2023年も6月が過ぎて、コロナ禍による規制も緩和され早くも1ヶ月。
それに伴い、海外からの『水際対策』も緩和され、外国人観光客の姿を多く目にするようになりました。
そんな多くの外国人観光客の楽しみのひとつが、何と言っても『日本』独自の『食メニュー』。
代表的な寿司や天麩羅、蕎麦や和牛など『和食』が定番の人気メニューとなります。
他にも、『日本人』の舌に独自に合わせた、ラーメンや餃子・カレーなども大気メニューとして確立しており、もはやこれらも『日本食』と言っても過言じゃありません。
そして今、海外で話題となっている絶賛メニューがあります。
それが、『たまごサンド』。
【出典:『ABC Cooking Stadio』公式ホームページより。】
意外過ぎるでしょ?
そのきっかけのひとつとしては、2021年に開催された『東京オリンピック・パラリンピック』。
【出典:『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京ポータルサイト
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/special/watching/tokyo2020/games/games-vision/
2023年6月8日利用。】
この大会への取材で来日していた外国人ジャーナリスト達が食べた『たまごサンド』に感銘を受けて、それをSNSに投稿したことから、世界中に広まり、瞬く間に話題の絶賛メニューとなったんです。
世界的にも有名な新聞社の『ニューヨーク・タイムズ』やカナダの公共放送局の記者が、『日本』の『たまごサンド』の美味しさにドハマりをし、中には「人生でナンバーワンかもしれない。」とは「次元の違う味」などと大絶賛。
それによって一気に知名度をのし上げて、今では「『日本』に来たら絶対に食べたいもの。」のランキングにも上位に食い込むほど、人気のものとなりつつあります。
では一体、どうしてそこまで海外で話題の絶賛メニューとして、扱われるようになったのでしょうか?
その理由は、大きく分けて2つ。
1つ目は、海外での『たまごサンド』と言えば、焼いたトーストやフランスパンにたまごを挟んで提供するのが一般的だからです。
さらに、具材もたまご以外にハムやチーズ、トマトやレタスなどが一緒に挟まれており、言うならば、それだけで1回の食事として認知される方が多いんですね。
例えば、海外から出店している『サブウェイ』なんかはそのボリューム感を売りにしており、これだけでお腹を充分に満たしてくれます。
【出典:『サブウェイ』公式ホームページより『たまごサンドイッチ』。】
https://www.subway.co.jp/menu/sandwich/2288.html
このように、海外ではサンドイッチと言ったらボリューム感があるのが当たり前。
『日本』のようにしっとりとしたパンにたまごとマヨネーズだけのシンプルの方が珍しいのです。
さらに『たまごサンド』と言っても、ダシの効いた『たまご焼き』を挟んだサンドイッチや、『ゆで卵』を潰したもの。
『ゆで卵』でも硬めに茹でたものだったり、半熟のもの、細かく刻んだもの、ざっくりと刻んだものなど、一見シンプルに見えて多種多様。
実は奥が深かったんですね。
2つ目の理由としては、なんと言っても24時間どこにでもある『コンビニ』の存在。
24時間営業している『コンビニ』は、その治安面からも世界的には非常に珍しく、さらにそこに行けば、いつでも手に入れる事が出来る商品のひとつ。
『日本』の治安の良さ、そして常に商品が充実している『コンビニ』で簡単に買えると言うのが、絶賛された理由なんですね。
だからこそ、海外で話題になり、絶賛されたメニューとして取り上げられたのです。
一部では、「敗戦国であり、未だ独立国家では無く、占領国。または、サンプル(実験)国。」なんて言われ方をしますが、そのおかげでここまで、治安の良い『安全大国・日本』となったのも事実です。
なぜなら、『GHQ』の理想とした国家がここにあるから!
そう言う意味でも、歴史とは不思議なものとなっているんですね。
普段、我々が何気なく手にしている『たまごサンド』も、こう言った視線から見て食べてみるとまた、一味違ったものになるかも知れませんよ。
これもいつか『日本の伝統食』となることを期待して!