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『世界最古の国』日本

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最強布陣 江戸城

『江戸時代』というのは、1603年に『朝廷』から『征夷大将軍』を任命された『徳川家康』が初代とし、最後の『征夷大将軍』となった『徳川慶喜』までの約260年間続いた、とてつもなく長きに渡り、大規模な軍事衝突の無い平和な時代でした。

 

 

 

 

 

その影響や文化は現在までも継承されており、それが世界に誇るモノとなっています。



 

 

 

そんな『江戸時代』の中心、『江戸城』は一体どのように、そして『江戸市中』は一体どのような形成になっているかご存知ですか?

 

 

 

 

実は、川や海を利用し、敵から攻めこられにくい、さらには風水的にも最も吉兆と言うような作りとなっているのです。

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(上記は『国際日本文化センター』より引用。)

 

 

 

 

 

 

 

例えば、上図を見てもらうと分かるように『江戸城』を中心に『神田川』や『隅田川』などを利用して『の』の字の形に水が流れているのが分かります。

 

 

 

 

さらには枝分れした支流を使い、『良い気』を入れて『悪い気』を流し出すと言う構造になっています。

 

 

 

 

ちなみに、『東京都道405号線』は元々『江戸城』の外濠に沿った環状線で、通称『外堀通り』と呼ばれています。

 

 

 

 

 

と言うことは、ここまでが『江戸城』の敷地内だったと言うことですね。

 

 

 

 

馬鹿デカ過ぎます。

 

 

 

 

 

そして『江戸城』を中心に考えた時に、『鬼門』・『裏鬼門』に位置する場所にそれぞれ『江戸総鎮守』の『神田明神』・徳川家の産土神とされる『山王権現』を祀った『日枝神社』を置いきました。

 

 

 

 

その後この2つの『神社』の例大祭はそれぞれ『神田祭』・『山王祭』となって『江戸』を代表する『天下祭』と呼ばれ、今日までその伝統を受け継いでいます。

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(上記は『山王祭』2016年 より引用。)

 

 

 

 

ちなみに『天下祭』と呼ばれるようになったのは、この例大祭のみ『山車』が『江戸城』の中に入って、将軍がそれを直接拝謁することが許された唯一の祭ということに由来しています。

 

 

 

 

 

さて、『神社』での『江戸城』守護には『神田明神』・『日枝神社』を配置しましたが、『寺院』ではどうだったでしょうか。

 

 

 

 

その答えは『寺院』では『鬼門』・『裏鬼門』の位置に徳川家の菩提寺を置いたこと。

 

 

 

 

『鬼門』の位置には『寛永寺』を、『裏鬼門』の位置には『増上寺』を。

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(上記は『東叡山 寛永寺』より引用。)

 

 

 

 

さらに、『鬼門』の方角には『江戸市中』最古の『寺院』である『浅草寺』や、その先には『東の富士山・西の筑波山』として古くから信仰のある『筑波山』。

 

 

 

 

さらにその先には『御三家』のひとつ『水戸藩』を置き、その先には『常陸国』最古の霊山として、『水戸藩』も祈願所としていた、『御岩神社』があります。

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(上記は『御岩神社』拝殿より引用。)

 

 

 

 

余談ですが、『御岩神社』には『日本』のほぼ全ての『神様』が祀られており、その数はなんと188柱。

 

 

 

 

さらに、宇宙飛行士の『向井千秋』さんが宇宙から『地球』を眺めていたら、「日本に光の柱が立っている場所があった。」とコメントをしています。

 

 

 

 

後日、その『光の柱』の場所を調べてみると、なんとその場所と言うのが、『御岩神社』だったそうです。

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(上記は『御岩神社 奥宮』より引用。)

 

 

 

 

 

『奥宮』には何故か『皇室』の『菊花紋』があるのも不思議ですよね!

 

 

 

 

 

では逆に『裏鬼門』は『日枝神社』・『増上寺』の他に何があるかと言うと、まずは『日蓮宗』の『大本山』である『池上本門寺』。

 

 

 

 

そしてその先には『真言宗智山派』の『大本山』である『平間寺』通称、『川崎大師』があります。

 

 

 

 

さらにその先には初めて『幕府』が成立した『古都 鎌倉』があります。

 

 

 

 

『鎌倉』は『鶴岡八幡宮』や『国宝』である通称『鎌倉の大仏様』など数多くの『神仏習合』が存在している町並みとなっている、現在でも一大観光スポットとなっていますよね。

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(上記は『鶴岡八幡宮』より引用。)

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(上記は『鎌倉大仏』より引用。)

 

 

 

 

 

 

 

さらに、『日本一』の山である『富士山』やその先には家康の墓所のある『久能山東照宮』、もっと先には『伊勢神宮』や『天孫降臨』の地、『高千穂峰』や『霧島神宮』があるのです。

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(上記は『伊勢神宮Instagramより引用。)

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(上記は『高千穂峰 天逆鉾』より引用。)

 

 

 

 

 

そして、『北極星』または『北斗七星』は決して変わらないと言う概念から『妙見菩薩』の信仰をしていた家康は自身の墓陵を死後、『日光東照宮』を配置するように指示。

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(上記は『日光東照宮』より引用。)

 

 

江戸城』から見て真北の方角に『日光東照宮』を配置したのは、『皇帝学』である『妙見信仰』からなっているのです。

 

 

 

 

また、この『日光』から見て『裏鬼門』の位置には何故か、『足利尊氏』など『室町幕府』を成立した『足利氏』発祥の地で、『日本』で唯一の大学と称された『足利大学』がある『足利市』があるんです。

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足利大学』は『イエズス会』の創設メンバーの『フランシスコ・ザビエル』や『ルイス・フロイス』がその精度を称賛するほどの教育機関として、世界に名を知られています。

 

 

 

 

 

さらに『江戸城』から見て東には『成田山新勝寺』を、西には『高尾山薬王院』があり、これらも『真言宗智山派』の大本山になります。

 

 

 

 

 

ちなみに『成田山新勝寺』・『高尾山薬王院』・『金剛山平間寺(川崎大師)』は、同派の『関東三大本山』となります。

 

 

 

 

 

このように、ガチガチに周囲を名だたる『神社仏閣』や霊山があった『江戸城』。

 

 

 

 

 

だから、260年以上も『江戸幕府』は続いたんですね。

 

 

 

 

そして、現在では『天皇陛下』とその『皇族』の平常時のお住まいとなっている『皇居』。

 

 

 

 

 

未だにそのパワーは受け継がれています。

 

 

 

 

そんな『江戸の町』、東京!

 

 

 

 

またたくさん散策してみたいですね!