2024年も新年度を迎え、新生活もスタートしました。
我が家でもそれぞれ学年が上がり、少なからずストレスを感じているように見えると同時に、成長している姿も垣間見れ、微笑ましく感じる状況となっています。
そんな新生活がスタートした4月3日に『日本財団』が『18歳意識調査』というものを公表しました。
【出典:『日本財団』公式ホームページより。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who
2024年4月15日利用。】
対象国は『日本』・『アメリカ』・『イギリス』・『中国』・『韓国』・『インド』の6カ国の17歳〜19歳のそれぞれ1000人ずつ。
この調査によって、驚くべき結果が分かってきました。
まず、「自分の国の将来について」という質問では、「良くなる」と回答した国で最も少なかったのが『日本』だという事。
【出典:『18歳意識調査』より。
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf
2024年4月15日利用。】
なんとたったの15.3%しか、「良くなる」という回答をしなかったのです。
もうひとつ面白い質問があります。
それは、「自国について」の質問。
そこでは「高齢者への支援は充実している」と回答したのが64.5%であったの対して、「若者への支援は充実している」と感じているのがたったの38.6%で、その差が『日本』が一番大きかったということ。
【出典:『18歳意識調査』より。
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf
2024年4月15日利用。】
そして、この調査対象者に「自国の重要な課題」と質問した所、第一位に「少子化」だと答えたのです。
【出典:『18歳意識調査』より。
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf
2024年4月15日利用。】
しっかりと若者もこの「少子化」がいかにヤバイのか考えているんですね。
ただ、『高齢者』への支援は充実していると感じているのに対して、自分たち若者への支援はあまり感じでいないというのが実情。
だから、やる気も起こらないのです。
それを裏付けるように、「自国は国際社会でリーダーシップを発揮できる。」という質問でも『日本』はダントツの最下位。
【出典:『18歳意識調査』より。
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf
2024年4月15日利用。】
さらに、「機会があれば留学や他国で就労してみたい」という質問でも『日本』はダントツで最下位でした。
この様なことから、いかに現在の若者が社会に対してやる気がでないという事が分かりました。
そして、今回の調査で最も驚いたのが「人生において大切にしたいと思ってこと」という質問。
他の5カ国の第一位が『家族』と回答したのに対して、『日本』だけが「自身の好きなことややりたいこと、趣味」と回答したのです。
【出典:『18歳意識調査』より。
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf
2024年4月15日利用。】
だから、「自分は大人だと思う」という質問でも『日本』は最下位の49.6%という結果に留まってしまったんです。
これも全て現在の『日本』の教育によって為された結果なんですね。
こうやって、大人の自覚も持たず、『愛国心』も失って…。
これを変えるためには教育やもちろん、社会全体を変えなければなりません。
まぁ、今の状況では絶対に無理でしょうが…。
戦後からね。