2025年10月4日、『自民党』の総裁選で、『高市早苗氏』が初の女性総裁に選ばれました。
東京都も現・都知事は『小池百合子氏』で、女性となっていることから、次期『天皇』を巡って、『今上天皇陛下』の実娘である『愛子内親王』か、はたまた『皇位継承順位』第2位である『悠仁親王』がで議論が再熱してきています。
この『女性天皇』にあたっては、そもそも一体何が問題なのかというと、単純に『皇室』は2600年以上にも渡って『男系男子』で受け継げられていると言う事が、最大の条件ということです。
ただし、実際には、過去に10代・8名の『女性天皇』が存在していました。
その10代・8名全てが『男系男子』の子孫を『天皇』にする為への、中継ぎ的役割だったという事です。
ちなみに『生物学』的に言えば、父親からしか受け継げない染色体がY、母親からしか受け継げない染色体がXとなります。
だから、男性はYX染色体で、女性はXX染色体となるんです。
そして、女性はY染色体を受け継ぐ事が出来ない為、子供が女性だけの場合、そのY染色体は消滅してしまうことになります。
だからこそ、『男系男子』を重要視しているんですね!
ということは、『今上天皇陛下』を含め、『皇室』及び『旧宮家』の男性の遺伝子を辿っていけば、『神武天皇』にまで遡ることが出来るという事です。

『聖徳太子』が摂政をした事でも有名です。
『天皇』に即位した背景には、同時の権力争いで『物部氏』vs『蘇我氏』の関係図があったこと。
そして、その権力争いで勝利した『蘇我氏』が全ての実権を握ってしまうと、反発する者もで出来てしまう恐れがあったことです。
さらには、『皇位継承』を出来る男子がまだ『天皇』に即位するには幼過ぎたこと。
この条件下で選ばれたのが父や兄妹、夫(異母兄)が『天皇』として即位していた正統なる血筋を持った『推古天皇』だったのです。
だから、次の『天皇』に即位したのは自分の子では無く、(ただし、夫である『敏達天皇』は『天皇』であるから、男系男子と言うものは正統なものです。)もう1人の皇后となった『広姫』の孫を次代の『天皇』に即位させたのです。
ちなみに、次代の34代『舒明天皇』の子供に『天智天皇』や『天武天皇』がおり、これ以降の『天皇家』はこの2人の『天皇』の男系男子が継承されることになります。
と、このように複雑な権利争いの調和の為に生まれた『日本初の女性リーダー』。
その後の『女性天皇』も次代の繋ぎ役・調整役として即位します。
と言うことは、一時的にでも『愛子内親王』が『天皇』に即位する事もあり得るのか…。
『悠仁親王』に男系男子の子供が誕生するまでの繋ぎ役として…。