最近、ますます寒さを感じる季節となってきましたが、皆さんはどのような対策を取っているでしょうか?
今年の冬は新型コロナウイルスの影響もあり、簡単に咳をするのも白い目で見られてしまうと言う昨今ですが、心の底から早期終息を願うばかりです。
さて、つい先日ですが暦の上では『大寒』となり、その言葉通り極寒と感じた方も多かったのではないでしょうか。
そんな『大寒の日』に食べると縁起の良い食べ物をご存知ですか?
その食べ物とは何を隠そう、『たまご』なんですね。
別名を『完全栄養食品』。
目玉焼き・ゆで卵・たまご焼きに、たまご掛けご飯。
どれもその「黄身」と「白身」の見た目から食欲をそそる食べ物のひとつですが、実は冬の『たまご』は栄養価の高い食べ物として重宝されてきました。
その理由は、昔は外で飼育されている鶏が多く、エサもそれほど多くは無い季節に産むことによって、これほど滋養に効く食べ物は無いとされていたからです。
実際に、夏より冬のほうが水(湿度も低いですよね!)が少ないため、その中で『たまご』を産むことで鶏自身も大変な労力を使うんです。
そして、『たまご』自体も水分が少ないために、「黄身」の部分がより濃くなることでより一層、栄養価の高いものと考えられ、それを食べれば健康になるとして、『健康運』にご利益があるとなっています。
また、冬の『たまご』はその「黄身」の色が黄色であり、より色も濃いことから『金運』にご利益もあると言われています。
その際たるものが『大寒卵』。
一年で一番寒い『大寒の日』に産んだ『たまご』は、いまよりもずっと手に入りにくい物だったので、余計に縁起物として重宝されていたんですね。
さて、そんな『完全栄養食品』の『たまご』ですが、食物繊維とビタミンCは含まれいません。
それを補うのが、『日本人』の主食である『米』や『小麦』。
『米』や『小麦』には食物繊維も含まれており、それと一緒に摂取することによって不足している栄養素を補うことができます。
さらに食物繊維とビタミンCは『大豆』や『海藻』に含まれていることから、『味噌』・『豆腐』・『わかめ』などといったものを合わせた『味噌汁』を飲むことによって、栄養素を全て取り入れることができるのです。
あれっ?
主食と副菜、汁は揃ったけどメインの主菜が無いじゃんと思った方、ちょっと待って下さい。
実は、最近の論文で新型コロナウイルス感染予防対策としてビタミンDを摂取するよう、たくさんの医師から要望すると言う記事が発表されました。
では、ビタミンDを含む食べ物とは何か。
それが魚類やキノコ類なのです。
特に魚類にはDHAなど人のからだではほとんどつくることが出来ない、必須脂肪酸の一種やカルシウムなども含まれており、中でも『シャケ』にはビタミンDが多く含まれているんです。
(↑上図は『すき家』の『鮭納豆定食』を参照。)
そして、食事の際に一緒に飲む『緑茶』にも食物繊維・ビタミンCが含まれています。。
このことから分かることとは、まさに『日本の朝食』がベストなのです。
やはり『日本の伝統』とは素晴らしいですね!
そして、さらにビタミンDを無料で摂取出来る方法。
それが、『日光浴』。
特にこれからどんどんとポカポカ陽気になってくるので、日向ぼっこは健康面に置いても良かったんですね。
ただ、太陽光はも浴びてしまうので多くても20分・少なくても10分程度がちょうど良いとされています。
くれぐれも当たり過ぎないように。
とは言え、ゆっくりと時間が取れる休日などは朝に『日本食』を食べ、そのあと自宅の庭やベランダなどで日向ぼっこをしながらお茶を飲むなんて光景。
想像するだけで、心も身体もリフレッシュ出来そうですね!
『緊急事態宣言』で、不要不急の外出自粛を要請されているいま、「おうち生活」をしながらこのような健康維持を継続していきたいですね!