2025年10月12日(日曜日)に『目黒のさんま祭』が開催されます。

【出典:『第49回 目黒区民まつり』公式ホームページより。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/documents/13108/panhu1001.pdf
2025年10月10日利用。】
正式名称は『目黒区民まつり』となりますが、通称『目黒のさんま祭』。
今年は数年ぶりに豊漁で脂も乗っているので一度は食べたい旬物の「さんま」。

やはり塩焼きが一番ですね!
さて、この『目黒のさんま祭』は『落語』のネタにあやかって始まったお祭です。
その内容は、目黒で初めて食べた下魚(庶民が食べる魚)とされていたさんまを大変気に入った殿様が、後日再びさんまを食べたいと家来に話すと、家来たちが魚河岸で新鮮なさんまを取り寄せ、油を抜き骨を抜いたりと丁寧に調理し殿様に差し出しました。
しかし、一口食べるとたちまち不機嫌になった殿様。
家来に「これはどこのさんまか」確認すると、「新鮮な魚市場で購入しました」と言われた殿様はそこで一言、「やっぱりさんまは目黒に限る」。
普段から高級な物を手を施しされて食べている殿様と、庶民が食べている物とのギャップ。
その世間知らずの有様を皮肉って描いたこの『落語』。
それを笑いにする江戸っ子気質を感じるネタです。
そんな『目黒のさんま祭』では、10時から14時半までさんまを提供予定としています。
また、他にも物産展やさまざまなイベントも開催予定となっているので、是非是非楽しんで下さい。
詳しい詳細は、以下のホームページでご確認ください。
↓
https://www.city.meguro.tokyo.jp/documents/13108/panhu1001.pdf
ちなみに、この殿様のモデルは3代将軍・徳川家光という説があります。
当時の江戸城は海が見えるくらい近く、逆に目黒は内陸にあると言うのも当時の状況が目に浮かびますね!
さんまの炙り寿司も美味いよなぁ〜。
