2月も後半に入り、2024年は例年に比べて暖かさを感じると言う方も多いと思います。
これも『温暖化』の影響なんですかねぇ?
どちらにしても、暖かい日が多いと言うのは間違いなく、2024年2月20日なんかは、東京で最高気温が23.7℃と記録的な暖かさ。
群馬県高崎市にいたっては、25.7℃を記録し、もはや『夏日』の暑さにまでなるほど。
これは『日本』では島しょ部を除き、2月に『夏日』になるのは観測史上、初のこと。
そんな時に、食べたくなるのが『アイス』。
【出典:『ジャージー・ブラウン』公式ホームページより。
2024年2月23日利用。】
実は、普段『アイス』と言って食べてるのって、法律によって4種類に分けられていることをご存知だったでしょうか?
1つ目はいわゆる『アイスクリーム』。
これは、乳固形分が「15.0%以上」含まれており、そのうち乳脂肪分が「8.0%以上」のもののことを言います。
特徴としては、『アイスクリーム類』の中では、1番乳成分が高く、最もミルクの味を濃厚に感じられることです。
また、乳脂肪分も1番高いため、栄養も豊富に入っていますが、その分値段も高めなのが特徴的です。
代表的なものと言えば、「ハーゲンダッツ」や「バニラモナカジャンボ」など。
【出典:『森永製菓株式会社』公式ホームページより。
https://www.morinaga.co.jp/products/detail.php?id=PRD2011-03-0015
2024年2月23日利用。】
2つ目は『アイスミルク』で、こちらは乳固形分が「10.0%以上」含まれており、そのうち乳脂肪分が「3.0%以上」のものこと。
特徴としては、乳成分が『アイスクリーム』よりも入っていないので、あっさりとした味わいを楽しめることです。
また、乳脂肪分が『アイスクリーム』より低いために『植物性油脂』を混ぜていることもあるようです。
代表的なものとしては、「チョコモナカジャンボ」など。
【出典:『森永製菓株式会社』公式ホームページより。
https://www.morinaga.co.jp/products/detail.php?id=PRD2009-09-0001
2024年2月23日利用。】
そして、3つ目が『ラクトアイス』。
これは乳固形分が「3.0%以上」含まれているもののこと。
その特徴は、乳脂肪分がほぼ入っていない変わりに、『植物性油脂』で口当たりも滑らかにするよう補っているので、価格も比較的リーズナブルに購入することが出来ます。
ここで気になるのが、『植物性油脂』が多く含まれていること。
と言うのも、『植物性油脂』を加工する際に、『トランス脂肪酸』が発生すると言うことが分かっているからです。
『トランス脂肪酸』は、過剰に摂取すると心筋梗塞など、冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていると、『厚生労働省』も公表しています。
【出典:『厚生労働省』公式ホームページより。
2024年2月23日利用。】
他にも、『アイスクリーム』と比べて様々な添加物が、乳成分を補うために入っていることが、商品の表示からみても分かります。
だから注意しなければいけないのです。
もちろん、リーズナブルに購入出来るし、子供が毎日食べる家庭ではこちらの方が手に取りやすいと思います。
でも、過剰摂取によって心筋梗塞などの冠動脈疾患の増加する可能性が高いとされている事実。
なら、子供に敢えてそれを食べさせる必要があるのかを、考えてみて下さい。
これを知っているか知らないかで、ゆくゆく子供の健康を考えたらどっちが将来的にお金を使うのかを…。
これと同様なのが、コーヒーに入れる「コーヒーフレッシュ」。
あれも実は「ミルク」じゃなくて、『植物性油脂』。
だから、ただの「あぶら」なんですよ!
大人でも、それを知った時、敢えてコーヒーに入れようと思いますか?
それを何も知らない子供に食べさせている訳なんです。
さて、話は戻しまして、最後の4つ目は『氷菓』。
これは、上記3つ以外のもの全てを指しており、代表的なものはかき氷やシャーベットと言った、『夏』に食べて身体もくちもスッキリとするやつです。
【出典:『赤城乳業』公式ホームページより。
https://www.akagi.com/products/garigari/soda_stick.html
2024年2月23日利用。】
このように、今まで気にしていなかったことも、ちょっとの気づきで将来的の健康が変わるかもしれない、『食品の闇』。
誰も言わないなら、自分から調べるしか無いんですね。
『無知は罪である』と言った、『ソクラテス』のように…。