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『世界最古の国』日本

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ステーキ

2022年1月も早くも半月が過ぎ、あっと言う間という気がしますが、『年末年始』でなまっていた身体も少しずつ、普段のスタイルとなってきた時期となってきました。

 

 

 

 

『正月太り』や『コロナ太り』で、中々体重がもとに戻らなくて、心配なんて方も多いと思いますが、それでも食べて栄養を摂取しないと、これから一年、パワーがもたないですよね。

 

 

 

 

 

 

そんな方に朗報です。

 

 

 

 

 

 

何が朗報なのかというと、実は「牛肉」を食べると良いという研究結果があるんです。

 

 

 

 

 

「牛肉」というと、脂っこいし、むしろ太ってしまうんじゃないか?と不安に思ってしまいますよね。

 

 

 

 

 

実は、「牛肉」にはダイエットにとんでも無く良い食材だったんです。

 

 

 

 

 

もちろん、取り過ぎは他の食材同様、厳禁ではありますが、ダイエット以外にも、美容・疲労回復・ストレス改善など様々な効果があることが、分かってきたんです。

 

 

 

 

 

 

中でも、注目を浴びているのが「ステーキ」ダイエット。

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特に、脂身よりも赤身の多く含んだものが断然、その効果を期待できます。

 

 

 

 

 

というのは、「牛肉」はタンパク質が多く含まれており、それにより、肌・髪・筋肉・骨など私たちが生きていく上で欠かせない栄養素になります。

 

 

 

 

タンパク質を摂取することによって、筋肉量が増え、脂肪を燃焼させエネルギーとなり、それがダイエットの効果に繋がるんです。

 

 

 

 

また、肌や髪などにも艶が増え、美容効果も期待出来ます。

 

 

 

 

 

さらに、私たち人間が自らの体内で作り出すことが出来ないことから、食材によってしか摂取することが出来ないアミノ酸があります。

 

 

 

 

 

それがいわゆる『必須アミノ酸』と呼ばれる9種類のアミノ酸なのですが、「牛肉」にはこれら全ての『必須アミノ酸』を一度に摂取出来る、食材なんです。

 

 

 

 

 

そのバランスを100点と表したものを『アミノ酸スコア』とよびますが、「牛肉」はなんと、堂々の100点満点‼︎💯

 

 

 

 

 

その他にタンパク質が含まれる食材で代表的な「大豆」は85点、「白米」は65点となっている事からも、いかに「牛肉」が栄養満点な食材ということが分かります。

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(上記は『財団法人 日本食肉消費総合センター』ホームページより引用。)

 

 

 

 

また、『必須アミノ酸』のひとつである、「トリプトファン」というものから作られる「セロトニン」という物質があります。

 

 

 

 

 

その約2%が『脳神経』に含まれているのですが、これが少なくなると、『うつ病』など、『脳』の病気にかかりやすくなるということが研究結果で分かっています。

 

 

 

 

 

 

また、赤身から摂取できる、「ヘム鉄」と呼ばれる鉄分によって貧血予防になるので、貧血で悩まされている方にもオススメです。

 

 

 

 

 

他にも、『血圧』上昇を抑える「共役リノール酸」や、『動脈硬化』を予防する「オレイン酸」などが含まれています。

 

 

 

 

 

オレイン酸」と聞くと、「オリーブオイル」を想像しますよね。

 

 

 

 

最近の研究では、適度のバランスの良い「牛肉」の脂身を摂取することが、健康やストレスにとって良いというのが分かってきています。

 

 

 

 

 

さらに、「トリプトファン」という『必須アミノ酸』と『脳』の『細胞膜』に多く含まれる「アラギドン酸」は、『認知症』や『アルツハイマー』にも効果が期待出来る栄養素なので、むしろ『高齢者』の方が、これらの予防のためにも、積極的に取り入れた方が良いんです。

 

 

 

 

 

そして、この「アラギドン酸」。

 

 

 

 

 

ほかにも凄い効果があることが分かっています。

 

 

 

 

それは「アラギドン酸」の一部が『脳内』にある「エタノールアミン」という物質と結合すると、「アナンダマインド」という物質に変化します。

 

 

 

 

 

これは『サンスクリット語』で『至福』。

 

 

 

 

 

この「アナンダマインド」という物質が、『脳内』で分泌すると『幸福感』や『満足感』、そして『ストレス軽減』になると、さまざまな研究から明らかになっているそうです。

 

 

 

 

 

だから、「ステーキ」や「焼肉」などを食べる時、誰もが自然と『笑顔』になったり、嬉しくてソワソワしたりするんですね。

 

 

 

 

 

ただ単に、普段では食べられない『特別な日』というだけでは無く、人間の遺伝子によるものだと言うのが、ここからも分かった気がします。

 

 

 

 

 

『日本』では、「牛肉」を食べるのが習慣化されたのは『明治維新』後です。

 

 

 

 

 

これは『西洋文化』を取り入れて、『追いつけ、追い越せ!』の時代。

 

 

 

 

『食文化』に対しても、海外からシェフを呼んで、何故『日本人』とここまで身体の大きさが違うのか、『西洋食』を食べれば大きくなるんじゃないか、などと考え積極的に取り入れました。

 

 

 

 

 

 

もちろん、「ステーキ」などは『上流階級』の人々しか、ほとんど口にする機会はありませんでしたが、その代わり『庶民』には、違う形で広がっていったのです。

 

 

 

 

 

それが、『文明開花』の象徴でもある「牛鍋」。

 

 

 

 

 

いまの「すき焼き」の元祖となるものです。

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これにより、霜降りの乗った旨味のある「黒毛和牛」などの改良された牛が産まれ、『日本』を代表する料理が生まれたのです。

 

 

 

 

 

ただ、実際には『江戸時代』も「牛肉」は食べられており、「食肉」を禁止していた手前、『薬膳食』として食べられていました。

 

 

 

 

 

 

徳川四天王』の一人、「井伊直政」が藩祖であり、あの有名な「井伊直弼」などを輩出した、『江戸時代』屈指の藩である『彦根藩』。

 

 

 

 

 

 

彦根藩』は『将軍家』に代々、『御養生肉』とした名目で毎年、「味噌漬け」の「牛肉」を献上してたくらいなんですよ。

 

 

 

 

 

その理由は、全藩で『彦根藩』だけが唯一、陣太鼓や武具などに使う牛の皮の生産が許された藩だったからです。

 

 

 

 

 

いかに、「井伊直政」が武人として優れていたかが伺えるものですね。

 

 

 

 

 

そして、残った肉を保存の効く「味噌」につけて『将軍家』に献上したわけですが、一説には各藩の献上品として、一番楽しみだったのがこの「牛肉の味噌漬け」だったとか。

 

 

 

 

 

 

『将軍』ですら、魅了してしまう「牛肉」。

 

 

 

 

肉食を禁止しておきながら、その法律を作った『幕府』のトップが『薬膳食』という苦しい言い訳をしてまで食べていたなんて、やはり人間は「牛肉」が好きなんだと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

冷蔵庫や車など、保存していち早く運ぶ技術がない時代、毎年恒例の『彦根藩』からの献上品の「牛肉の味噌漬け」は、代々の『将軍』たちもウキウキしながら、待ち侘びたんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

そんな、人々を魅了する「牛肉」ですが、1日に摂取するタンパク質の量は60g程度が目安となっています。

 

 

 

 

 

60gというと、「ステーキ屋」で提供されるのがだいたい150gからですから、その半分弱になります。

 

 

 

 

ただし、成長期である子供や高齢者は、これ以上に摂取しなければいけませんので、ご注意を。

 

 

 

 

さらに言うと、「牛肉」からのタンパク質だけでなく、やはりバランス良くさまざまな食材を摂ることが、健康的に繋がります。

 

 

 

 

 

偏った食生活では、やっぱりダメなんですね。

 

 

 

 

最後に、子供が偏食で中々他のものを食べなくて困っていると言う親御さん。

 

 

 

 

ちょっと大きくなれば、何も言わずに食べるようになるのでご心配せずに!

 

 

 

 

 

そのうち嫌でも、なんでも食べ量も凄まじくなりますから!