4月25日に「東京都・大阪府・京都府・兵庫県」の都府県に『緊急事態宣言』が出されて、酒を提供する飲食店や大型商業施設などの休業要請を発令しました。
なのにもかかわらず、「渋谷」などの繁華街では前週とほぼ変わらない人通りだったということに驚を感じたのは私だけでは無いと思います。
そんな『コロナ禍』の状況で少しずつ変化してきているものの代表である『キャッシュレス決済』。
すごく便利ですよね!
人との接触を避ける昨今では、買い物をするときにお金の受け渡しがすごく気になったりする人も多くなってきており、わたしもその一人です。
「誰が触っているかも分からない現金は、意外と汚い!」なんてような事を、子供の時に大人から言われたのを覚えています。
そして、最近では大手コンビニのレジも次々とセルフレジや『キャッシュレス対応』レジになっている事からも、どんどんと『キャッシュレス』の時代になっていくというのが分かります。
さて、そんな中で『キャッシュレス』と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?
ここ最近では、やはり『PayPay』など『QR・バーコード決済』では無いでしょうか。
(上記は『PayPay』ホームページから引用。)
特に30代・20代を中心に利用されており、それ以前の『クレジットカード』などをわざわざ財布から出さずに、スマホひとつで手軽に買い物が出来るというのが、世間に広まった要因のひとつです。
さらに、この『コロナ禍』でお金(現金)を触らずに決済が出来るというのも、その広まりに拍車をかけました。
『経済産業省』もこの『キャッシュレス』を推進しており、『大阪・関西万博』が開催される2025年の6月までに『キャッシュレス決済』の比率を40%を目指しています。
(上記は「一般社会法人 キャッシュレス推進議会」 『キャッシュレス・ロードマップ2020』から引用。)
というのも、実は『日本』は『キャッシュレス決済』という分野では、20%ちょいしかなく先進国の中では、圧倒的に低水準となっています。
(上記は「一般社会法人 キャッシュレス推進議会」 『キャッシュレス・ロードマップ2020』から引用。)
『日本』よりも低い水準の国は『ドイツ』のみなんですね。
現金払い好きな『日本人』にとってはいまだに『キャッシュレス決済』が馴染んでいないことがここで良く分かります。
では、なぜ『キャッシュレス決済』をここまで推進しているのか?
それは、まず『TOKYO 2020』が開催予定だからです。
世界中での「パンディミック」が起こる前までは、これに合わせた「インバウンド(訪日外国人)消費」の拡大を狙っていました。
先述の図を見てもらってもわかる様に、世界では『キャッシュレス決済』が当たり前になっています。
また、訪日した際にわざわざ『日本円』に換金して買い物などをするのは、かなりの手間がかかります。
そこで、『キャッシュレス決済』を導入・推進していくことによって、訪日外国人たちにもストレス無く消費してもらうというのが、目的になります。
そしてさらに2025年の『大阪・関西万博』までにこれを安定して利用出来るようになれば、さらに「インバウンド消費」の拡大につなぐことが出来ます。
2つ目の理由としては、現金を引き出すATMの設備コストを削減するためです。
銀行やコンビニなど今では当たり前のように設置してあるATM。
実は、年間で1.6兆円ものコストが掛かっているんです。
確かに、全国にあるATM のシステムを守る費用や電気代、そして現金を補充などする警備員の人件費など、それだけで莫大なコストが掛かってしまいますもんね。
また、利用する側としても『コロナ禍』の影響もあって、前に誰が触ったか分からないATMよりも、スマホやカードなどの『キャッシュレス決済』をした方が良いというの増えてきました。
事実、大手メガバンクの『三菱UFJ銀行』は2023年度末までに40%ほどの店舗数を減らす計画を発表しています。
さらに今後はAIによるデジタル化が進んでいき2025年までには、もしかしたらATMという存在がほとんど無くなっている可能性もありますね。
実際、もはや紙の『預金通帳』は有料化になっているんですから。
『みずほ銀行』は1月から1冊につき1100円、『三井住友銀行』は年間で550円の手数料が発生、また『三菱UFJ銀行』は通帳発行料は無いものの、2年以上の入出金がない口座に対しては年間で1320円を徴収すると発表しています。
こうなるとますます『キャッシュレス決済』『デジタル化』が進んできますよね。
無駄なお金を払いたくないんですから、利用者としては。
『PayPay』では今年の9月30日まで加盟店に手数料を無償化しています。
逆に言うと10月1日から有料化になるわけですが、それまでにどんどんとCMなどの広告を出し加盟店や利用者を増やすと言う経営戦略。
見事にいまの時代にマッチしている戦略方法ですよね。
利用者にとっては使える店舗を選んで足を運び、消費するんですから。
では、今まで収入はどうしていたのか。
実は、『ソフトバンク』と『Yahoo』が合同で設立した合弁会社だったんです。
『ソフトバンク』は言わずとしたれた通信事業会社で、『GAFAM』と強い繋がりがあります。
『Yahoo』も現在は『ソフトバンク』の傘下に入っており、ここから支援をされ運営しているのです。
ここで少し面白い話が。
『GAFAM』とは情報技術(IT)産業における最大かつ最も支配的な企業の事で、『Google』『Amazon』『Facebook』『Apple』『Microsoft』の頭文字を取ったものです。
お気づきですか?
それを支配しているもの。
そう、それが。
『イルミナティ』
そして、『Yahoo』と言う名前の由来は『ヤッホー』から来ていますが、実はこれは『ユダヤ教』の唯一神である『ヤハウェ』が訛ったものです。
やはり、ここでも色々と繋がってきましたね。
そして、2024年には『日本』では「新紙幣」が新たに発行される予定になっています。
現「1万円札」の「福澤諭吉」は『フリーメイソン』と関係があると言われていますが、次期「1万円札」の肖像予定である「渋谷栄一」も、ある一族につながっています。。
その一族というのが。
『ロスチャイルド家』
ここでも、繋がりが出てきましたね。
話は戻しまして、政府は『キャッシュレス決済』を推進しているのに、なぜ「新紙幣」を発行するのでしょうか?
時代に逆行しているとは思いませんか?
実は政府が本当に手に入れたいもの。
それが、『タンス預金』なんです。
『日本人』の特長として、未だに多いのが『タンス預金』。
地震や台風など災害が見舞わられることが多いこの国ならではの特長ですね。
いざとなった時に、そこから現金を持ち出せばスマホの充電が切れたとしても、物資を手に入れることが出来るんですから。
この特長は、特に高齢者に偏っている傾向がありその額はなんと100兆円超えたと『日本銀行』が今年の3月17日付けで発表しています。
100兆円ですよ!
これは『日本』の『国家予算』の一般会計に匹敵する金額です。
では、この『タンス預金』と何が関係があるのか?
それが『タンス預金』で眠っている「旧紙幣」の『あぶり出し』!
例えば、「旧紙幣」を使えなくして「新紙幣」に交換させます。
そうなると一旦は銀行などの金融機関に預金されます。
なぜなら、100兆円分もの「新紙幣」を印刷するのに間に合うわけがないからです。
そうすることによって、相続税や贈与税、また脱税などを取り締まることができ、徴収できるのです。
なぜなら『キャッシュレス決済』が進んでいるので、「新紙幣」の数が少ないくデジタル化された預金通帳に置くことしか出来なくなってしまうから。
そのための『キャッシュレス決済』推進、『新紙幣発行』なのです。
本当は…。
『預金通帳の有料化』・『キャッシュレス決済推進』・『新紙幣発行』と目まぐるしい程に変化していっている金融機関と社会の動向。
いつの時代も知っている人が得をして、知らない人が損をするが世の常です。
せめて、身の回りの管理だけはしっかりとしないといけないですね。