2025年3月5日、参院予算会議で『高額医療費制度』についての引き上げを予定通り、今年8月から実施すると石破首相が公言しました。
『高額医療費制度』とは、医療機関(病院など)や薬局の窓口で支払った金額が、ひと月(月初めから月終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を国が支給する制度です。
※ただし、入院時の食事代やベット代・その他雑費代は含まれません。
【出典:『厚生労働省』公式ホームページより。
https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf
2025年3月6日利用。】
具体的には、ひと月の医療費が100万円で69歳以下の場合で年収が370万〜770万の方を例にします。
【出典:『厚生労働省』公式ホームページより。
https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf
2025年3月6日利用。】
上記の表の様に、80100円➕(100万円➖267000円)✖️1%🟰87430円
となります。
これが実際に負担者がひと月に支払う負担額です。
残りを国が負担してくれているってことですね!
そしてその上限金額が、約10%増えることとなっているのです。
【出典:『厚生労働省』公式ホームページより。
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001393881.pdf
2025年3月6日利用。】
その金額にして月に約2万円の引き上げ!
負担上限額にして、18万8400円程度となります。
【出典:『NHK 首都圏ナビ』より。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/017/83/
2025年3月6日利用。】
一体どーなってんだ!って感じでしょ?
医療費の払えない患者には治療を中断せざるを得ない方もいるはず。
それをしっかりと訴えているのに。
明らかに国民の理解を得ずに決めた政策です。
『高額医療費制度』の引き上げの理由については、物価の上昇と、所得の上昇を加味したことだとか…。
『国家的殺人未遂』と批判した県知事もいるくらい、我々の命に直接関わってくることなのです。
2022年10月現在の『総務省統計局』が発表している我が国の人口の「年齢区分別割合」を見ると、15歳から64歳までが59.4%と一番多くなっています。
【出典:『総務省統計局』公式ホームページより。
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2022np/index.html
2025年3月6日利用。】
逆に15歳未満が11.6%と一番少ないこと。
そして、2024年の出生数は9年連続での過去最小である72万988人でした。
では、30年後いや25年後どうなるかなんてもうお分かりですよね?
働き盛りの人がいないんです。
だから、今15歳から64歳までの対象の方も働かなければいけないんです。
じゃないと国が滅びるから!
外国人留学生への補助金や、他国に支援金を渡す前に、我々国民を守れ!
でなければ、本当にこの国は滅びるよ!?
って事なんです。
最後はちょっと熱くなってしまいましたが、皆さんも是非、もう一度良くこの法案を良く見て調べて、これからの我が国の未来についてお考え下さい。
これが現実なんですよ…。