12月24日は毎年、老若男女がワクワク楽しい『Christmas Eve』。
『日本語』では『クリスマス』の『前夜祭』と言います。
この『EVE 』と言うのは、『英語』でも『New Year's Eve=大晦日』などさまざまな場面で用いられていす。
なぜか、「〇〇の前(日)。」と言う時に使っていますね。
そして、この『EVE』と言うのは、もともと何を表しているのかと言うと…。
『アダムとイヴ』の『EVE 』。
(上記は『アダムとイヴ』Wikipediaより引用。)
そう、『聖書』に描かれた最初の『女性』を表してしているんです。
『アダムとイヴ』とは『旧約聖書』に登場する最初の男女2人の人間で、唯一神『ヤハウェ』によって創られました。
2人は『エデンの園』と言う『理想郷』で、仲睦まじく暮らしていましたが、ある時に『ヘビ』に唆されて、『ヤハウェ』から「決して食べてはいけない。」と言う、『禁断の果実』を食べてしまいます。
『禁断の果実』を食べ約束を破った『アダムとイヴ』とそれを唆した『ヘビ』には『ヤハウェ』は罰を与えます。
『アダム』には額に汗が出なければいけないほど、働かなければ食糧が手にすることが出来なくなるほど、地から食糧を減少すると言い渡され、『イヴ』は『出産』する際に苦痛を、そして『ヘビ』は腹這いの生物となってしまいました。
だから『アダム』は『地(土)』、『イヴ』は『生命』、そして『ヘビ』は『サタン』の象徴となったのです。
あれっ、昨今の世界をパンデミックにまで陥らせた『COVID‑19』の指揮をとっているのは『WHO』で、そのロゴマークには『ヘビ』が入っていたような…。
(上記は『WHO』ロゴマークより引用。)
話は変わりまして、『キリスト教』や『仏教』などの宗教にはそれぞれ『聖数』が存在します。
中でも有名なのが『7』『8』『13』『18』『33』など。
例えば、『7』は『キリスト教』では「完全」・「世界」を表しています。
その理由は、『神』が6日間掛けてこの世界を創り、7日目で休息日を取り「完全に世界」が出来上がったからです。
ここから1週間が7日で、『安息日(休息日)』である日曜日に『ミサ』でお祈りするようになったんですね。
そして『聖書』には『三位一体』と言う概念があります。
『三位一体』とは、
①、父なる『神』
②、『イエス・キリスト』
③、『霊(魂)』
のこと。
この『三位一体』と『7』が合わさったのが、完全数『7・7・7』です。
その1つの数字の『6』は完全に届かないと言う意味から「不完全」、だから『6・6・6』は最大の不完全数=『悪魔の数字』となったのです。
『8』は漢字にすると『八』となり末広がり、横にすると『∞=無限』となることから『吉数』となっています。
『13』は『日本』では『十三参り』と言う縁起の良い数字となっています。
『18』も『日本』では「エースNo.」や歌舞伎の十八番として吉数となっています。
『33』は『キリスト教』では、『イエス・キリスト』が33歳で処刑され『神』になったとされています。
『仏教』においても開祖である『ブッダ』が33歳で『悟り』を開いたとされ聖数となっています。
さて、ここで『EVE』と言う名前。
アルファベットにすると、『E』は5番目・『V』は22番目。
それぞれ足すと、5+22+5=32
聖数『33』のひとつ前になるわけです。
だから、『EVE 』は「〇〇の前(日)」なんですね!
そして、面白いのは『日本』では女性の『大厄年』は33歳。
これはこの年辺りに女性は出産や育児などさまざま大変な時期となるからです。
そして、この『大厄年』の前の年、前厄の年が32歳。
『イブ』は出産時に苦痛を罰として与えられました。
全てはこの『EVE 』と言う名前に意味が込められていたんですね。
だからこそ、昔から女性は軽視されてきたのかも知れません。
『禁断の果実』を食べてしまったばっかりに…。
現代になっても、それは『宗教』上ではまだまだたくさんこびりついています。
それを踏まえた上で、私たちは新たな時代へと進まなければなりません。
『新時代』を…。
(上記は『ONE PIECE FILM RED』ポスターより引用。)
あれっ、片目?
そいやぁ、りんごをかじったようなロゴマークの企業のもとCEOもこんなことを言っていたなぁ。
「我々人類は、スマートフォンという禁断の果実をたべてしまった。」と…。