2023年も『夏至』が過ぎ、いよいよ本格的な『夏』がやってきます。
『夏』と言えば、気になるのが『紫外線対策』。
毎年、この時期になると『紫外線対策』の為のCMや雑誌などさまざまなメディアに取り上げられています。
と、ここで気になるのが『日本』の中でどこの都道府県に美人が多いのだろうと言うこと。
世間一般的に良く言われている『日本三大美人県』は、秋田県・京都府・福岡県です。
俗に言う、『秋田美人』・『京美人』・『博多美人』。
https://www.zuishinin.or.jp/onono_komachi/
6月22日利用。】
中でも最も有名なのは、『小野小町』を代表とする『秋田美人』ですよね。
では何故、『日本』でも秋田県の女性に美人が多いと言われるようになったのでしょうか?
その理由はなんと言っても、『日本』で秋田県が一番『日照時間』が少ないからです。
『日照時間』が少ない故に、『紫外線』をあまり当たることなく、余計なシワやシミが出来にくかった。
さらに、秋田県は『日本海側』の東北地方で、冬になると豪雪地帯です。
それによって、冬はあまり外に出るよりも家の中で過ごすことが多かったために、これも『紫外線』に当たる時間が少なく、白くてキレイな肌の女性が多くなったと言うのが、一般的な俗説です。
もう一つの説は、『豊臣秀吉』の時代に北関東最大の大名として活躍した『佐竹氏』が、『関ヶ原の戦い』の時に『西軍(豊臣側)』についたことによって、秋田県に移動させられました。
その時に『佐竹氏』が、『水戸』にいた美人を全て秋田県に連れて行ってしまった為に、秋田県には美人が多く、逆に『水戸』にはブスが多いと言われる所以となったと言うものです。
面白い都市伝説ですよね!
ちなみに『日本三大ブス県』は、茨城県・宮城県・愛知県と言われているようです。
茨城県の県庁所在地は『水戸』になるので、こちらもなんとも面白い都市伝説です。
『水戸藩』はずっと『江戸』に居座っていた事からも、美人を大名の元に集めたから、残っていたのが、ブスばかりだったなんて説もユニークですよね。
それと同様に、愛知県も『織田信長』・『豊臣秀吉』・『徳川家康』、いわゆる『三英傑』出身の県。
だから、お城の中に美人を揃えてしまった為に残ったのがブスだったと言う説。
宮城県がランキングに選ばれた理由は、『仙台藩』の3代目当主、『伊達綱宗』が『吉原』で最も『花魁』の中で、格式があり、筆頭の源氏名を名乗っていた『高尾大夫』と言う女性を娶ろうとしたが、断られたために斬殺。
【出典:『高尾大夫』Wikipediaより。】
その怨念によって、ブスが多くなったと言うなんとも恐ろしいエピソードがある都市伝説があります。
話は戻りまして、他の『京美人』・『博多美人』ですが、『京美人』はもう言わずもがな、『天皇』がおわす『京の都』であり、『日本』の中心部。
特に位の高い『公家』や『武家』が多く住んでいた『京の都』には、選りすぐりな美人が集まってくるのは当然のことでしょう。
さらに、京都の住宅は縦に長く、盆地である為に夏は暑く、冬は寒いと言う気候。
だから表にあまり出ずに、家の中で過ごす時間が長ったと言うような背景にも関係しているんです。
『芸者』は白い白粉を塗るので、日焼けなんて厳禁でしょうからね。
『博多美人』も、やはりその地理的なものから美人が集まったとされています。
元々ここには、『江戸時代』以前から『遊郭』が存在し、『江戸中期』頃から『明治』・『大正』と長くに渡り、最盛期を迎えています。
さらに、現在でも有名な『中洲』を中心とした歓楽街では、もつ鍋・豚骨ラーメン・辛子明太子など名物が数多く提供。
もつ鍋や豚骨ラーメンには、美肌に良い『コラーゲン』が多く、辛子明太子にも肌に良いビタミンが豊富に含まれています。
さらに、辛子明太子に含まれる『カプサイシン』によって脂肪燃焼の効果も見られます。
余談ですが、福岡市は他の都市よりも1世帯あたりの美容関係にお金をかける費用が、平均よりも多いことが『総務省』によって発表され、判明しています。
『美』に対しての心構えが他と比べて高いからこそ、『博多美人』と言われる所以なんですね。
さて、これまで上げた『秋田美人』・『京美人』・『博多美人』。
これらに共通しているものが1つあります。
それはどれも地理的にみて、『日本海側』に面していること。
それ故に、『太平洋側』よりも『日照時間』が短く、冬になるとその荒々しい海風によって、寒い地域となっています。
そうした部分からも、美白でキメの細かい美人がたくさん誕生したことに繋がるんでしょうね。
ちなみに、美人の共通点には顔に対して、生え際から眉頭・眉頭から鼻下・鼻下から顎を3分割にした時に、1:1:1になる比率が『黄金比』と言われています。
さらに、目幅は顔幅の5分の1になっているのが美しいとされているようです。
みなさんも、是非一度お試し下さい。
これからの季節の、飲み会なんかで話のネタとなるかもしれませんよ。
ただ、くれぐれも気心の知れた人たちとお楽しみ下さい。
相手に嫌な気持ちにさせることだけは、絶対にダメですよ。
「親しき仲にも、礼儀あり!」