近頃、一年があっという間に過ぎている気がしてならない今日この頃。
いつの間にか、10月も後半ですね。
気づいたら年末年始にはいっているような気がしてなりません。
さて、そんな昨今ですが皆さんは『3年の法則』と言うのをご存知でしょうか?
『日本』では「石の上にも三年」と言う『諺(ことわざ)』があります。
(上記は『© 2022 言葉力~辞書よりもちょっと詳しく解説 』公式ホームページより引用。)
これは、「いくら辛くても辛抱して続けていれば、いつかは成し遂げることが出来る。」と言う意味です。
他にも、同じような『諺(ことわざ)』で、「継続は力なり」や、「塵も積もれば山となる」など、忍耐強く努力して続けていれば、いつかは上手くいくと言う、『日本人』の精神力の強さの根源を表すことばが多数あります。
プロや職人さんの世界でも、よく『10000時間の法則』ということばを聞きます。
これは、何をするにもプロまでのレベルになるには、10000時間はかかるというものです。
10000時間を365日×3年を割ると、約9時間となります。
という事は、通常の就業時間は8時間なので、プラス1時間を3年間頑張れば、ようやく一人前の人になるということです。
やはりどんな世界でも3年間は頑張らなきゃ、分からないものなんですね。
ただし、それも一生懸命やらないと意味無いんですがね。
ここで『3年の法則』の中で、面白いものがありまして、それは人生を『72年』として、24時間で計算すると、1時間が3年となります。
ちなみに、『内閣府』が発表した、日常生活に制限のない『健康寿命』で、2022年度版高齢社会白書では男性が72.68歳・女性が75.38歳でした。
(上記は『内閣府』公式ホームページより引用。)
そのことからも『72歳(年)』というのは理にかなっているんですね。
話を戻しまして、人生に24時間に置き換えた時、自分が今どの辺の時間帯なのかが分かる考え方を『人生時計』と言います。
例えば、1時だったら3歳、2時だったら6歳と計算出来るこの『人生時計』。
それによって今自分がどの位置にいるかがざっくりと分かり、その後の生活を見直したりすることが出来るのです。
18歳なら、18(歳)÷3(年)=6(時)。
21歳なら、21(歳)÷3(年)=7(時)。
と言うような計算方法となります。
6時と言えば、朝起きて準備をし始める時間で、18歳と言えば、ちょうど進学するか就職をするかを決める人生においての最初の岐路を決断する準備の歳です。
7時は勤務先に出勤する時間で、21歳と言えばちょうど入社試験を受け、自らの職業を決める時期。
まさに出発する時間なんですね。
正午12時は36歳、1日の半分を過ぎた時刻。
この時期はちょうど子供も小学生に入ったり、マイホームを買ったりと一番働き盛りだけど、無理をし過ぎると、身体に負担が掛かかるのが目に見えて実感し始める歳です。
お昼休み同様、しっかりと休むところは休まないといけない時期なんですね。
帰宅時間の17時は年齢で言えば、51歳。
この時間帯は帰ってから何を食べようか、何をしようかなどを考えながら帰る時間。
51歳と言えば、50代になり定年まで残り10年を切った時期。
子供もある程度、手が掛からなくなり、これからの第二の人生を考え始める時期です。
20時は60歳。
『還暦』です。
この時間帯は、次の日の準備や寝る前の準備をしたりする時間。
第二の人生のスタートをする年齢なんですね。
このように、考えてみると3年のサイクルで人生の転換期になることが多いのです。
だから、3年後にどうなりたいかをしっかりとビジョンを決めて、その目標を達成出来るように準備し頑張らければいけないんですね。
まさに『時は金なり』。
そうした意識をすると、人生がもっと楽しくなるはずですよ。
でも、意外と人生って短いんだなぁ…。