2023年も残すところあと1ヶ月となり、朝晩に加えて日中でも寒さを感じるのが増えてきました。
こんな寒い季節にふと食べたくなるのが、『しゃぶしゃぶ』。
【出典:『しゃぶしゃぶ温野菜』公式ホームページより。
https://www.onyasai.com/menu/menu-odashi.php
2023年11月30日利用。】
小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃん世代まで、老若男女問わずに食べられる『鍋料理』の定番メニュー。
何よりも食卓に鍋を囲んで、家族団欒で食べられ、肉はもちろんのこと普段中々食べれない野菜も一緒に食べれるのが魅力的です。
また現在では肉の種類も豊富で、定番中の定番、牛肉・豚肉、鶏肉につみれは当たり前。
鴨やラム、牛タンやモツなんかを提供している店舗もあります。
さらには、海鮮となるとカニやブリ、鯛にフグ、ホタテなど無限大。
【出典:『最北の海鮮市場』公式ホームページより。
2023年11月30日利用。】
もはや、カニしゃぶなんて『冬の風物詩』と言っても過言では無いほど、毎年食べたくなる『鍋料理』の中のひとつとなっています。
個人的には、昆布ダシのスープにカニを「華が咲く」程度にしゃぶしゃぶしたら、蟹味噌に漬けて口にイン。
そしてキンキンに冷えた冷酒かロックの日本酒を流し込むのが最高のひととき。
まさに『冬』にしか味わえない、そして「もう、年の瀬だなぁ。」と感じさせてくれる『旬な食べ物』。
そして、みんなが笑顔になるようなそんな食べ物の印象。
それが『しゃぶしゃぶ』なんです。
そんな肉も野菜も海鮮も楽しめる『しゃぶしゃぶ』ですが、より美味しく食べる方法があります。
ごくごく当たり前ではありますが、牛肉は2〜3回スープに潜らせてサッとあげる。
まさに、「しゃぶしゃぶ」と言った形で食べるのが一番美味しい食べ方。
豚肉や鶏肉は中まで火が通るように、もう少し長くスープに潜らせて食べるのが良いです。
また、スープの温度は沸騰直前の80℃前後が適温。
(※昆布ダシの場合は80℃を超えるとダシの旨味成分がほとんど出なくなる為。)
沸騰は必ず避けて下さい。
理由は肉や海鮮のタンパク質は急激に熱を加える事によって固まって(凝固)しまうのと、昆布ダシの場合は、100℃を超えるとエグ味やぬめりが出てきてしまう為。
他のスープも同様に、沸騰直前の80℃前後に温度を保つよう意識するとより美味しく頂けます。
それから、アクはこまめに取り除くこと。
アクには肉や海鮮・野菜の臭みや苦味などの成分が固まってものが含まれており、そのまま放置してしまうとスープや食材自体に移ってしまいます。
せっかく美味しい食材を揃えたのに、アクのせいで本来の美味しさを損なわれては勿体ないですからね。
つけダレは定番だとポン酢とゴマダレ。
さらに自分好みにアレンジすれば、より多くの味を楽しむことが出来ます。
個人的にはポン酢の場合だと、ちょっとゴマダレを一緒にしてさらにもみじおろしを加えると濃厚かつスッキリとした大人の味わい。
ゴマダレにはラー油とおろしニンニクを入れてガツンと食欲の湧く味わいにして食べるのが定番となっています。
ひと通り、肉や海鮮・野菜を楽しんだら〆の雑炊やうどん、ラーメン。
その日食べたすべての食材のうまみ成分が詰まったスープにうどんやラーメン、水でサッと洗ったご飯を入れて卵で閉じれば、最高の〆の逸品となります。
なんだったら、これが食べたくて『しゃぶしゃぶ』をやっていると言っても過言では無いほどの絶品料理。
『日本人』特有の感性なんですねぇ。
そんな『しゃぶしゃぶ』を『年の瀬』に家族や友人達と一緒にワイワイ楽しみながら、食べてみてはいかがですか?
きっと心弾むひとときを感じられますよ!
明日はとりあえず『ブリしゃぶ』で一杯やろっ!笑