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『世界最古の国』日本

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日本の首都

7月15日は『首都圏』などを中心に『お盆』の時期が多く、お墓参りや家族と集まる家庭も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

さて『首都圏』と言うだけあって、ほとんどの『日本国民』が「『日本の首都』はどこですか?」の質問に、「『東京都』です。』と即答すると思います。

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(上記は『Googleマップ』より引用。)

 

 

 

 

実際、学校でもそう習ったし、テレビや報道でも『首都 東京』と言っていますからね。

 

 

 

 

 

 

『東京都』には『国会(立法)』、『首相官邸』・『行政省庁(行政)』、『最高裁判所(司法)』の三権の最高機関が揃っていることからも、明らかに『日本の首都』は『東京都』となるに違い無いと思います。

 

 

 

 

 

 

もちろん、人口も大企業やメディアの本社も他の『道府県』に比べたら比べ物にならないくらい多いし、お金を発行する中央銀行である『日本銀行』の本社だって、『東京都』にあります。

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(上記は『日本銀行Wikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

 

さらには各国の『大使館』も常設されているのは『東京都』。

 

 

 

 

海外からの報道でも、『首都』は『東京都』と報道されています。

 

 

 

 

 

でも、これ実は『日本の法律』で『首都』が『東京都』だとは明記されていないんです。

 

 

 

 

だから、正確に言えば『東京都』は『日本の首都』では無かったのです。

 

 

 

 

 

ただ、事実上『東京都』となっているのは間違いないですがね。

 

 

 

 

 

では、一体『日本』の本当の『首都』はどこか?

 

 

 

 

 

それは『千年の都』と称される場所…。

 

 

 

 

 

 

『京都』

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(上記は『京都御所』 『宮内庁』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

と言うのも、『明治』に入り『天皇』はさまざまな場所に『行幸』しました。

 

 

 

 

その一環として、『東京(江戸)』に入り、そのまま『江戸城』だった所を『天皇』の仮の住まい(『皇居』)としただけだったのが、未だに続いているだけなんです。

 

 

 

 

 

 

 

その理由はさまざまですが、まず第一に『江戸城』開城の際に、無傷で開け渡されたこと。

 

 

 

 

 

ボロボロの状態では、『天皇』が住んだり政務を行う事が出来ないからです。

 

 

 

 

次に、『皇居』周辺には『大名屋敷』が立ち並んでいること。

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(上記は『江戸城下町』 『国立図書館』 蔵より引用。)

 

 

 

これをそのまま省庁などの政務機関にしてしまえば、無駄な経費がかからないためです。

 

 

 

 

 

そして、第三に『東京』に『皇居』を移し、政務を行うことによって、それまで『朝廷』にいた『公家』たちが動かす政務よりも、『薩長土肥』を中心とした、もとは武士の身分の彼らが政務を執り行い易かったことになります。

 

 

 

 

 

『京都』にそのままいたら、『藤原家』などを筆頭に『公家』に口を挟まれたり、『京都』に住む人々に睨まれたりしてしまいますからね。

 

 

 

 

 

それを嫌った『明治政府』は自分達のやりたいような政務を行うために、わざわざ『東京』に『天皇』を連れてきたのです。

 

 

 

 

 

敵の大将の本拠地であり、一番の戦利品である『江戸城』に『天皇』を住まわせ『皇居』に変え、自分達のやったことを、まるで『正当化』させるようにね。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、戦後まも無い時までは『法律』でも『首都』は『東京都』となっていましたが、その後その『法律』は撤廃。

 

 

 

 

 

だから、事実上の『首都』と言う名目で『東京都』が現在の『首都』になっているんです。

 

 

 

 

 

 

ここで参考までに、『天皇』をはじめとする『皇室』と共に、『国際儀礼』もしくは『世界標準公式マナー』と訳される『プロトコール』で最上位の方に立つ、『エリザベス女王』をはじめとする『ロイヤル・ファミリー』。

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(上記は『皇族』・『ロイヤル・ファミリー』紋章より引用。)

 

 

 

 

 

 

その『ロイヤル・ファミリー』が住むのは『イギリス』の『ロンドン』になりますが、実はここも国際上、国の『首都』ではありません。

 

 

 

 

 

と言うのも、『イギリス』の正式名称は『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』。

 

 

 

 

 

4つの国が集まった連合国家なんです。

 

 

 

 

 

その4つと言うのが、

イングランド

 

 

ウェールズ

 

 

スコットランド

 

 

 

北アイルランド

 

 

 

この4国から成るのが現在の『イギリス』です。

 

 

 

 

サッカーなどスポーツの国の代表では、それぞれの国で出場していますよね。

 

 

 

 

だから、それぞれ本来は違う国なんです。

 

 

 

 

中でも『イングランド』の首都が『ロイヤル・ファミリー』の住む『ロンドン』だったことから、この地を中心に発展していっただけなんです。

 

 

 

 

 

意外と勘違いしている方も多いと思いますが、お間違いなされないよう、お気をつけ下さいね。

 

 

 

 

 

 

ただ、このように『君主国家』では基本的に『王族』が住む場所が『首都』となっています。

 

 

 

 

 

だから『日本の首都』ってのは、他の国と比べて特異な性質をもっているんですね。

 

 

 

 

逆に『王族』のいない『共和国家』は分かりやすく明記している国が多いです。

 

 

 

 

例えば、『アメリカ合衆国』は『ワシントンD.C.』、『フランス共和国』は『パリ』、『ドイツ連邦共和国』は『ベルリン』、『イタリア共和国』は『ローマ』と。

 

 

 

 

 

こうして見ると、やはり歴史の長い『日本』だからこそ、このような事態になっていることが分かりますね。

 

 

 

 

 

「歴史を知ると地理を知り、地理を知ると社会全体が見えて来る。」

 

 

 

 

 

誰が言ったかは分かりませんが、この言葉がまさに『日本』そして、『世界』そのものだと感じます。

 

 

 

 

 

もっと、『日本』が好きになるきっかけになりますね。

 

 

 

 

 

これから夏休み!

 

 

 

 

是非、お子さんにもこんな雑学を教えてやってください!

 

 

 

 

きっと面白さが伝わりますよ!