2023年も10月に入り、急に涼しく過ごしやすい季節となって来ました。
かと思えば、朝晩は羽織るものが必要な季節となり、コーディネートも難しいですがまだまだ日中は暖かく、『行楽シーズン』てしては最適な頃合いとなっています。
さて、そんな『行楽シーズン』ですが、コロナ禍での規制も4年ぶりに解除されさまざまな『レジャー』を予定している方も多いことでしょう。
個人的に今年楽しみにしているのは、子供たちの運動会。
保育園ではかけっこや親子リレー、小学校では今年から騎馬戦も出来るようになり、ようやくコロナ禍以前の行事が見られるようになりました。
そして、お楽しみは何と言ってもレジャーシートを敷いて、みんなで食べる『お弁当』‼︎
【出典:『マカロニ』公式ウェブサイトより。
2023年10月5日利用。】
外でワイワイしながら食べるお弁当というのは、なぜあんなにも美味しいのでしょうね!
中でも、大人気のおかずと言えば不動の1位・2位である『唐揚げ』と『玉子焼き』。
大人も子供もこれがあるだけでテンションが上がります。
というよりも、この2つのどちらも嫌いという人、『日本人』にいるのかしら?と思ってしまうくらいの「ザ・定番」のお弁当のおかず。
各家庭で味つけが全く違うのも、お弁当ならではの楽しみのひとつですよね。
最近では、オシャレなお弁当も増えつつあり、メインに『サンドイッチ』なんて言う家庭もよく目にするようになりました。
個人的にはしっとりとしている海苔が巻いてある『おにぎり』が好きなんですけどね。
【出典:『おにぎりJapan』公式ウェブサイトより。
https://www.onigiri-japan.com/archives/7385
2023年10月5日利用。】
そんなお弁当ですが、実は涼しくなってきたこの『秋』に、一番『食中毒』に注意しなければならないということを知っていますか?
というのも、暖かくなってくる『春』や『夏』のお弁当には『食中毒』に注意して作りますが、涼しくて気の緩んだ『秋』こそ、しっかりとした保存管理が必要なんです。
ではどのような『食中毒』対策が必要かというと、まず大前提としてお弁当箱を使用する前にしっかりと洗い、乾かすこと。
前回使った時に洗ったから「大丈夫!」という安易な気持ちにならず、必ず使う前にしっかりと洗って、乾かして下さい。
使っていない間に目には見えないカビや細菌、油汚れが残っている可能性があるからです。
また、水分が残っている状態だと、そこから細菌が増殖してしますので、必ずキッチンペーパーなどで拭き取るか、しっかりと乾かして下さい。
また、調理前には必ず手を洗い、調理中もこまめに、特に生肉や生魚を使った時は、また板や包丁などの調理器具もしっかりと洗って細菌の増殖を防ぎましょう。
それからなるべく汁気の多い物は入れない事。
というのも、最近の繁殖条件は「温度・水分・栄養分」でこの3つが揃うと爆発的に細菌が繁殖します。
だから、少しでもその不安要素を取り除くためにもなるべく汁気の多い物は控えましょう。
また、濃い味付けにすることによっても、『食中毒』を防ぐ効果があります。
ただし、全ての食材はしっかり冷めてからお弁当箱に詰めて下さい。
そうじゃないと、蒸気によって水分が発生して細菌を増殖させてしまいます。
お弁当箱におかずを入れる時はなるべく直接入れるよりは、「抗菌シート」やアルミを使うと見た目も細菌の増殖も防ぐことになりますので、おすすめです。
他にもたくさん注意しなければいけない事がありますが、最後に保冷もしっかりとしましょう。
作っている朝方や、前日の夜は冷えていますが日中はまだ20℃〜25℃前後の気温が多い『秋』。
そのまま持っていくと、その暖かさで細菌の増殖してしまいます。
だから、細心の注意をしてお弁当を持っていきましょうね!
余談ですが、お弁当の管理もさることながら、今年の『夏』の暑さでそれまで行動が出来なかった蚊やスズメバチが今、その活動を最盛期となっています。
だから、必ず『レジャー』を楽しむ際には『虫除けスプレー』を持参し、近づかないこと。
せっかく涼しくなって、楽しい行事が増えて来た今年の『秋』。
無茶をせずに、たくさんの良い思い出を家族などと一緒に作りましょう!