最近、ちょっと強めの都市伝説を多く出していたので今回は軽めの都市伝説を。
その中でも、いちばん身近な『アニメ』の都市伝説・裏設定をご紹介したいと思います。
まずパッと思い浮かぶのが『ジブリ作品』です。
例えば、『となりのトトロ』。
(上記は「スタジオジブリ」制作 『となりのトトロ』より引用。)
これは昭和30年代前半の「埼玉県 所沢市」を舞台にしたファンタジー作品です。
この作品を見ると、何故かほのぼのとすると言うか、心が和むと言うか古き良き「昭和」の時代の光景が目に浮かぶ気がします。
そして、『となりのトトロ』で一番有名な都市伝説は『トトロ』は実は「死神」であり、『トトロ』と出会った後半部分、ヒロインの『サツキ』と『メイ』の影が無く、もうすでに死んでいたと言うもの。
また、最後に病院にいるお母さんを2人が大きな木から眺めているというシーン。
とうもろこしを届けに『メイ』が勝手にお母さんの所に向かったのに、わざわざ眺めているだけなんて出来るんでしょうか。
『4歳の女の子』が…。
ただ、エンドロールのアニメーションでは、ちゃんとお母さんが帰ってきて『サツキ』も『メイ』も元気に成長している姿が写しだされています。
また、『三鷹の森ジブリ美術館』では、その後の『サツキ』と『メイ』の姿が見れる続編があるので、これはあくまでも都市伝説の範囲内のことと言うのが分かりますね。
ただ、非常勤講師として考古学の学者であり、生活費のために翻訳の仕事をしているお父さんの妄想を描いているという都市伝説もありますが…。
そして、裏設定として「スタジオジブリ」最後のセル画アニメーションとなった『もののけ姫』。
当時の『日本』の歴代興行収入記録を塗り替え、爆発的にヒットし、キャッチコピーは『生きろ。』と言うこの作品。
山神(『モロ』)に育てられた人間の子『サン』と、タタリガミに呪いをかけられそれを解くために西の国に向かった『アシタカ』との出会いのなかで、『シシ神(ディダラボッチ)』や、猪の神である『乙事主』と言う、森や動物たちがまだ神様として崇められていた時代。
そんな『もののけ姫』と『アシタカ』、そして神々と、自然を壊す人間たちとの模様を描いた作品です。
この中に登場する森の精霊『こだま』が、最後に1匹だけ生き残ったシーンが映っているんですが、この『こだま』がのちの『トトロ』になったんです。
と言うことは、そう。
世界観が繋がっているのです。
また、この作品のキャッチコピー『生きろ。』を担当した人物。
『糸井重里』さん。
実は『となりのトトロ』でお父さん役の声優をやっていた人物だったんです。
この、『生きろ。』と言う意味とは。
我々『日本人』へのメッセージなのでしょうか?
それとも…。
そして、『もののけ姫』の『サン』の子孫が『千と千尋の神隠し』だと言う都市伝説があります。
(上記は「スタジオジブリ」制作 『千と千尋の神隠し』から引用。)
その理由は、『千尋』(主人公)が『湯婆婆』との契約の際に、本名が『荻野千尋』と言う字の「荻」の部分が、「火」じゃなく「犬」になっていたからと言う説があります。
かなり強引かと思われますが、『となりのトトロ』に出てきた『真っ黒黒スケ』がこの作品にも登場しているので、なきにしもあらずという気がしてしまいます。
ただ、1963年(『昭和38年』)に起きた「狭山事件」の被告となった人物が養豚場で働いていたことと、事件発生日が5月1日だったこと。
5月は『和風月名』で『サツキ』・英語で『メイ』であること。
『トトロの森』が『狭山丘陵』を元にしたこと。
また、『神隠し』が誘拐と解釈出来ることなどいくつかそれを彷彿とさせるものがあるんです。
そして、『もののけ姫』→『となりのトトロ』→『千と千尋の神隠し』の世界観が一緒というのも、都市伝説としてさらに拍車を掛けていることになるんですね。
ちなみに、私事ではありますが以前、「埼玉県秩父市」にある『三峰神社』に訪れた際にたまたま天気も良く、景色が良かったので写真を撮ったら、こんな写真が撮れました。
ここは『犬神様(オオカミ)』を祀る『神社』ですが、雲がまさに『犬神様』に見えますよね。
何かのメッセージなのかしら。
話は戻しまして、『となりのトトロ』にはもうひとつあるんです。
それが『となりのトトロ』と同時上映をした作品。
『火垂るの墓』。
この作品は、終戦間近の「兵庫県西宮市」を中心が舞台となっており、戦争の悲惨さを伝える作品です。
このポスター、空襲に巻き込まれ、孤児となった2人の兄妹が「蛍の光」を見て、ひと時の幸せを感じさせるような描写になっていますね。
その後の2人の行く末を知ると涙が出てます。
でもこのポスター、実は裏設定があるんです。
このポスターを画像解析をしていくと。
空に「B-29」が飛んでいるんです。
さらには「蛍の光」と見えていたものが、焼夷弾に見えてきます。
そして、『火垂るの墓』の少女『節子』は4歳でその儚い命を落としてしまいました。
この作品と同時上映の『となりのトトロ』の少女『メイ』も、実は4歳なんです。
時代が違えばここまで違ってしまうのかと、考えさせられる同時上映となっており、さらにその上映順も、ほのぼのとする『となりのトトロ』を始めに、その次に戦争の悲惨さを伝えた『火垂るの墓』になっているんです。
戦争を知らない我々『日本人』たちに向けたメッセージなんですね。
全世界が「コロナ禍」のパンディミックに陥っているいま、裏では着々と世界は動いています。
『武力』という形で。
その中で『日本』も確実に巻き込まれています。
メディアではほとんど報道されていませんが…。
母国を守るのはその国の国民です。
戦争は良く無い、そんなことは子供でも分かること。
戦争をせず、いかにして守れるかひとりひとりがもう一度真剣になって考える時期になってきています。
◯国に対して…。