1月も後半に入り、暦の上では『大寒』が過ぎました。
全国的にも大寒波に見舞われ、体調管理には気をつけなければいけません。
特に『正月』からの疲れが溜まっているこの時期に最も大切なのは、しっかりと疲労回復をする事。
そんな時に手助けしてくれる果物があります。
それが『アボカド』。
別名、『森のバター』とも呼ばれている『アボカド』は脂質や食物繊維を多く含んだ果物。
「世界一栄養価の高い果物」として『ギネス』にも認定されている優れた果物だったんです。
中でも、疲労回復に大切な「ビタミンB群」が多く含まれており、特に注目されるのが「ビタミンB1」・「ビタミンB2」・「ビタミンB6」になります。
「ビタミンB1」は、運動後などの疲れや、集中力アップに効果があるとされ、「ビタミンB2」は、生活習慣病の予防やストレス緩和、「ビタミンB6」は、ダルさを感じた時や炎症を抑える効果があるとされています。
だからこそ、疲れが溜まっている時の疲労回復にピッタリの果物なんですね。
さらに、「ビタミンA」・「ビタミンC」・「ビタミンE」も豊富に含まれているために、老化防止・美肌効果にも期待できます。
そして、「ビタミンE」にはガン予防にも繋がったり、『アボカド』に含まれる成分である「グルタチオン」には解毒を促進させ、『肝臓』を助ける効果があるので、暴飲暴食・喫煙で疲れた『肝臓』を手助けする効果も。
また脂質の多い『アボカド』ですが、「リノール酸」や「オレイン酸」・「リノレン酸」といった『不飽和脂肪酸』が含まれており、これらは『悪玉コレステロール』を抑える働きがあるので、むしろ血液がサラサラになり、動脈硬化の防止にも繋がります。
しかも、『アボカド』1個で『ごぼう』1本分の食物繊維が含まれているので、腸内環境を改善してくれ、「カリウム」には体内の余分な「ナトリウム」を排出する働きがあるので、高血圧予防にも最適。
これだけの栄養素がたった1個の果物に含まれてることから「世界一栄養価の高い果物」として『ギネス』に認定され、その濃厚な味わいから『森のバター』と呼ばれているんです。
ただ、1つだけデメリットというのがありまして、なんと『アボカド』1個でそのカロリーはなんと約220カロリー。
これは、ご飯1杯分とほとんど同じカロリーになります。
だから、なんでも食べ過ぎは良くないって事なんですね。
さて、ここで今の時期に『アボカド』を使ったオススメの絶品料理が「アボカドの温玉のせ」。
【出典:『パルシステム』公式サイトより。
https://daidokolog.pal-system.co.jp/recipe/10994
2024年1月22日利用。】
その理由は、『大寒』の時期に食べる『大寒卵』と言うのは縁起物で、金運アップに効果があるとされているからです。
さらに、『卵』は別名を『完全栄養食』と称されており、「ビタミンC」と食物繊維以外の全ての栄養素が含まれている食材。
これに、『アボカド』に含まれる食物繊維と、コラーゲンの生成に必要な「ビタミンC」が合わされば、乾燥して寒いこの時期にお肌にも効果抜群!
健康にもなって、さらに金運もアップするならやらないわけにはいきませんね!
作り方は至って簡単。
『アボカド』は包丁で皮に切れ目を入れ、一周して半分に切り、種と皮を取り除き好きな大きさにカット。
(もちろん、皮付きのままオシャレ食べてもOKですよ!)
『温玉』は鍋に『卵』が浸かるくらいの水を入れて沸騰させ、沸騰したら火を止めて15分間お湯に『卵』を入れて待つだけ。
15分経ったら氷水で冷やしたら『温玉』が出来上がりです。
(冬場の場合は、水道水であれば冷たいのでそのまま水で冷やしても大丈夫!)
これを『アボカド』に乗せれば「アボカドの温玉のせ」完成ッ‼︎
ねっ、簡単でしょ⁉︎
お好みで『ごま』や『刻み海苔』をちらしたら、さらに美味しさと栄養価がアップしますよ!
ちなみに、『ごま』には『ごま』に唯一含まれている『ゴマリグナン』と言う成分があり、これは老化防止、『肝臓』の機能を向上させるなどの効果があるとされています。
さらに『海苔』は、「旨味成分」である「グルタミン酸」・「イノシン酸」・「グアニル酸」全ての成分が、『自然食品で唯一含まれている食品』となっています。
だから、この組み合わせは最強なんですね!
これにちょっと「醤油」を垂らしたら、まさに「旨味の宝箱やぁ〜‼︎」
ねっ、ちょっと試したくなってきたでしょ?
『大寒』が過ぎた週始めに、『アボカド』と『大寒卵』を使った料理はいかがですか?
きっと、元気になれますよ!