先日、大手家電メーカーの『SONY』が家庭用のBlu-ray Discの生産から撤退するという報道がありました。
【出典:『SONY』公式ホームページより。
2024年7月18日利用。】
その理由は、なんと言っても近年では当たり前になりつつある『動画配信サービス』の普及によるもの。
特に、全世界を襲った『新型コロナウイルス』による『パンデミック』のせいで、なるべく外出しないようにと『政府』からも指示があり、『おウチ時間』というものが推奨されました。
外に出ずに見たい映画やドラマなどがスマホ・タブレットでいつでも見ることが出来るようになったことによって、それまでわざわざ録画をして、ブルーレイ・ディスクに書き込んで保存するという行為が必要なくなってきたのです。
確かにそうですよね!
通信環境さえ整っていれば、映画だってドラマだって見れるし、さらにオリジナル作品もめちゃめちゃ増えてるし、なんだったら2週間前までだったら、過去の民放番組のほとんどが見ることが出来るんですから!
ちなみにこの『動画配信サービス』を利用している数は2023年の調査では30.5%。
約10人に3人の人が利用しているというデータがあります。
そしてもうひとつの要因。
それは、ハードディスクドライブ(HDD)自体の容量が大幅に拡充したことで、録画してもHDDだけで充分になったということ。
だからわざわざ、ブルーレイ・ディスクに撮り直さなくてもこれだけで事足りるようになったんです。
1T(テラ)の録画時間の目安では、約125時間録画が出来、2T(テラ)では約251時間。
3T(テラ)ともなれば、376時間も『地デジ』だと録画出来るのです。
【出典:『SONY』公式ホームページより。
https://www.sony.jp/bd/products/BDZ-FBT4200_2200_BDZ-FBW2200/
2024年7月18日利用。】
こんなにハードディスクドライブ(HDD)自体に容量があったら、それは必要性が薄くなってしまいますよね!
さて、ここで面白い都市伝説をご紹介したいと思います。
確かに、『配信動画サービス』やハードディスクドライブ(HDD)の容量拡充によってという理由もありますが、実はその裏にはもう1つの理由があります。
それは、いわゆる『アダルトコンテンツ』が無料で見れる時代になってきたから!
昔は『AV (DVDなども含む)』を購入しなければ見ることが出来なかった時代でした。
しかも、それをダビングしたりとね。
※これは違法ですので、絶対にやってはダメです!
でも、今の時代はそれこそスマホやタブレットなどで見ることが出来るようになりました。
しかも、無料のサイトがいくつもあります。
だから、衰退していったのです。
一説には「視聴用家電製品は、『アダルトコンテンツ』を制したものが勝つ!」とも言われているほど!
それほど需要があるんです。
と、このように時代の変化とともに衰退の一途を辿ってしまった家庭用BD業界。
でも、子供達の活躍を収めた動画はBDに残したいなぁ。