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『世界最古の国』日本

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カフェイン

ジメジメとした時期になり、関東地方もいよいよ本格的な『梅雨入り』となりました。

 

 

 

 

そんな中で、昼間と夜の気温差で寝れなくなったりなど、いわゆる『夏バテ』の症状がある方も多いと思います。

 

 

 

 

 

 

そして、その症状から「寝不足」になり、それを解消するために『カフェイン』を摂取するなんて方も多いのでは無いでしょうか?

 

 

 

 

 

または、季節に関係が無く常時『カフェイン』を摂取している方もたくさんいると思います。

 

 

 

 

 

これ、実は摂取しすぎるとヤバイんです。

 

 

 

 

 

 

何がヤバイかと言うと、最悪の場合「死」に至る事になってしまうんです。

 

 

 

 

 

 

近年では、特に若者(10代〜30代)の間で『エナジードリンク』と言うのが流行ってますよね。

 

 

 

 

 

『WHO(世界保健機関)』などでは、1日の『カフェイン』摂取量を、健康な成人で400mgとしています。

 

 

 

 

 

また、妊婦や授乳中の女性には胎児・もしくは乳児への健康に悪影響がある可能性があるとして、1日の摂取量を最大で300mgまでにすべき制限されており、『イギリス』では、さらに厳しい200mgまでとなっています。

 

 

 

 

 

 

さらに『農林水産省』の調べによると『カナダ』では、4〜6歳のこどもは1日当たり45mg、7〜9歳のこどもは1日当たり62.5mg、10〜12歳のこどもは1日当たり85mgまでと注意喚起しています。

 

 

 

 

 

 

では一体、何にどのくらいの量の『カフェイン』が入っているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

コンビニや自販機などで販売しているレギュラーサイズの缶コーヒー。

 

 

 

 

それが1本185mlになります。

f:id:TOTAN:20210617020506j:image

(上記は『サントリー』「ボス レインボーマウンテン」参照。)

 

 

 

 

 

農林水産省』・『厚生労働省』の公表によると「コーヒー」100ml当たりに60gの『カフェイン』が含まれています。

 

 

 

 

 

 

と言うことは、レギュラー缶コーヒー1本(185ml)で111gの(カフェイン)が含まれているって事になりますね。

 

 

 

 

 

 

1日の『カフェイン』摂取量が400gまでだとすると、3.6本までしか飲まない方が良いという事になります。

 

 

 

 

 

 

さらに『カフェイン』は「コーヒー」以外にも「コーラ」や「お茶」・カカオを原料とした「チョコレート」などにも含まれているので、これらを摂取したら、さらに少ない本数しか飲めないという事になります。

 

 

 

 

 

ちなみに、『日本コカ・コーラ株式会社』によると、「コーヒー」100ml当たりの『カフェイン』量の6分の1と公表しています。

 

 

 

 

 

 

ということは、単純計算で100ml当たり10gの量が入っているということになりますね。

 

 

 

 

 

だとしたら、500mlで50gの『カフェイン』量ということになります。

 

 

 

 

 

 

朝に缶コーヒー1本、休憩中に「コカ・コーラ」1本を飲んでいたら、それだけで161gの『カフェイン』を摂取していることになるんです。

 

 

 

 

 

さらに、食事に「お茶」を飲んだり、おやつに「チョコレート」をかじったりなどしていたら、あっという間にその数値を越えてしまうことになるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

えっ、「お茶」にも『カフェイン』が含まれてるの?と言う方、『農林水産省』が平成27年12月25日に作成し、令和3年5月27日に更新した参考表に目をお通しください。

f:id:TOTAN:20210617023553j:image

(上記は『農林水産省』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

 

そして、ここである事に気付きました。

 

 

 

 

 

 

それは、缶コーヒーにはほとんどの場合、成分表示に『カフェイン』が記載されていないと言う事です。

 

 

 

 

 

 

なぜかと言うと、『カフェイン』は「コーヒー」の原料となる「コーヒー豆」の中から抽出される成分だったからです。

 

 

 

 

だから、そもそも「コーヒー」=『カフェイン』だったんです。

 

 

 

 

 

「Cafe in 」=「コーヒーの中の成分」って事ですね!

 

 

 

 

 

 

そしてもう1つ。

 

 

 

 

なぜか『WHO』や海外、特に『ヨーロッパ諸国』や『アメリカ』などの国際機関では、正式な注意喚起が示されているんですが、『日本』では正式なものが無いんです。

 

 

 

 

もちろん、『カフェイン』を多く添加したものを表示した『ガイドライン』はあり、それによりこどもや妊婦・授乳中の方などに対して控えるよう注意喚起はしていますが…。

 

 

 

 

 

不思議とね…。

 

 

 

 

 

『WHO』や他の諸外国が公表している制限数を参考にすれば良いということなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

国によってその数値はバラバラで『WHO』の注意喚起よりも、さらに下の数値を制限している国もあると言うのに。

 

 

 

 

 

 

では、一体『カフェイン』を過剰に摂取しすぎると、どんな健康被害があると思いますか?

 

 

 

 

 

 

まず一番に思いつくのは、脳などの中枢神経系が刺激されて寝れなくなる(不眠)こと。

 

 

 

 

 

そして、それによる影響でめまい・吐き気・心拍数の増加や興奮したり、不安になったりなどさまざまな症状を引き起こします。

 

 

 

 

 

さらに、妊婦や授乳中の方が過剰摂取をすることで、自然流産や低体重での出産・成長過程が遅くなるなどと言う報告も上がっています。

 

 

 

 

 

だから、注意喚起をしているんです。

 

 

 

 

 

もちろんこれに関しては、『日本』も同様に注意を促しています。

 

 

 

 

 

 

 

と、ここである興味深い報告があります。

 

 

 

 

 

『カフェイン』を毎日摂取する10名と、摂取しない10名で10日間の実験をした結果、脳の中枢神経系の一部の「灰白質」に影響を与えていると言う結果になりました。

 

 

 

 

 

さらに、そのなかでも特にはっきりと目立ったのは、記憶力に不可欠な「海馬」を含む右内側側頭葉の体積が減ったというものでした。

 

 

 

 

 

ただ、『カフェイン』摂取をやめて10日ほどで体積は戻ったようなので、今後は『カフェイン』摂取自体がどのような影響を与えるいくかが研究課題となると、この研究の代表の博士は発言しています。

 

 

 

 

 

 

 

また、『米国疾病予防管理センター(CDC)』は『カフェイン』を多く含む、エナジードリンクとアルコールを混ぜて飲むと、アルコールで酔っ払うという症状を分かりにくくしてしまい、結果的に多量のアルコールを飲むことによって、健康への悪影響を与えると公表しています。

 

 

 

 

 

 

一時期流行った、〇〇ウォッカや、〇〇サワーなどエナジードリンクで割ったお酒はかなりヤバイってことだったんですね。

 

 

 

 

 

 

と、このように様々な健康被害をもたらす『カフェイン』。

 

 

 

 

 

ただ、これを全て辞めるというのは中々難しいことでもあります。

 

 

 

 

 

また、辞めたことによってのストレスも多大なものになると思います。

 

 

 

 

 

だから、節度のある量を時と場合に応じて上手く付き合っていくことが大切なんです。

 

 

 

 

 

何事も適度な量が健康につながるということですね!