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『世界最古の国』日本

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唐辛子

2022年も『夏至』を過ぎ、これから日は少しずつ短くはなってきますが、ジメジメとした『梅雨』の時期、一番気をつけなければいけないのが、『熱中症』と『夏バテ』です。

 

 

 

 

 

『政府』も今年は『熱中症』対策を特に警戒するよう呼びかけており、運動する場合についても、なるべく『マスク』を外し、こまめに水分補給をするようにとしております。

 

 

 

 

 

また、湿度が高い『日本』ではこの時期、一番ジメジメしているため、食欲不振や寝不足によって『夏バテ』をしてしまっている方も多いと思います。

 

 

 

 

 

そんな中で効果的に食事を摂取するのを手助けしてくれるのが、『唐辛子』などの香辛料。

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(上記は『Chili's Grill & Bar』ロゴマークより引用。)

 

 

 

 

 

最近では、『唐辛子』の辛味成分である『カプサイシン』がより多く含んだものを調理した、『激辛料理』が巷では話題になっています。

 

 

 

 

 

でも、なんでこんな辛いものを、わざわざ高温多湿な時期に、人は自ら好んで食べようとするのでしょうか。

 

 

 

 

 

その理由は、『唐辛子』を食べると体内で、『アドレナリン』が分泌されるからです。

 

 

 

 

この『アドレナリン』のことを別名、『興奮ホルモン』とも呼ばれており、発汗を促し、脂肪やエネルギーの代謝を活発にするような働きがあるんです。

 

 

 

 

また、『唐辛子』を食べることによって、脳内で『β-エンドロフィン』というホルモンが分泌されます。

 

 

 

 

このホルモンは美味しいものを食べた時に分泌されるホルモンで、別名を『快楽ホルモン』と言われいます。

 

 

 

 

だから、『唐辛子』を食べた時に、「もっと食べたい!」と『脳』が判断するから辛いのに、食が進むんですね。

 

 

 

 

 

ここで面白いのが、『唐辛子』には『快楽ホルモン』によって、もっと食べたいという気持ちになり、『興奮ホルモン』によって、発汗を促し、食欲増進になるということ。

 

 

 

 

 

汗をかけば、その蒸発によって気化され上がっていた体温を下げ、さらには食欲が増して『夏バテ』防止に繋がります。

 

 

 

 

 

だから、人は『唐辛子』を使用した辛い料理を食べたくなるんです。

 

 

 

 

 

世界には『唐辛子』を使ったさまざまな辛い料理が存在してしています。

 

 

 

 

これはその土地土地での環境により、いかに体温調節をしながら生き抜くかを考えた末の料理だったんですね。

 

 

 

 

言い換えれば『先人たちの知恵』。

 

 

 

 

 

だから、この時期に毎年『激辛料理』が流行るのです。

 

 

 

 

 

『日本』でも、『戦国時代』に伝わり最初は鑑賞用、もしくは薬として使われてきました。

 

 

 

 

 

それがその後、食用となり現在でも薬味として、さまざまな料理に使われています。

 

 

 

 

特に『日本』では『鷹の爪』と言う品種が多く『南蛮』から伝わり、これを粉にした『一味唐辛子』や他の薬膳を混ぜ合わせてた『七味唐辛子』などが、有名です。

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(上記は『八幡屋礒五郎』より引用。)

 

 

 

 

 

また、『九州』では『唐辛子』と『柚子』を使った『柚子胡椒』が一般的な調味料として、多くに使われており、煮物や焼き鳥、鍋などにも使用されています。

 

 

 

 

 

そして、『胡椒』と言うのは『九州』の方言では『唐辛子』を意味しており、一般的な『胡椒』は『洋胡椒』と呼ばれている場合もあるくらい、定番中の定番調味料となっているんです。

 

 

 

 

 

『九州』では『江戸時代』も『南蛮貿易』が認められていた背景からも、より庶民に近い存在だったんでしょうね。

 

 

 

 

 

でも、『南蛮』から伝わった『唐辛子』なのになんで、『唐』ってついているのか不思議ではないですか?

 

 

 

 

実は『唐』と言うのは、『中国』に存在した『唐』と言う国では無く、広く海外(外国)の意味をもっているのです。

 

 

 

 

 

だから、「海外(外国)から伝わた、辛子」と言う意味になります。

 

 

 

 

 

さて、そんなジメジメした暑い時期、『唐辛子』を使った料理でオススメなのが、『キムチ』です。

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(上記は『成城石井』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

と言うのも『キムチ』は2006年3月に『アメリカ』の健康専門誌である『ヘルス』が健康に効果的な食品5つを『世界5大健康食品』と定めるとし掲載した中に選ばれたのです。

 

 

 

 

 

 

『キムチ』は白菜や大根などを、ニンニクやリンゴ・エビやイカの塩辛など数十種類の材料と『唐辛子』で漬け、その間に発酵し、『乳酸菌』が生まれます。

 

 

 

『乳酸菌』は腸内環境を改善し、消化吸収を促し、免疫力を高める効果があります。

 

 

 

 

また、『キムチ』は野菜を加熱しないので、『ビタミンC』が壊れにくく、発酵の過程では『ビタミンB1・B2』が増え、さらには『唐辛子』の成分である『カプサイシン』のによって、脂肪燃焼の効果に繋がり、発汗作用により新陳代謝も良くなるなど、素晴らしい食品なんです。

 

 

 

 

だから、『焼肉』のお供として『キムチ』をつまみながら食事をすると言うのは、実に理にかなった食べ方だったんですよ。

 

 

 

 

 

 

『温暖化』の影響か、昨今『日本』でも気温が上昇傾向にあります。

 

 

 

 

この夏は特に『キムチ』をおかずやおつまみとして、『夏バテ』にならないよう、気をつけていきましょう!

 

 

 

 

 

キンキンに冷えた『ビール』に『キムチ』、最高の組み合わせですね。