遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
気づけばもう早くも今年になり、2週間が過ぎようとしています。
早い、早すぎる…。
そして、今回の年末年始に全国的に猛威を襲った『インフルエンザ』。
我が家ももれなくその影響を受けました。
ギリギリ行けたのが『神社』に初詣と『だるま市』。
今年も『だるま市』では「金色」を購入しました。
そんな縁起物としての『だるま』の色ですが、一般的には「赤色」のイメージですが、元々は「黄色」だったようです。
それが、江戸時代に天然痘が流行った時に、「赤色」は邪気を払うことからこの色が全国的に広まっていったそうです。
その後、昭和になるとさまざまな色のだるまが登場し、今のようなカラフルなものになっていったのだとか。
それぞれその意味はというと。
①.赤色→魔除け
「家内安全」や「無病息災」「開運吉祥」など病気や災難を防ぐ縁起物として、一番人気の色です。
②.白色→目標達成
「合格祈願」や「大願成就」と受験生や何か目標を達成を目指す時に効力があると言われており、「白色」から純真無垢で目標に突き進んでいくと言った意味があります。
③.黄色→金運上昇
黄色は豊かに実った稲を連想させ、「五穀豊穣」の意味があります。
④.黒色→商売繁盛
黒色は「黒字になる」という事から「商売繁盛」や「事業繁栄」などの意味があります。
⑤.青色→平穏無事
青色は流れる水や空を連想させ、「リラックス効果」や「癒し効果」など落ち着いた状態の意味があります。
⑥.緑色→健康祈願
緑色は樹木がまっすぐ伸び伸びと生えていることから、「健康長寿」など意味があります。
⑦.桃色→恋愛成就
可愛らしいハートの色から、「恋愛運」や「結婚運」などの意味があり、特に女性に人気です。
⑧.紫色→瑶林瓊樹(ようりんけいじゅ)
紫色は古来から高貴な色として扱われており、その神秘的で才能を持った「個人発揮」などを目指す意味があります。
⑨.金色→金運上昇
金色といえばその見た目からしても「金運上昇」。また、金メダルを連想させることから「優勝祈願」や「必勝祈願」の意味もあります。
と、このように色によってさまざまな意味がある『だるま』。
ちなみに『だるま』の目入れは、最初に願い事をしながら、まず左目(向かって右)に黒目を入れて、願いが叶ったら右目(向かって左)にも黒目を入れ、感謝の気持ちを込めて行います。
また、「祈願成就」の際には購入したお店で引き取ってもらい供養するか、『神社』や『寺院』でお焚き上げをして貰うと良いです。
いくら願いが叶ったからと言ってそのままゴミ箱に捨ててしまうのは気が引けますからね。
最後に、『日本三大だるま市』と言えば
→毎年1月1日・1月2日に開催されており、まゆは鶴、ひげは亀など縁起の良い動物が描かれています。両肩に「商売繁盛」「家内安全」などの金文字が書かれているのが特徴です。
場所は『少林寺』
→毎年3月2日・3月3日に開催されており、僧侶によるだるまの目入れが行われ、左目に「ア」、右目に「ウン」の梵字が入れられます。
場所は『深大寺』
→毎年旧暦の1月7日〜9日に開催されており、立派な髭をつけていることで有名。
この機会に皆様も是非ご覧下さい!