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『世界最古の国』日本

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痛風

蒸し暑い時期になり、不快指数も上がっている中で、「仕事帰りの1杯」を毎日楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

コロナ禍以前でしたら、仕事帰りに居酒屋でなんて方も多かったですよね。

 

 

 

 

 

 

そんな中での「東京都」では4回目の緊急事態宣言が発令されました。

 

 

 

 

 

 

 

そして、『TOKYO 2020』開催中も1都2県では「完全無観客開催」が決定しました。

 

 

 

 

 

さらに、今回の宣言下では、飲食店に対して国からの午後8時以降の休業や時短要請に応じない場合、酒販売事業者(小売業者)は取引をしないように求めるようになりました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ、本格的な炙り出しが浮き彫りになってきていますね。

 

 

 

 

 

 

とは言え、これは飲食店に限ったことなので、スーパーやコンビニなどでは当たり前のように販売しています。

 

 

 

 

 

自国開催の『オリンピック・パラリンピック』をテレビなどの配信で観戦するには、大人はお酒がお供にピッタリですよね。

 

 

 

 

 

そこで気をつけなけれいけないのが、お酒の飲み過ぎ。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその先には、『痛風』。

 

 

 

 

 

 

痛風』とは、血液中の尿酸値がなんらかの原因で高くなり、その「尿酸」が上手く体外に排出されないことにより、足首やひざなど関節に蓄積され、激痛が走る症状の『生活習慣病』です。

 

 

 

 

 

これになるとめちゃくちゃ痛いです。

 

 

 

 

 

「風にあたるだけで痛い」というところから、『痛風』という名前がついただけもあるくらいの痛みを生じる症状ですが、なぜこんなにも痛いのか。

 

 

 

 

 

その原因は「尿酸」のかたちにあります。

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(上記は、「尿酸」の結晶を引用。)

 

 

 

 

 

これを見て貰ってもわかるように、めちゃめちゃトゲトゲしているんです。

 

 

 

 

 

そんなのが、血液中に流れており、関節の一部分に蓄積されていったら…。

 

 

 

 

 

そりゃあ痛いに決まっています。

 

 

 

 

 

だって関節の内側でこんなトゲトゲした剣山みたいなものが、刺さっているんですからね。

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(上記は「剣山」のイメージです。)

 

 

 

 

 

 

 

では、この「尿酸」はいったいどこから作られるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

それは、『痛風』とよくセットで聞きなれた、もはや相方的存在の『プリン体』。

 

 

 

 

 

プリン体』とは、生物の重要なDNAなどを作り出したり、運動(臓器も含め)をする働きをするエネルギー物質です。

 

 

 

 

 

その『プリン体』は『肝臓』で分解され、その分解されたものが、尿酸になるわけです。

 

 

 

 

 

そして本来なら、『肝臓』で分解された「尿酸」はオシッコと一緒に排泄されるのですが、その数値が高いと残ったのが排泄されずに、血液中に溜まってしまい、それが痛み(『痛風』)となって現れてくるのです。

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(上記は『三和化学研究所』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

生きるために必要な『プリン体』ですが、必要以上に取り過ぎると、身体に害を与えてしまうってことですね。

 

 

 

 

 

さて、では尿酸値が高いとは一体どのくらい高いと『痛風』になる、もしくは予備軍と診断されるのでしょうか。

 

 

 

 

その数値は7mg/dl以上になります。

 

 

 

 

そして、『厚生労働省』は、その数値を6mg/dl以下が望ましいとしています。

 

 

 

 

 

また、『女性ホルモン』には腎臓からの「尿酸」の排泄を促す働きがあることから、女性よりも男性の割合の方が明らかに高くなっているんです。

 

 

 

 

 

 

とは言っても、女性も『痛風』になることはあるので、やはり血液検査で尿酸値が高い場合は、その生活習慣の見直しが必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

また、2019年に『厚生労働省』が行った『国民生活基礎調査』によると、『痛風』の患者は全国で125万人いるといると発表がありました。

 

 

 

 

さらに予備軍となると1100万人にもなり、これを合計すると1225万人にも昇ります。

 

 

 

 

 

『日本』の人口が1億2547万人に対して、20歳以上が1億497万人ですので、10人に1人以上は『痛風』患者・もしくは予備軍となります。

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(上記は『総務省 統計局』 令和3年度 人口統計 から引用。)

 

 

 

 

 

しかも、その割合がほぼ、男性であるという特徴から成人男性の5人に1人にまでという数字になってしまうんです。

 

 

 

 

 

そして、『痛風』に発症する季節も初夏から秋に掛けてが最も多いと統計されており、この原因はアルコール以外にも、睡眠不足やストレスなどにも要因があります。

 

 

 

 

 

 

新年度を迎え、少し経ち、緊張が和らぎちょうど色々とストレスが溜まってくる時期、そして暑かったり寒かったりと睡眠不足になってしまう時期、またその気温や湿度のせいで気づかない間に汗をかいており、体内の水分量が減っていき、オシッコとして排泄されないことなど、さまざまです。

 

 

 

 

 

 

さらに昔から『痛風』は「贅沢病」や「王様病」とも言われているように、肉や魚など、食材に『プリン体』(筋肉)が詰まっているものほど、その数値が多く、そういったものを多く摂取することによって、尿酸値も高くなります。

 

 

 

 

 

では一体、具体的にはどの食材にどの程度の『プリン体』が含まれているのかと言うと、『厚生労働省』の発表したガイドラインでは、100gあたり50mg以上の『プリン体』が含まれているものを極めて多いと定めています。

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(上記は『厚生労働省』委託機関 『公益法人 痛風財団』 食品・飲料中のプリン体含有量 より引用。)

 

 

 

 

 

この表を見てもらっても分かるように、『プリン体』の含有量が多い方は、「あん肝」や「レバー」・「干物」など、ちょっと贅沢品で外食の時に食べることが多い食材ばっかりですね。

 

 

 

 

 

逆に、少ない方は家庭の食卓に良く出てくるものが多いです。

 

 

 

 

 

 

特に『プリン体』が多く含まれているものとして、冬の季節にしか中々お目にかかれない、「あん肝」なんて、どうしても普段食べないからこそ食べてしまい、さらにそれに合うお酒も普段よりも多く飲んでしまいがちですよね。

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(上記は冬に話題の「痛風鍋」から引用。)

 

 

 

 

 

 

 

だから、その摂取量を例えば1人前から半人前にしたりと、工夫しながら食べれば良いのです。

 

 

 

 

 

 

また、少ないからと言って食べ過ぎも良くありません。

 

 

 

 

 

 

要は、暴飲暴食をせずに適度に食べることが健康的だと言うことですね。

 

 

 

 

 

 

そして、これからの時期だと普段よりも多くの水を摂取するように心がけなければいけません。

 

 

 

 

 

そうでなくても、汗で体内の水分が出て行ってしまうのですから。

 

 

 

 

 

 

健康に気をつけながら、「おうち時間」を楽しみこの夏を越えて行きたいですね。

 

 

 

 

 

一度なったら、地獄ですから…。