2023年1月24日から26日にかけて、今季最大の『大寒波』が『日本列島』に襲来します。
【出典:『Tenki.jp』より1月24日9時予想天気図】
特に普段から雪に慣れていない『首都圏』では、1月21日現在の予報で来週の半ばは雪こそ降らないものの、気温がマイナスになるとされており、注意が必要です。
【出典:『Yahoo天気』より】
と言うのも、東京・神奈川・埼玉・千葉など『首都圏』では数年に1度の割合でしか雪が積もらないからです。
だから、ここに住む人々にとって積雪に慣れていないのが現状で、いざそういった状態になった時、交通網などはマヒし、災害レベルにまで発展してしまう可能性があるのです。
事実、2014年2月には東京都心の大手町で27cmの積雪を観測。
羽田空港では発着便の多くを欠航し、東海道・山陰新幹線も大幅の遅れがでた他に、首都高速などを含めた高速道路が一部、通行止め・徐行規制と、交通網に大打撃を受けました。
仕事や学校に行くにも電車やバスなどの遅延で、大幅に遅刻した人も多いほか、雪で滑るなどでケガ人も続出、車のスリップなどで事故や故障で救急車やレッカー車を呼ぶなど、本当に災害レベルの事態でした。
そんな経験から、来たる災害にどのように対策をし、備えること出来るかが重要なのです。
まずは家の中。
もし、積雪によって電線が切れて停電になってしまう場合に備えて、最低でも『家族人数分』プラス『家族人数分×2分の1』の毛布を用意しましょう。
もちろん、それ以上を用意してても大丈夫です。
それから、ガスコンロと水、そしてインスタント食品などの非常食。
【出典:『防災のサイボウ』 楽天市場店より】
凍えるような寒さに温かい食事や飲み物は、心も身体も「ホット」させます、「Hot」だけにね!
そして、なるべく1つの部屋に集まること。
電気がない暗い状態では危険だし、家族と一緒ならそれだけで安心です。
あと、重要なのは水道管が凍結し、最悪の場合破裂してしまう可能性があるので、それを防ぐために「ちょろちょろ」で良いので水を出しておくこと。
家の中にある水道管も凍結する可能性はがあり、そうなった時すぐに対応するのも中々難しいので、出来ることならこのやり方がオススメです。
また、外の水道管にはタオルをグルグルと巻いておくこと。
これと、同時に車のフロントガラスに直接雪が積もらないように、タオルなどを被せておくと良いでしょう。
もし、ガチガチに凍ってしまっても絶対に「熱湯」をかけるのは厳禁です。
温度差で、割れてしまう可能性もあるので。
外出時にも、基本的には両手が塞がっていない状態で、歩幅も小さく焦らずに歩く事。
【出典:『NHK NEWS WEB』より。】
仮に転んだ時にも、お尻から転ぶようにし手袋も着用しましょう。
それから、駐車場など車が出入りする場所や横断歩道・バスやタクシーの乗降場所なども滑りやすいので気をつけなければいけません。
【出典:『日テレNEWS』より】
もちろん自動車やバイクなどがいつ、スリップして突っ込んでくるかも分からないので、常に最新の注意が必要です。
このように、普段慣れていない地域に住んでいる人はもちろん、普段から雪に慣れている地域に住んでいるの人も最新の注意が必要なのです。
何故なら、今回は『ロシア』から流れて来ている、今季最大の『大寒波』は−69度と言う歴史的な『大寒波』だからです。
あれっ、そう言えば去年の『クリスマス』あたりに『アメリカ』でも『記録的大寒波』と言う報道があったなぁ。
『温暖化』が進んでいると言われているはずなのに…。
巻き込まれてるのは『日本』⁇…。