2023年も9月下旬となり、『秋分の日』に近づくにつれてドンドンと過ごしやすい気温となってきました。
今年の東京都心では、最高気温が30℃以上の『真夏日』か過去最多記録を更新。
なんとその年間日数が88回目となりました。
そんな暑さだった今年ですが、蚊やゴキブリ、ハチなどいわゆる『害虫』と出くわす機会が少なかったのでは無いでしょうか?
実はこの『害虫』と言われる虫は、そのほとんどが気温35℃を超えると活動が出来なくなってしまうんです。
暑さによって動けなくなるのは、虫も人間も同じなんですね。
例えば、蚊は気温が15℃以上になると活動し始めて、25℃〜30℃に達すると、一番活発に行動します。
逆に30℃以上になると活動が鈍くなってしまうんですね。
また『日本人』のその殆どが忌み嫌う生物、ゴキブリ。
その名前すら言いたく無い、聞きたく無いということから通称、『G』なんで呼ばれる『害虫』。
その『G』も気温が20℃以上が最適な活動温度で、25℃以上になると、その活動が最も活発になります。
でも、逆に32℃以上になるとその活動が鈍くなり、35℃以上で動かなくなってしまうんです。
今年の夏、あまり見かけ無かったのは「気温が暑すぎた。」そんな理由があったんですね。
だから、涼しくなってきたこの時期こそ、注意が必要なんです。
そして、これからの季節に、最も注意しなければいけないのがハチ。
特に、スズメバチ。
刺されたら最悪の場合、死に至るほどの攻撃力を持っているスズメバチ。
タチが悪いのは、ミツバチなどは1度刺したら内臓とハリが繋がっている為に、死んでしまいますが、スズメバチは何度刺しても平気と言う…。
まさに「最悪最凶」のトップ・オブ・ザ・トップの『害虫』。
もし、発見した場合はこの時期から繁殖期となる為に絶対に刺激せずにその場から立ち去って下さい。
また自宅の軒先や屋根などでスズメバチの巣を発見した場合、必ず専門業者を呼んでください。
絶対に、素人が自分でなんとかしようなんて事はしないで下さい。
ミツバチやアシナガバチなどのように、攻撃性の低いハチと違って、刺激してくる者に対して攻撃をしてくる性格を持ったスズメバチだけは決して、手を出さないように!
もちろん、攻撃性の低い性格のミツバチやアシナガバチだって巣を刺激すると襲いかかってくるので、ご注意を!
そんな『害虫』に対しての対処法として、ドラッグストアやホームセンターでも専用の殺虫剤が販売されています。
中でも、この忌み嫌われる『害虫』に最も効果的なものがあります。
それが…。
『ハッカ(薄荷)油』。
【出典:『ロッテ』公式サイトより。
https://www.lotte.co.jp/entertainment/shallwelotte/product/sozai/mint/
2023年9月22日利用。】
英語名では『ミント』と言われている、あのスーッとする清涼感のある香り。
これが、蚊やゴキブリ、スズメバチなどの『害虫』に効果抜群なんです。
さらには、家の中のもうひとつの『害虫』であるダニにも寄せ付けない効果や、庭先で糞をされて困ってしまう野良猫にも効果抜群。
まさに我々、人間の生活に取っては「万能」なものなんですね!
『ハッカ油』を家の周りに振り掛けるだけでその効果が発揮出来るので、この『秋分の日』を境に涼しくなってくるこの時期に、是非一度試してみてはいかがでしょうか?
『ハッカ油』自体がスプレータイプとして、ドラッグストアやホームセンターで販売されてたり、自作することも可能です。
ただし、その効果は約1週間程で薄まっていく為に手間は掛かるし、これからの『秋雨前線』の季節、雨で『ハッカ油』が流れてしまうため、その都度やらなければいけないというデメリットめありますが…。
でも、『害虫』や『害獣』などで悩ませられるよりは個人的にはマシかなぁ…。