らーめん味源』「味噌ラーメン」「餃子」より引用。)
味噌ラーメンにはネギやニンニク、生姜が入っているし、豚肉(チャーシュー)も身体に良い食べ物です。
さらに、餃子に生姜・ニンニク・豚肉と付けダレには醤油にラー油を使うのが一般的です。
ラー油はごま油に唐辛子を加えて加熱し、油に辛味を加えた香味油なので、それだけで身体がポカポカしてきますよね。
そして極め付けは、実は味噌や醤油も身体を温める食べ物のひとつなんです。
だからこそ、冬が寒い地域のご当地グルメ「北海道ラーメン」が味噌ラーメンで、「旭川ラーメン」は醤油ラーメンなんですね。
やっぱり理にかなっている食べ物だったという訳です。
余談ですが、「札幌市」や「旭川市」とほぼ同じ緯度は『フランス』では「マルセイユ」・『イタリア』では「フィレンツェ」になります。
それより少し下の「函館市」が『イタリア』の「ローマ」、『アメリカ』の「シカゴ」や「ニューヨーク」、『スペイン』の「バルセロナ」になっています。
どこも冬には雪が降っているイメージですよね。
「ローマ」や「バルセロナ」は少し意外でしたが。
『イギリス』の「ロンドン」、『フランス』の「パリ」なんかはもっと北に位置しています。
だから『ヨーロッパ』は石造りの建造物が多いんですね。
その寒さを凌ぐために。
逆に『日本』の首都は明治までは「京都」、それ以降は「東京」です。
そして緯度は、『ヨーロッパ』の都市よりも遥かに南側。
さらには、『高温多湿』の気候。
だから、木造建築になったんですね。
その土地の歴史を見ると深い。
食べ物も、建物も、世界が何故このような構図になっているかは、こんな所からも学ぶことができます。
だから、『石工職人』は『ヨーロッパ』発祥だったんだぁ。
『石工職人=フリーメイソン』
りんごは?…。