現在、『東京都』では『福島第一原発』の処理水問題によって、水産物の風評被害を払拭するために、少しでも多く水産物を食べてもらい、水産業者の支援・そして消費してもらうようにと、『食べて応援!海の幸キャンペーン』を実施しています。
【出典:『食べて応援!海の幸キャンペーン』公式サイトより。
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/suisan/campaign.html
2023年11月10日利用。】
これは、都内にある『寿司屋』や『鮮魚店』で食べたり買ったりし、その際に対象のQRコード決済で支払った場合、1回につき最大で30%のポイントが還元されます。
ただし、ここで注意して欲しいのがその対象QRコード決済サービスの企業が、11月7日現在で4つだけと言うこと。
現在、対象とっているのは『au PAY』・『d払い』・『PayPay』・『楽天Pay』のみとなっているので、お気をつけ下さい。
【出典:『食べて!海の幸キャンペーン』公式サイトより。
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/suisan/campaign.html
2023年11月10日利用。】
さらにもうひとつ気をつけて欲しいのが、決済時の還元ポイントは30%ですが、その還元上限が、1会計ごとに1000円相当までと言うことと、キャンペーン期間中の累計還元上限も1000円相当までと言うこと。
そして、この対象QR決済サービスごとに還元上限が適応されると言うことです。
要するに、1つのQRコード決済サービスの還元上限は1000円相当までしか、還元されないので、もし上限に達してしまった場合には他の3つでQRコード決済をすれば、また最大で1000円相当のポイントが還元されますよ!ってことです。
例えば、『au PAY』のQRコード決済を使った場合、3334円の食事か買い物をすれば、
3334(円)×0.3(%)=1000.2(円)
となるので、最大限に活用出来ることになります。
でも、もう『au PAY』は還元上限に達してしまったので、次からはその対象とはなりません。
だから、次からは他の各企業のどれかのQRコード決済をすればまた最大で1000円相当の還元が貰える。
と言うことになります。
合計で4,000円分相当ね!
そして、このキャンペーン期間は令和5年10月27日(金)〜12月8日(金)までのあいだになります。
これが得なのか、そうで無いのかの判断は各個人の自由です。
魚好きの人もいれば、好きでは無い人もいます。
だから、ご自身の判断でこのキャンペーンを上手く活用するかそうでは無いかを見極めて下さい。
個人的には『お寿司』や魚などの水産物は大好きですので、これを機に今回のキャンペーンを活用していきたいと思います。
ここで余談ですが、2018年10月15日付の『
国立研究開発法人 国立がん研究センター』の『国立大学法人 筑波大学』がこんな発表をしました。
それは、
1.魚をほとんど食べないことが大動脈疾患(大動脈解離・大動脈瘤)による死亡リスクを増加させることを、世界で初めて明らかにしました。
2.魚摂取が少なくとも月1〜2回食べていれば大動脈疾患で死亡するリスクは高くならないこともわかりました。
との研究成果だということ。
【出典:『国立研究開発法人 国立がん研究センター』公式サイトより。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/1015_02/index.html
2023年11月10日利用。】
また、肉も魚も良質なタンパク質は摂れるものの、魚にしか摂れない栄養素があります。
それは、子供の脳の発達に関係したり、動脈硬化の予防に必要な栄養素である『DHA(ドコサヘキサセン酸)』や、『EPA、もしくはIPA(エイコサペンタエン酸』。
また、骨を作るのに役立つ『ビタミンD』。
これらは、肉からは摂れない栄養素なので肉ばかりでは無く、せめて1週間に1回は食事に摂り入れて欲しい食材です。
健康にも、水産業界にも、そして経済的にもプラスになるこのキャンペーン。
ちょうど次の祝日はこのキャンペーン期間中だし、利用してみるかな!
そういえば、ちょうど去年の今頃、「積極的に水産物を食べよう!」と推奨する『セイラーズ フォーザシー』という非営利団体が普及活動のために横浜に来日しました。
その中の取組みとして『ブルーシーフード』というものがあります。
これは、「持続可能な水産物を優先的に消費することで、漁業を支援しつつ、枯渇が懸念される水産物の回復を図ろうというもの。」という取組み。
これによって、「持続可能な魚の消費を推奨することで、過剰に消費されている魚の資源量回復を目指そう。」となっています。
2023年版の『日本』の『ブルーシーフードガイド』では、ホタテ、養殖のぶり、わかめなど、57種類が掲載されています。
【出典:『ブルーシーフード』公式ホームページより。
https://sailorsforthesea.jp/blueseafood
2023年11月10日利用。】
そういえば、処理水問題になってから『日本』の『自衛隊』や『アメリカ軍』もホタテを使った料理を食事として提供することになりましたね。
第2の『トモダチ作戦』として…。
そして、この『ブルーシーフード』の創設者というのが、あの世界で名高い…。
『ロックフェラー』
これもたまたまなんですがね…。