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『世界最古の国』日本

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江戸時代の『SDGs』

2015年9月25日より『国連総会』で採択され、現在『世界』が1つの目標を目指して取り組んでいる目標。

 

 

 

 

SDGs』(持続可能な開発のための2030アジェンダ

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(上記は『SDGs』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

今では我が国『日本』でも、その政策が行われて、政府を始め、企業や一般家庭においても、その努力が推奨されています。

 

 

 

 

 

でも、『日本』では実は『江戸時代』から、その政策を行なっていたと言うのご存知でしょうか?

 

 

 

 

正確には、国を挙げての政策というよりは、生活する上で、この方法が実に理に叶った方法だったということになります。

 

 

 

 

 

さて、では一体どのように『SDGs』を生活に取り入れていたかと言うと、まずは当時の時代背景になります。

 

 

 

 

 

とりわけ、『江戸時代』の『江戸市中』では世界最大の100万都市として、人口が溢れていました。

 

 

 

 

 

イメージだと、『江戸市中』は大名などの『武士』がたくさんいそうですが、その多くは大工や、漁師など、肉体労働者などで成形をなしていました。

 

 

 

 

 

そして住む場所も、身分によって分けられていたので、『武士』と『庶民』はそうそう顔を合わすことがありませんでした。

 

 

 

 

ただし、『幕末期』になると情勢が異なり、下級武士などはほとんど『庶民』に近い生活をしていたという見解もあります。

 

 

 

 

 

そんな『江戸市中』は『エコ』の町。

 

 

 

 

 

 

鎖国』だった『江戸時代』では全て国内生産で賄っており、全てが植物や石など自然由来のみを使用。

 

 

 

 

『江戸時代』の照明は『行燈』と言う光が少ししか差さない明るさで夜は生活するのが一般的でした。

 

 

その『行燈の油』だって菜種油やゴマ油、はたまたイワシやサンマ、クジラの油、いわゆる「魚油」を使用しているんです。

 

 

 

 

 

化学物質の入っていない、自然由来の『油』だから、妖怪の『あぶらなめ』は古くなっても美味しい為にわざわざ舐めにきたんでしょうね。

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(上記は『ニュース和歌山』より引用。)

 

 

 

 

これは17の目標のうち、(7)(12)になります。

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建物が木材で出来ていた当時、火事になったら大変な騒ぎになってしまいます。

 

 

 

 

それが、出火元が自分の家だったら、考えただけでも怖いですよね。

 

 

 

 

『江戸時代』は肉を食べることを禁止していたので、基本的にタンパク質を摂取するには「魚」からになります。

 

 

 

 

食べるものが無くなると困るので、海を汚さない・収穫量も決めるなどもしていました。

 

 

 

そのため、森林からの良質な栄養を含んだ川や海に流れこませるため、無駄な伐採などはしていませんでした。

 

 

 

 

 

さらに、『庶民』は基本的には『長屋』と言われる今で言う、平屋のアパートみたいな場所で住まいを構えており、何かあれば隣人に手を差し伸べたり協力するのが当たり前の時代でした。

 

 

 

 

 

これは、(14)(15)(2)に当てはまります。

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そして『江戸市中』は別名『水の都』とも言われる程の水路都市。

 

 

 

 

 

江戸城』では、水路を使った自然の要塞を活用するほど、水と共に皆生きてきました。

 

 

 

 

だから、飲み水も安定的に確保出来たし、トイレだってちゃんと決められた場所でしてました。

 

 

 

 

 

この排泄物も川や海にながしちゃうのでのは無く、農作物の肥料として、再利用。

 

 

 

 

わざわざ、農家がお金を払ってまで排泄物を手に入れてたんですよ。

 

 

 

 

 

そしてこれは(6)と(11)に相当します。

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この『エコ』の精神でお金を稼ぐシステムが確立していくと、さまざまな物で商売をする人が増えていきました。

 

 

 

 

例えば、『日本』では『江戸時代』までは着物を着ています。

 

 

 

 

 

着物は今でも『綿』だったり『絹』だったりと高価で風通しが良いものです。

 

 

 

 

そんな着物をお金持ちが買い、古くなったら古着屋に売る。

 

 

 

 

それを『民衆』が買って、また売りに出す。

 

 

 

 

さらにその着物を買って、着て、古くなったらオシメや雑巾などにする。

 

 

 

 

それでも使えなくなったら、薪を焚く時に雑巾を燃やして、火種に使うなどといった徹底した『エコ生活』を送っているんです。

 

 

 

 

そして、驚くべきことに燃やし終わったら灰になりますが、この灰すらも買い付ける職種もあったんです。

 

 

 

 

何故かって、この灰を農作物の肥料にするからです。

 

 

 

 

そして、育った農作物を『江戸』の人びとは食べてまた排泄物となり、それが肥料となる。

 

 

 

 

まさに『江戸』の社会は『エコ』の社会!

 

 

 

 

これは、(7)(8)(9)(11)(12)(14)(15)に当たります。

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また、『江戸庶民』の子供たちの教育については、「読み」「書き」「そろばん」が出来る子がなんと約70%。

 

 

 

 

 

『ロンドン』では約20%、『パリ』では約10%の子供しか、教育されていなかったようなので、いかに次の世代の為に、親や教師・周りの人が子供たちを大事にしていたかが分かりますね。

 

 

 

 

 

『日本』をより良い未来にする為に、まさに「子は国に宝なり‼︎」。

 

 

 

 

これは(4)の項目に当たります。

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もちろん、(16)の『平和と公正を全ての人に』と言う項目は、ある程度の階級社会には確立していました。

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それを行なっていたのが、テレビでも有名な『大岡越前』の『南町奉行所』や『遠山の金さん』の『北町奉行所』です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こおしてみると科学や技術が発展した現代社会で、目標としている17の目標のうち11個と半分以上が『江戸時代』の人びとは知らず知らずに実践していたと言うのが、皮肉とも感じますね。

 

 

 

 

そして、この事を知った上で意識し行動すれば、少しでもこの目標に近づくことが出来ます。

 

 

 

 

それが(17)の目標項目であり、『和』の国『日本』なのですから。

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