2022年も10月に入り、この月唯一の祝日であった『体育の日』も終わり本格的な『秋晴れ』が続く季節となってきました。
そして、『体育の日』を前後して学校や保育園・幼稚園では『運動会』や、『秋の大会(新人戦)』など各スポーツから話題が上がってくるのも、この季節の特徴となります。
中でも、『スポーツの世界』では『験を担いで(験担ぎ)』で、試合前には『勝つ』ために、それぞれ1人1人が『ルーティン(個人の決まり事)』のようなものが多かったりします。
そんな『験担ぎ』でも一番大事なのが、食事。
試合前に何を食べるかによって気分が変わったりしてしまうというスポーツ選手も多く、如何に『勝つ』ために気を使って繊細な心遣いをしながら、いわゆる『勝負メシ』を食べているというのが分かります。
そんな『勝負メシ』で、一番有名な所ではまず「カツ丼」、もしくはシンプルに「カツ定食」ではないでしょうか。
(上記は『かつや』期間限定メニュー「王道ロースカツ定食」より引用。)
実はこの「カツ丼」、勝負事のここ一番という時に最高のパフォーマンスを出すために必要なのは『スタミナ』ですが、その『スタミナ』の源となる『三大栄養素』の全てが備わっているめちゃめちゃ優秀な『勝負メシ』なんです。
『三大栄養素』とは「炭水化物」・「脂質」・「タンパク質」からなるもので、主となる豚肉・たまご・米の組み合わせには、これら全ての栄養素が備わっています。
さらに、豚肉には「ビタミンB1」には「糖質」をエネルギーに変え、疲労回復のスピードを速める効果も期待されています。
ただし、揚げ物なので食べ過ぎには注意が必要です。
食べ過ぎると、大事な試合前に胃もたれで万全な体勢で出来なくなってしまうかもしれませんからね。
また「カツ」も豚以外に、「ステーキカツ」や「チキンカツ」などの語呂合わせも良いお好みの「カツ」で試合前に臨むとより良いパフォーマンスが期待出来ます。
「カツ」→「勝つ」
「ステーキカツ」→「敵に勝つ」
「チキンカツ」→「きちんと勝つ」など…。
次に有名な『勝負メシ』は「おむすび」です。
(上記は『一般社団法人おにぎり協会』公式ホームページより引用。)
その由来は「おむすび」=『御結び』となり、良い結果を結びつけてくれるから。
具材には「カツオ」=「勝男」を使った、「かつお節」や「昆布」=「喜こんぶ」と言った『験担ぎ』のものが特に人気になります。
おかずとして『勝負メシ』で人気なのは「鯛」=「めでたい」です。
「鯛」は『縁起物』や『ハレの日』には欠かせないものひとつですが、中でも『鯛の鯛』と呼ばれる、「鯛」の骨を綺麗な状態で取り除くことが出来れば、さらに『縁起が良い』とされています。
綺麗に食べないとすぐに折れてしまうので、慎重に見つけ出してみて下さい♪
また、「納豆」もその粘りから「粘り強さ」を連想させ、人気を誇っています。
(上記は『マルコメ株式会社』公式ホームページより引用。)
ここで『勝負メシ』として、意外に人気なのが「ウィンナー」。
(上記は『マルハニチロ』公式ホームページより引用。)
その理由は「ウィンナー」=「Winner 」=「勝者」となるからのようです。
みんな良く考えているんですね。
他にも語呂合わせ意外に、個人個人の『勝負メシ』があります。
例えば、元プロ野球選手の「イチロー選手」なんかは試合前に毎日「カレーライス」を食べて試合に臨んでいたそうです。
普段から食べているものの方がリズムを崩さずに臨めるからですね。
このように数ある『勝負メシ』の中で、皆さんもひとつ探しあててはいかがですか。
もしかしたら、人生の好機が訪れるかもしれませんよ!