2022年6月に『日本』では、観測史上最短の『梅雨明け』、『夏』を迎えました。
そして、何よりも急な気温の高さ。
本来であれば、『梅雨』の時期に少しずつ気温が上昇し、それにつれて体も慣れてくるはずの季節なのに、もうすでに40℃を超えている地区もあるくらいの『日本』。
さらにはコロナ禍によって『マスク』着用を任意ではありますが、義務づけられたりしてそれは『熱中症』になりますよ、と言った具合です。
そんな中、政府は『環境省』・『厚生労働省』を主体に『新しい生活様式』と言うものを発表しました。
(上記は『環境省』・『厚生労働省』公式ホームページより引用。)
その内容は、「屋外では人と人との距離を十分に保った上なら、熱中症を防ぐために、マスクをはずしましょう。」と言うもの。
さらに、マスク着用時には
①激しい運動を避ける。
②こまめに水分を補給する。(これは、喉が乾いていなくても)
③高温多湿の時は特に注意が必要です。
となっています。
今まで、あれだけ意識してマスク着用を心掛けていた生活から一変、この急激な暑さに対応するためにとの予防対策になります。
(上記は『環境省』・『厚生労働省』公式ホームページより引用。)
具体的な例としては、屋外では十分な距離(2m以上)を確保していれば、マスクの着用は必要が無いということや、家族でのお出掛けの際でも、家族間のみの接触であればマスク着用は必要は無いといったものです。
また、公園などでのウォーキングやランニング、サイクリングなどでもマスクは必要が無いとしています。
さらには、通勤通学の際でも屋外であれば、徒歩や自転車などで、人とすれ違う場合であってもマスク着用は必要無しとなりました。
そして、屋内についてもほとんど会話の無い、図書館や美術館などはマスク着用必要無しとする一方で、やはり買い物や電車の中などでは、マスク着用を推奨しています。
(上記は『厚生労働省』ホームページより引用。)
どちらにしても、マスクの所持は必要と言うことですね。
こういった経緯から、『文部科学省』でも新たな動きを示しています。
例えば、基本的な感染対策としては引き継ぎ、継続はするものの、体育の授業や運動部活動の活動中、登下校の際には、熱中症対策を優先的に行い、児童生徒に対してマスクを外すように指導すること。
その上で、十分な距離を取ったり教室内でも換気を徹底するなどの、ガイドラインを踏まえた取組みを工夫して必要な対応をすることと指示が出されています。
(上記は『文部科学省』公式ホームページより引用。)
これに伴い、保育園や幼稚園の未就学児でも2歳未満の乳幼児は、継続してマスクの着用は推奨しない事となりました。
また、2歳以上の幼児についても、マスクの着用は一律では求めず、ケースバイケースで施設管理者の判断により、着用を求める可能性もあるとなりました。
(上記は『文部科学省』公式ホームページより引用。)
このように、大人も子供も熱中症対策をしっかりと取って生活をしていくことが必要と政府からも要請があります。
この他にも『厚生労働省』はさまざまな『新しい生活様式』について、実践例を挙げているので、ぜひ一度ご覧下さい。
(上記は『厚生労働省』公式ホームページより引用。)
ここで少しウソのような本当の話がありまして、平成17年(2005年)から『環境省』が、主体となり政府が推奨する『クールビズ』。
中でも代表的な「冷房時の室温28℃設定」。
『環境省』は2005年から毎年、この温度を推奨してきましたが、実はこの温度設定、科学的根拠は全く無いそうです。
むしろ、なんとなくの目安として28℃という温度でスタートしたのが、独り歩きをし、このような事になったと、2017年に当時の『副法務大臣』が発言しています。
今まで、暑いのを我慢していたこの数年間はいったい、なんだったんでしょうね。
それよりも、熱中症になる方が人体にとって多大な影響があると言うことなのでしょう。
でも、私に限ってと思っている方も多いと思いますが、熱中症って本当にヤバイんです。
例えで言うなら、「熱中症は脳や内臓が、体内でゆで卵たまごになったようなもの。」と専門家はおっしゃいます。
生卵が一度、ゆで卵になってしまうともう二度と生の状態には戻りませんよね。
それと一緒で、熱中症の重度になってしまうと体内の臓器が固くなり、もう二度と戻ることは無いのです。
だから、気をつけなければいけないのです。
ましてや、判断の出来ない子供たちには、大人がしっかりと見守ることが重要!
現在、新型コロナのオミクロン株の進化版がまた、感染力を強め、感染者数も日に日に増加傾向にあります。
さらに、『サル痘』と言うまた違う感染ウイルスが世界で広まりつつあります。
(上記は『NHK』より画像編集 引用。)
特に感染しやすいのは、子供と言うことと、マスク着用が予防になると『WHO』も報告をあげています。
そんな、今の現代社会。
いかに、対応し上手く付き合っていくかが重要なんですね。
『未来のために!』