2024年の『初午の日』は、2月12日。
『建国記念の日』の翌日で、振替休日となっている事から、家族全員で集まり祝える日となりました。
とは言え、あまり『初午の日』って聞き慣れない日ですよね。
『節分』や『ひな祭り』の行事の間に隠れてて…。
でも、昔はそれこそ『農業』を生業としていた『日本人』が多かった時代には一年の大事な日として、各地でお祝いをしていたんです。
そして、その時に食べると良い縁起物というのが「いなり寿司」。
その由来は、『稲荷神社』の神様が穀物の神様であり、その使いがキツネであり、キツネの好物が「油揚げ」であり、その2つが結びついたからです。
では、一体なぜキツネが『稲荷神社』の神様のになったのかと言うと、『日本』では古来より、米を食べてきた民族です。
『稲荷(いなり)』と言うのも、『稲生り(いなり)』が語源とされており、それだけ「稲」に対して、重要視され、全国的に「五穀豊穣」の神である『稲荷信仰』が広まったんですね。
今では「五穀豊穣」と共に「商売繁盛」の神様として強い信仰をもっている『稲荷神社』。
全国に一番多く祀られている『神社』も『稲荷神社』となっているんです。
『農耕民族』である『日本』と言う国を象徴していますね。
【出典:『そうだ、京都行こう。』公式サイトより。
https://souda-kyoto.jp/blog/00514.html
2024年2月12日利用。】
『千本鳥居』でも有名ですね!
『初午の日』には、お祭りが開催されているので機会があれば、是非足をお運びください!
さて、ここでちょっとした都市伝説を1つ。
『稲荷神社』でむやみやたらと、願いをお祈りすると、その願いと同じくらいの代償を受けなければ行けないというもの。
例えば、「誰かを蹴落としてまで、出世したい。」とか言う、邪な心で願いを叶えて貰おうとすると、その願いが叶った時に同じくらいの代償を払わなければいけないのです。
でも、これって普通に考えてもそうですよね。
だって、神様だってそんな奴に全てが上手く行くようになんてしたく無いですから。
だから、普段から参拝に行ったり、時には掃除したり、心が清い人に願いを叶えてくれるんです。
見返りを求めない人にね!
当たり前っちゃあ当たり前だけど、そう言う人が増えない為に出来た都市伝説なんですよ。
なぜなら、全国的に一番数が多いのは『稲荷神社』だから。
話は戻りますが、『初午の日』に食べると良いとされているのは、「いなり寿司」となっていますが、実は他にも「油揚げ」などがあります。
時間が無い人は、「油揚げ」を軽くサッと焼いて醤油と鰹節をかけて食べるのも、良いおつまみになりますよ!
やっぱり、これに会うのは「日本酒」でしょ!