日中の気温が30℃を超える日が多くなってきた7月上旬。
まだ、『梅雨』も明けていないというのに夜も寝苦しい日があり、体調管理が難しい日々です。
そんな暑さに、渇きを癒してくれるのが『飲料水』。
中でも、コーヒーや炭酸飲料などは欠かせない物となっています。
そして、コンビニなどで購入するコーヒーや炭酸飲料に含まれている成分で、いま世界的に話題となっているのが、『アスパルテーム』。
『アスパルテーム』というのは、自然界には存在しない『人工甘味料』のひとつの成分で、ヒトの味覚には、同じ分量で『ショ糖(化学界だと『スクロール』と呼ばれている。)』の100〜200倍の甘味が感じられるものです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%A0
2023年7月6日利用。】
だから、『ショ糖』と比べると、ちょっとの量で甘味が感じることが出来るものってことなんですね。
そしてこの『アスパルテーム』という『人工甘味料』は、現在ではさまざまな『飲料』や『食べ物』に使用されています。
それが口に入ると、どうなるかというとまず、消化器官内で分解されて、『L-アスパラギン酸』『L-フェニルアラニン』天然の『アミノ酸』となり、体内に吸収されます。
そして、もうひとつは『メタノール』。
昔、学校でアルコールランプを理科の実験で使ったことがあるといる人も多いと思いますが、その燃料となっているのが『メタノール』です。
【出典:『アルコールランプ』Wikipediaより。
2023年7月6日利用。】
これは、ヒトに対しては毒性がある物ですが、『メタノール』がさらに体内に吸収されると、『ギ酸』という最悪、失明や死んでしまうというかなりの毒性をもった化合物に変化します。
実は、我々ヒトは知らず知らずのうちにこんなものを口にしていたのです。
ただし通常、市販されているものは微量であり、急性の中毒になる危険性はないと、『コカ・コーラ社』も『ぺプシコ社』も発表しているものとなります。
『日本』では、その取扱いの制限を2003年に解除しており、現在の製法は『味の素株式会社』が開発。
【出典:『味の素株式会社』公式ホームページより。
https://www.ajinomoto.co.jp/aji/
2023年7月6日利用。】
『日本』を含め、『アメリカ』・『カナダ』・『EU』での特許を持っています。
そういえば『味の素』って以前は、『化学調味料』と紹介されていましたがら公害問題などのネガティブなイメージになってしまうために、『うま味調味料』と名称を変更していましたね。
話は戻してもう少し『アスパルテーム』の話をしたいと思います。
そもそも『アスパルテーム』は『アメリカ』の『サール社』の社員が偶然にも研究中に発見したことがきっかけとなります。
その後1973年、『アメリカ食品医薬品局(『FDA』)』に『アスパルテーム』製品を承認許可申請を行いますが拒否をされてしまいます。
色々と問題があったんですね。
そして、ここでとんでもない事が起こります。
それは1970年代の『アメリカ』、『フォード政権』の時に『国防長官』を務めていた『ドナルド・ラムズフェルト』が『サール社』のCEOに就任。
当時の彼は、『フォード政権』から『レーガン政権』に移行する作業チームも務めていました。
ちなみに、『フォード政権』時の『副大統領』あの、『ネルソン・ロックフェラー』。
都市伝説界隈で、『世界皇帝』と知られた『ディビット・ロックフェラー』のお兄さんです。
さて、いよいよきな臭くなってきましたねぇ。
そんな『ラムズフェルト』が『レーガン政権下』で『FDA』の新局長を『アーサー・ヘイズ』に指名。
その翌日に、さいど『FDA』に『アスパルテーム』の承認許可申請をします。
するとなんと、あれだけ問題があり許可の降りなかった『アスパルテーム』が承認されたのです。
ここで『アメリカ政府』の『闇』が浮き彫りとなったというのがお分かりだと思います。
そして、『サール社』はあの『発がん性』や遺伝子の影響がある除草剤、「ラウンドアップ」を開発した『モンサント社』に買収されています。
余談ですが、世界中がこの「ラウンドアップ」の販売・使用・輸入の禁止を行なっている中で、何故か『日本』だけは「ラウンドアップは安全」と承認しており、『農協』もこれを推奨しています。
明らかに買わされているとしか思えない事態ですね。
こちらも『政府』の『闇』を感じます。
そんな『モンサント社』も『ドイツ』の企業、『バイエル社』に買収・吸収されると、『サール社』は次は『ファイザー社』に買収されます。
『ファイザー社』とは、あの『新型コロナウィルス』のワクチンを製造した企業。
医薬品業界では世界第一位の売り上げを誇っている『ファイザー社』ですが、そこのCEOは『ビル・ゲイツ』とビジネスや健康のリーダーとして頻繁に関係を持っているとしても、有名です。
と、こういった歴史を持った『サール社』と『アスパルテーム』。
「おいおい、闇ばっかりじゃねぇか!」と思ってしまいますよね…。
そして、ここからが本題。
そんな『アスパルテーム』がなんと『世界保健機関(『WHO』)』の研究機関が、「ヒトに対して発がん性の可能性がある。」というリストに掲載しようとしているというのです。
『WHO』の傘下で、『国際がん研究機関(『IARC』)の審査後の7月14日にリストに掲載すると。
ただし、今回の報告書に関して、『国際甘味料協会(『ISA』)』の会長は、「信ぴょう性のない研究に強く基づいている」と述べていたり、『WHO』と『国連食糧農業機関(『FAO』)』の『合同食品添加物専門家委員会(『JECFA』)』も、日の摂取量の範囲内であれば安全だとの見解を1981年から示してきました。
なのにも関わらず、『WHO』が発表する同日に『JECFA』も『アスパルテーム』に関する独自の評価を発表する予定をしているんです。
一体、上では何が起きているんでしょうねぇ。
間違いなく言えることは、今後の『アスパルテーム』の評価によって「食」に対する意識が変わること。
そして、どっちにこんでも得するものがそこには必ずいるということ。
それに巻き込まれないためには、今からでも遅くはない、『アスパルテーム』が入っている食品をなるべく口にはしないことです。
せめて、自分の子供たちにはしっかりとしたものを口にして欲しいですからね。
『子供は国の宝』ですから。
そして、これよりももっとヤバイものがそこら中の食品に入っていることもお忘れなく!
例えば、『アセスルファムK』とかね…。