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『世界最古の国』日本

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ケチャップ

2020年に世界的な『パンデミック』を引き起こした、新型コロナウィルス(COVID-19)。

 

 

 

 

 

これによって、今まで当たり前であった『生活』が一変しました。

 

 

 

 

 

それは、食事から仕事、学校、そして容姿までが今までの在り方とは変わり、我が国『日本』でも、その影響を未だに受けており、先の見えないものとなっています。

 

 

 

 

 

また、『ワクチン接種』を打った人と打たない人では少しずつではありますが、その差別化が始まっているのをご存知でしょうか。

 

 

 

 

 

例えば、ある旅館では『ワクチン接種証明書』の提示で、○○%offになったり、「東京都」では20代・30代の接種者には特典をプレゼントするなど、そのやり方はさまざまです。

 

 

 

 

 

今のところ『日本』では、『ワクチン接種』は任意となっていますが、やはりそうした動きからも、『接種済み』の人たちの方が、より以前の『生活』に戻れたり、特典を貰えたりと有利になっている事が目に見えて分かります。

 

 

 

 

 

さて、そんな中で『アメリカ』では、ある物が不足し過ぎて、混乱を招いたという事態になりました。

 

 

 

 

 

そのある物とは、「ケチャップ(正式には「トマトケチャップ」)」です。

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(上記は『ハインツ社』販売「トマトケチャップ」より引用。)

 

 

 

 

えっ?「ケチャップ」が?と驚く方もいらっしゃると思いますが、『アメリカ』では『ケチャップ』が最もポピュラーな調味料の1つなんです。

 

 

 

 

 

「ホットドック」に「ピザ」、「ハンバーガー」と聞いたら、『アメリカ』の定番料理と言う気がしませんか?

 

 

 

 

 

 

実際に、本当にそうなんです。

 

 

 

 

 

ある統計では、『アメリカ人』の45%の人が、普段の自炊(料理)をするのが嫌いで、好きな人はたったの10%しかいないと言うデータがあります。

 

 

 

 

 

だから、朝食には「シリアス」に「ミルク」を掛けたものだけであったり、昼食には「コーヒー」を片手に「サンドイッチ」や「ホットドック」など軽食を、夕食ではレストランに行って家族や親しい人たちで、ゆっくりと食べると言うスタイルになっていったんですね。

 

 

 

 

 

 

なんか、まさに『アメリカンスタイル』と言うイメージにピッタリなのは、私だけでしょうか。

 

 

 

 

 

 

そして、そのメイン(特に「ハンバーガー」や「ホットドック」など)のサイドに付いている定番は「フレンチフライ」。

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この「フレンチフライ」に「ケチャップ」をドバッーと掛けたり、泳がせて食べるのが『アメリカンスタイル』なんです。

 

 

 

 

 

もちろん、サイドだけで無く、それはメインにも同じあり、ビチャビチャになるくらい、「ケチャップ」を掛けるのが当たり前なんですね。

 

 

 

 

 

 

そして、この「ケチャップ」の料金はメニュー代に含まれています。

 

 

 

 

 

もちろん、それは持ち帰りでもそうであり、誰しもがゴッソリとパック状の「ケチャップ」を持ち帰ります。

 

 

 

 

 

1980年代の「レーガン政権下」には「ケチャップ」を「野菜」の一種にしようと言う法案まで持ち上がるほど。

 

 

 

 

 

さすがに、馬鹿馬鹿しすぎて、その法案は却下されましたが、それほど「ケチャップ」が『アメリカ人』にとっては必要であり、欠かせない調味料なんですね。

 

 

 

 

 

そんな中で、今回の『パンデミック』が起き、『アメリカ』では『都市封鎖』、いわゆる『ロックダウン』が各大都市で行なわれました。

 

 

 

 

 

今まで、レストランなどの外食で食事を済ませていた人たちが、自宅での食事を余儀なくされたんですね。

 

 

 

 

 

ただ、自炊が嫌いな『アメリカ人』はレストランなどでの持ち帰りを注文が多くなり、それに付属品として付いている「ケチャップ」が品薄状態となってしまったんです。

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(上記は、実際に品薄状態となった『ハインツ社』の「ケチャップパック」より引用。)

 

 

 

 

 

 

元々は、無料で何個で貰えるものだったわけですから。

 

 

 

 

 

 

ある調査では『全世界』での「ケチャップ」の消費量の半分が『アメリカ』であると言う結果が出ています。

 

 

 

 

 

 

その消費量は『アメリカ人』1人当たり、年間32kgにも上っており、『アメリカ』の家庭の97%が常備しているとの調査結果も出ているんです。

 

 

 

 

 

「2018年度 1世帯当たりの醤油消費量」では、『日本』の1世帯当たりは年間約5ℓで、1人当たりだと1.7ℓという結果を見ても、いかに『アメリカ人』が「ケチャップ」が大好きなことが分かりますね。

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(上記は『しょうゆ情報センター』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

また、『アメリカ』最大の食料支援NPO『Feeding America』の調査によると、このコロナ禍によって、子供たちの6人に1人は貧困によって十分な食事を得ることが困難という事実が明らかになりました。

 

 

 

 

 

これはどこの国でも言えることなのですが、家庭て充分な栄養のある食事を出来ないという、切ない事実があります。

 

 

 

 

 

 

そんな中で唯一、ちゃんとした食事が出来る『学校給食』も、コロナ禍で学校自体が休校してしまい、それすらも摂取出来なくなっているんです。

 

 

 

 

 

だから、「ケチャップ」を野菜として摂取したり、「ピザ」の上に乗っている野菜を生野菜として認知している子どもたちが、『アメリカ』にはたくさんいるんです。

 

 

 

 

 

 

『新型コロナウィルス』はこのような子どもたちの楽しみまでも奪ってしまっているんですね。

 

 

 

 

 

 

だからこそ、『食品ロス』を無くそうと『世界規模』で行動しているのですが…。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな「ケチャップ」ですが、『日本』では『明治時代』に入ってからの登場となります。

 

 

 

 

 

中でも代表的なものは、なんと言っても「ナポレオン」。

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(上記は『ホテルニューオオタニ』「ナポリタン」から引用。)

 

 

 

 

 

実は、「ナポリタン」は『日本』生まれのパスタ料理なんですよ。

 

 

 

 

 

また、「ケチャップライス」を薄焼き卵で包んだ「オムライス」も『日本』が発祥となっています。

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(上記は『たいめいけん』「オムライス」より引用。)

 

 

 

 

 

 

『日本』では、大人から子どもまで、大好きなメニューですよね。

 

 

 

 

 

 

『日本人』の口に合うように作られた、言わば「洋食風和食」だったんです。

 

 

 

 

 

 

きっと、今回の『オリンピック』でも、『世界各国』の名だたる選手たちも舌鼓みを打ったことでしょうね。

 

 

 

 

 

 

そんな『世界』で愛されて続けている「ケチャップ」、無駄使いをせずに美味しく頂きたいですね。