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世界最古の国『日本』

神社仏閣 旅行 グルメ 日本神話 歴史 都市伝説にまつわる事を書いています。是非ご覧ください。

風神雷神

2020年11月4日から、2020年『東京オリンピック』の第4次発行が開始されました。

 

 

 

 

その記念硬貨の500円硬貨に『風神』『雷神』のデザインとなりました。

 

 

 

 

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率直にカッコイイ‼︎

 

 

 

でも、なんで『風神・雷神』なのだろうと思って色々と調べていくうちに、なるほど!

となりました。

 

 

 

 

実は『風神・雷神』の御利益がオリンピックの記念硬貨には最適だったんですね!

 

 

 

 

 

その御利益とは

①自然→台風などの自然災害から守る

 

 

 

②農業→雨をもたらし、農作物の成長

 

 

 

③勝負→正々堂々と勝利を掴む

 

 

 

④健康→悪疫などの病気・ケガから守る

 

 

 

 

⑤事業成功→新たな始まり

 

 

 

 

などとなっています。

 

 

 

 

 

 

さて、『風神・雷神』は災害や病気をもたらす悪神となっていますが、『風神』は鎌倉時代の『元寇』の際には、『伊勢神宮・外宮』の境内にある別宮の『風宮』に青い鬼神があらわれ、大きな風(神風)をおこし、救ったことから、それ以降は『日本』を救う神として信仰の対象となりました。

 

 

 

 

 

また、奈良県生駒郡にある『二十二社』のひとつで旧官幣大社の『龍田大社』では、毎年7月4日には『風神』を鎮めるための「風祭り」が行われています。

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ここで面白い話があり、疫病神としての『風神』は邪鬼であり、これが体内に入ったときに病気を引き起こすとして、ここから「かぜ→風邪」と書くようになったと言われています。

 

 

 

また、江戸時代の文献には、人を見たら黄色い息を吹きかけて、その息を浴びたものは病気になると言われており、これは中国大陸から飛んでくる「黄砂」のことで、まだ科学が発達していない時代にも、このような民間信仰として特に「西日本」では、当時の生活に関わっていました。

 

 

 

 

 

このように、自然現象の風を司る『風神』は雨と密接な関係をなしており、そこから雨をよぶ雷を司る『雷神』と対の関係となっていきました。

 

 

 

 

『雷神』は農作物の神として信仰があり、特に「稲妻(いなづま)=雷」は読んで字の如く、稲穂に大事な妻と書くほど大事な自然現象でした。

 

 

 

これは、夏から秋にかけて稲穂には大量の水が必要であり、この時期に雷が起こると雨をもたらしてくれ、田んぼが潤うことから、稲と雷を関連づけて、このように呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

また、学問の神様としても親しまれている『菅原道真』は死後、「天神様(雷の神様)」になったと伝わっており、よく子供ころに雷が鳴っているときに「ヘソを出していると取られるよ。」などで大人におどされたなんてこともあったと思います。

 

 

 

 

その「雷さま」から逃れるためには、蚊帳の中に逃げ込むか、くわばらと唱えなければいけないとなっています。

 

 

 

 

そして、このくわばらとはかつて『菅原道真』が亡霊(雷さま)となり、都に多大な被害をもたらした際に、もともと『菅原道真』の領地であった桑原の場所にだけは雷が落ちなかったという伝承からきています。

 

 

 

 

よく、災いなどをさけるときに「くわばら、くわばら」と口ずさむのはここから来てたんですね。

 

 

 

 

 

 

このように古来から『日本人』の生活と密接な関係を持って、民間信仰として親しまれてきた『風神・雷神』。

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そして、本来ならオリンピックイヤーであった2020年。

 

 

 

来年に延期したとは言え、『東京オリンピック』の記念硬貨のデザインになった『風神・雷神』の御利益で、疫病に打ち勝ち、正々堂々との勝負で勝利をもたらすと言う、まさに時代にあったぴったりのものだったんですね!

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