先日、着せ替え顔文字キーボード『Simeji』で有名な『株式会社バイドゥ』が同アプリユーザーでアンケート調査を行った『Z世代が選ぶ給食ランキング』の結果を発表しました。
その結果、なんと1位は「揚げパン」。
【出典:『株式会社 明治』公式ホームページより。
https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/know/recipe/07_3/
2024年1月19日利用。】
率直に言って、「分かる〜‼︎」という感じ。
普段、中々食べられないから余計テンションが上がる給食メニューの王道のひとつとして君臨し続けています。
食べた時に粉がボロボロと落ちて、手や口にもべったりと付く、あの食べずらさも込みでの堂々のランキング1位。
我々の時代には「きな粉」が降り掛かった「揚げパン」しか食べた事ないけど、今では「抹茶」や「ココア」と味も変化しているようです。
それは「今回は何味なんだろう?」とワクワクしながら給食を楽しむ事が出来ますね。
ちなみに「揚げパン」は、昭和20年代後半の「東京都大田区」が発祥のようです。
当時の学校の調理師さんが、風邪で休んだ児童のために、少しでも美味しく栄養をつけて貰えるようにと考案したのがきっかけで、全国に広まっていきました。
ただ、地方によっては1度も給食で出た事がない自治体もあるようで、その理由は栄養士さんの采配なんだとか。
せめて年に一回くらいは出してあげても良い気がしますがね…。
続けて第2位は「フルーツポンチ」。
【出典:『株式会社 明治』公式ホームページより。
2024年1月19日利用。】
見た目も華やかで、たくさんの果物と寒天や杏仁豆腐、タピオカも一緒に食べれる最高のデザート。
現在では、「フルーツポンチ味」のお酒も出ている程の人気ぶりです。
もちろん、こちらも給食の人気メニューでは王道のデザートですね!
その歴史は意外と古く、その起源は17世紀よりも前の『イギリス』辺りだとなっています。
『日本』にやって来たのは『江戸時代』に『オランダ』からの酒が「ポンス」と呼ばれるようになって、その製造方法は、焼酎1杯に、水2杯、砂糖を入れ、香り付けとしてナツメグなどのスパイスや柑橘系の果汁を入れて楽しんでいたようです。
これを20世紀前半にフルーツの名店、『銀座千疋屋』の2代目がフルーツと一緒に提供した事によって全国的に広まり、現在ではお酒だけではなく、子供向けにシロップやサイダーなどと合わせて提供されるようになりました。
ちなみに、柑橘系の果汁と酢を合わせた「ポン酢」は、この「ポンス」が語源だと言われているようなので、「フルーツポンチ」と「ポン酢」は親戚同士と言うことになりますね。
続いては、第3位。
第3位は、こちらもザ・給食メニューの王道として常にランキング上位に君臨しているあの食べ物。
「カレーライス」。
【出典:『株式会社 明治』公式ホームページより。
2024年1月19日利用。】
「カレーライス」はもはや何も言う事のないくらい、安定している給食メニュー。
なんなら、2022年の『世界の伝統料理ベスト100』で堂々の1位に「日本のカレー」が選ばれる程、世界も認めた『国民食』。
大人になってからも通年を通して食べられるこの食品が選ばれたと言うことは必然でしょう。
ちなみに4位は「冷凍みかん」、5位は「鶏の唐揚げ」、6位は「わかめご飯」、7位は「ミルメーク」、8位は「ラーメン」、9位は「ABCスープ」、10位は「カレーうどん」と言う結果になりました。
やっぱり、「カレー」が2つもランクインされているのはそれだけ『国民食』だと言う事を証明していますね。
ってか、「ABCスープ」って何?