2025年2月10日、『財務省』は「国の借金」が2024年12月31日時点で1317兆6365億円となり過去最大となったと発表しました。
【出典:『財務省』より】
「国の借金」とは『国債』や一時的な資金を調達するための借入金、『政府短期証券』などを合わせた合計した金額。
過去最大となった理由は、『社会保障費』などを賄うために発行した『国債』が増えた事が要因となっています。
ちなみに、この「国の借金」を国民1人当たりに単純計算すると約1063万円となります。
また、今年3月31日までにはこの金額がさらに膨らみ、1351兆円となるとみられているとも発表しています。
でもね、実は『日本』の総資産額、いわゆる『国富』って令和4年の時点で、1京2649兆3000億円もあることをご存知だったでしょうか?
【出典:『内閣府』公式ホームページより。
2025年2月13日利用。】
『国富』とは、「国民全体が持っているすべて資産から、負債(借金)を引いたもの。
一般的には『正味資産』と呼ばれています。
その中には、金融資産はもちろん、土地と住宅、構造物、設備・機械などの固定資産、土地、特許などの知的資産やソフトウェアなどが含まれています。
ねっ、ちゃんと『日本』は総資産をもっているんです。
ちなみに、金融資産以外のものを非金融資産とよばれており、その割合は金融資産が7割・非金融資産が3割となっています。
さらに、『日本』の『対外純資産』は令和5年12月末までで、33年連続で世界最大の471兆3061億円までのばしており、前年の令和4年12月末と比べると、51.3兆円(12.2%)も増やしているんです。
ちなみに『対外純資産』とは、『日本政府』や国内の企業、個人が海外に持っている「対外資産」から、海外の投資家や企業からの投資や借り入れといった「対外負債」を差し引いたもの。
要するに、「世界一」海外に資産を持っているのが『日本』だと言うことになります。
【出典:『日本経済新聞 電子版』より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA282TS0Y4A520C2000000/
2025年2月13日利用。】
でも、なんで実際にはこんなに総資産があるのに、『財務省』は「国民1人当たりの借金」を報じるだけで、本当はお金があることを報じないか。
それは、もっと税金を増やすため。
我が国にはお金が無いから、国民たちから税金として徴収します!なんたって、借金が1人当たり約1063万円もあるんだから!
って、国民に思わせれば「しょうがないかぁ…。」ってなってしまう心理作戦なんです。
メディアもそう言った報道はほとんど放送しないし、ほとんどの国民が調べないことを利用したね。
中々エグイやり方でしょ?
とは言え、一般的な国民は本当にお金がありません。
公益社団法人『セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン』が、3歳以下の子どもがいて、かつ 『住民税非課税世帯』などで 同団体の日用品や食料品の支援を利用したことがある、いわゆる貧困世帯を調査した所、ある事実が判明しました。
その事実というのが、49.2%の貧困世帯で「紙おむつ」を経済的な理由から買えなかった経験があると言うことです。
そしてその回答をした多くが「ひとり親」だったということ…。
2024年の『厚生労働省』の調査では、我が国の子供の7人に1人が貧困状態であると発表しています。
なら、こういう支援にお金使えよ!っと思います。
弱者から徴収する税金よりも、一部の権力者達に有利になるようなこの仕組み。
権力者達はお金あんだからよー!
ってね。
この事実を知った上で、皆さんはどう考えますか?
ちなみに、2024年に自殺した児童・生徒の数は527人と統計を始めた1980年以降最多と、『厚生労働省』が発表しました。
この貧困という理由も一理あるとしたら、もはや政治家や官僚たちの手で間接的にやっているとも受け止められます。
本当に『日本の未来』を思うなら、ちゃんとこういう事ももっと報道して!