『お正月』も三が日が過ぎ、いよいよ明日から『仕事始め』と言う方も多いのではないでしょうか。
しっかり『神社仏閣』へ参拝は出来たでしょうか。
実は、『元旦』に『初詣』に行って、1月3日にもう一度、『神様』や『仏様』にちゃんと願い事が届いているかの確認のために、『お詣り』した方が良いと言う説もあるくらい、『日本人』にとって、『神社仏閣』は近い存在な事をご存知でしょうか?
そしてこの時期になると、よく見かける7つ集める(巡る)と、より一層の『ご利益』があるものと言えば…。
『七福神』
(上記は『ザ・プレミアムモルツ限定 七福神ラベル』より引用。)
『東京都』では、基本的に1月1日〜1月7日までの期間限定での実施が多いですが、『浅草七福神巡り』のように、1年を通して常時実施されている所もあります。
個人的には1度だけ『浅草七福神巡り』を巡ったことがありますが、当時歴史の知識の無い私でも、「ここが「沖田総司」の終焉の地かぁ。」とか「ここが『吉原』かぁ。なんか今でも夜のイメージの場所だな。」とかを思いながら、散策・巡ったたものです。
ここで感じたのは、「あれっ、もしかして『日本人』ってすごく『7』と言う数字を重んじているんじゃないか?」と言うこと。
それもそのはず。
『日本人』は『聖徳太子』の時代から、『神道』と『仏教』の2つの性質を合わせもった『神仏習合』で育ち、受け継いできた唯一の遺伝子を持った民族なのです。
(上記は『聖徳太子二王子像』 『奈良国立博物館 所有』より引用。)
『明治時代』以降、『神仏分離』があった時代になってもその風習は変わりなく今尚その伝統は『日本人』に継承し続けています。
それは赤ちゃんが産まれた時から。
赤ちゃんが誕生して、『生後7日目』に『お七夜』と言う、誕生日後最初の行事があります。
いわゆる『命名式』。
ここでも『7』と言う数字が使われていていますね。
そして『七五三』での『7歳』はこの歳から幼児から子供になった、そしてここまでしっかりと成長してくれたと言う『証』なのです。
さらには『満7歳』時には小学校入学、77歳には『㐂』は『喜ぶ』と書くことから『喜寿』となります。
人生の終わりを迎えた日から、7日目は『初7日』、その7倍の『49日』で納骨をし、一般的には『7回忌』までは親族が集まり供養します。
さらには武士が戦に出向く時に身につける甲冑は具足・刀・太刀・弓・矢・母衣 (ほろ) ・兜 (かぶと) の『7つ道具』。
(上記は『白檀塗具足(びゃくだんぬりぐそく)』 『久慈山東照宮 所蔵』より引用。)
他にも『善光寺』名物で、蕎麦やうどんには欠かせない薬味の『七味唐辛子』
(上記は『七味唐辛子』 『八幡屋礒五郎』公式ホームページより引用。)
『徳川家康』が信仰していた『北斗七星』などもあります。
(上記は『Tenki.jp』公式ホームページより引用。)
虹も『日本人』には7色に見えているんです。
と、このように『日本人』と密接な関係のある『7』と言う数字。
実は、『日本人』以外にもその数字は『神秘的』な数字なんです。
例えば、『聖書』では7日目が『安息日』。
7大陸や7つの海、七不思議。
何より不思議なのが、現在の惑星が『地球』を除いたら7惑星になることも忘れてはいけません。(水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の7つ)。
さらにさらに言うと、『コンパス』と『定規』では正七角形は描くことが出来ないのです。
(上記は『七角形』Wikipediaより引用。)
だから『完全数(神秘的な数)』と言われているんですね。
あれ、コンパスと定規って…。
そして、1ばんの不思議なのは人間の細胞は7年に1回で全てが生まれ変わること。
もしかしたら、この事実を知っていて全て『7』と言う数字を『神秘的な数字』としていたのかもしれませんね。
だから、『7』と言う数字が魅力的なのかも…。
そしてそれを利用している人は必ず存在しています。
それにいち早く気づくかどうかで、これからの未来が変わるかもしれません。
そう言えば、2023年も全てを足すと『7』になりますね。
『日本』の『干支』では『癸卯』で、「古い時代から新しい時代へ。」
何か、一旦リセットさせられるのかも…。