ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 https://analytics.google.com/analytics/academy/certificate/TiepweC8SKqeaAXTDSMm8A

『世界最古の国』日本

#神社仏閣#歴史#都市伝説#グルメ#漫画#アニメ#ゲーム#その他生活にありとあらゆるものなどに関することを書いています。ここに記載するすべて記事の引用素材は誹謗中傷を目的としたものでは無く、著作権を侵害する目的で作成したものではありません。

虚空蔵菩薩

2021年の『丑年』もあと3ヶ月ちょっとで終わろうとしており、9月23日には『秋分の日』を迎えようとしています。

 

 

 

 

 

いよいよ、『秋』の季節を満喫出来る季節となりましたね。

 

 

 

 

 

そんな中で、新作の『iPhone』を発表したわけですが、初代から数えて『13』番目の機種になります。

 

 

 

 

 

アメリカ』ではこの『13』という数字は「不吉」な数字とされていますが、『日本』ではその逆に「吉数」とされているものが多いのをご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

例えば、『十二支』では、1周が12年なので、13番目の年は新たな時代への移り変わりなどと考えられています。

 

 

 

 

 

小学校から中学校へ上がり、「学生」となって制服を着たり、部活動を始めたり、さまざまな場所での料金が「学生料金」になり、少しずつ大人の階段を登り始めるのも、ちょうど13歳を迎えるこの年ですよね。

 

 

 

 

 

 

そんな13歳の年に「京都府」を中心に関西地方はある行事を行います。

 

 

 

 

 

その行事とは『十三詣り』。

 

 

 

 

 

 

これは、「知恵」の菩薩として信仰のある『虚空蔵菩薩』に、知恵を授かるために、数え年で13歳の男女の子供たちが『お詣り』をする行事になります。

f:id:TOTAN:20210914180035j:image

(上記は『東京国立博物館 蔵』平安時代 国宝 より引用。)

 

 

 

 

 

これは、数えで13歳の男の子の場合、半元服(本元服の1〜2年前に行う簡単なもの)の年であり、女の子の場合は、ちょうどこの頃くらいに「初潮」が始まる時期であることから、どちらも「大人の仲間入り」をする年齢となります。

 

 

 

 

 

また、『虚空蔵菩薩』は『菩薩』の中で13番目に生まれた『菩薩様』とされています。

 

 

 

 

 

そんな13歳の年に、13番目に生まれた「知恵」を授ける『虚空蔵菩薩』からのご利益をあやかろうとした風習が『十三詣り』なんですね。

 

 

 

 

 

 

これから分かることは、「親」が「子」に対しての『幸福』を願うということ。

 

 

 

 

 

 

現代においても、その様子は全く変わっていませんね。

 

 

 

 

 

 

そして、現代ではちょうど「中学受験」の年(数え年で13歳)となっており、その「知恵」のご利益を得るためにと、関東地方でもこの行事が定着しつつあります。

 

 

 

 

 

「東京都内」の小学生が中学受験が当たり前というイメージがあるのも、有名私立・国公立中学校が「都内」に多くあり、そこに入れて上げたいという「親」の思い(優しさ)から来ているのだというの分かります。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに『十三詣り』は4月13日前後に参拝するのが通例であり、それは『虚空蔵菩薩』の縁日が13日であることと、13歳が初めての『厄年』であるために、その厄を祓ってもらうという事が由来である説もあります。

 

 

 

 

 

また、『虚空蔵菩薩』は『十二支』の『守護仏』では『丑・寅』となっており、やはり1周まわって新たな時代への移り変わりの時に、ご利益を得るという考えからも、いかに『虚空蔵菩薩』が強く信仰されていたかというのも、分かります。

f:id:TOTAN:20210915060246j:image

 

 

 

 

 

 

さて、そんな『虚空蔵菩薩』ですが、『明けの明星』の化身や象徴とされています。

 

 

 

 

 

『明けの明星』とは『金星』のことで、『太陽』・『月』の次に光が強く輝いて見える星になります。

 

 

 

 

 

俗に言う『一番星』とは『金星』のことなんですね。

 

 

 

 

 

 

また、『金星』は『惑星記号』では『♀』と表記されており、これは『メス』を表す記号にも使われています。

 

 

 

 

 

それと対になるのが『火星』で、『惑星記号』では『♂』と表記されて、『オス』を表す記号にもなっています。

 

 

 

 

 

『太陽』から数えて、「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」と並びますが、『地球』から見て前後に位置する『惑星』がこの表記なんですね。

f:id:TOTAN:20210915061401j:image

(上記は『国立科学博物館』「惑星記号一覧」より引用。)

 

 

 

 

 

 

ここで少し話はズレますますが、『惑星記号』で一番身近な存在である『地球』とその衛星である『月』はどう表記されているのでしょうか。

f:id:TOTAN:20210915061807j:imagef:id:TOTAN:20210915061813j:image

 

 

 

 

 

 

『地球』は丸に十字、『月』は三日月型になっていますよね。

 

 

 

 

 

実はこれ、『三種の神器』を表しているのです。

 

 

 

 

 

三種の神器』とは、『八咫の鏡』・『草薙の剣』・『八尺瓊勾玉』のことであり、『伊勢神宮(内宮)』・『熱田神宮』・『皇居』にそれぞれが納められています。

 

 

 

 

 

 

では、どこが『三種の神器』かというと、丸が『八咫の鏡』、十字が『草薙の剣』、三日月型ご『八尺瓊勾玉』となっています。

 

 

 

 

 

さらに言うと、『日本神話』で登場する『天照大御神』が『八咫の鏡』であり、『素戔嗚尊』が『草薙の剣』であり、『八尺瓊勾玉』が『月読尊』を表しているのです。

 

 

 

 

 

そうです、『三貴子』を!

 

 

 

 

 

『全世界』で共通の記号にこんなことが隠されていたと言うこと、お気づきだったでしょうか?

 

 

 

 

 

 

話は戻りますが、『明けの明星』はその光輝くことから、『キリスト教』では、『ルシファ』の表しています。

 

 

 

 

 

あれ、『ルシファ』って地獄の闇へと堕とされた『堕天使ルシファ』で、『闇の総帥』ってイメージですよね。

 

 

 

 

 

でも本来は『唯一神』に使える全天使の長だったんです。

 

 

 

 

その後、『唯一神』と敵対して、地獄に堕とされ『堕天使』となったのですが、この『堕天使ルシファ』の別名は『魔王サタン』。

f:id:TOTAN:20210915075515j:image

(上記は『ベルギー 聖ポール大聖堂』より引用。)

 

 

 

 

 

 

そして、この『堕天使ルシファ』を崇拝している組織が…。

 

 

 

 

 

 

 

イルミナティ

 

 

 

 

 

 

 

また、『新約聖書』で唯一、予言書としての性格を持つ、『ヨハネの黙示録』で最後の聖典では、ある人物が「輝く明けの明星」と呼ばれています。

 

 

 

 

 

その人物とは。

 

 

 

 

 

 

イエス・キリスト

f:id:TOTAN:20210915104155j:image

(上記は『イエス・キリストWikipediaより引用。)

 

 

 

 

 

 

 

また、『真言宗』の開祖である、『空海』はまだ青年だった時代に、「高知県室戸市」の『御厨人窟(みくろど)』での生活しており、隣にある『神明窟』で厳しい修行をしているときに『明けの明星』が口に飛び込んできて、『悟り』を開いたとされています。

 

 

 

 

 

 

そして、この『御厨人窟』から見る景色が、「空」と「海」しか見えなかったことから『空海』と名乗ったと言われています。

f:id:TOTAN:20210915133817j:image

(上記は『金剛峯寺』保存 『空海肖像画より引用。)

 

 

 

 

 

 

ここで不思議なことに、この地の名前が『みろく(6・6・6)になっていること、そしてこの位置が『北緯33度』線上にあるんです。

 

 

 

 

 

 

これも偶然なんでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

そして、『惑星記号』の中でもうひとつ、『メティス』という惑星があります。

 

 

 

 

 

『メティス』の名前の由来は、『ギリシア神話』に登場する『メーティス』という女神で、意味は「知恵」になります。

 

 

 

 

 

そして、この『惑星記号』は…。

f:id:TOTAN:20210915134824j:image

 

 

 

 

 

 

「知恵」を授ける菩薩様は、『虚空蔵菩薩』とはじめに言いました。

 

 

 

 

 

 

これで全てが繋がりましたね。

 

 

 

 

 

このように、『全世界』で繋がっているのです。

 

 

 

 

 

 

だからこそ、「知恵」を出し合い平和な世にしなければならないんです、我々『人類』は。

 

 

 

 

 

最後に、「ソクラテス」の言葉を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

『無知こそ、最大の罪である。』