今年も行ってきました!
『大国魂神社』の『酉の市』。
17日は『二の酉』。
今年は『三の酉』まであるので、あと1回は参拝出来ますね!
今年は異例の暖かさで、昼間は上着が要らないくらい。
ただ、17日の夜からは一気に冷え込むので、次回の『三の酉』にはちゃんと暖かい格好がオススメです。
ちなみに、当日はチラホラとTシャツ姿の人もおり、11月半ばとしてはやっぱり異例中の異例。
さて、そんな『酉の市』ですが、今年も熊手商・露店商ともに大盛り上がり!
ようやく『コロナ禍』前に戻ってきたような気がします。
まずは『大国魂神社』本殿に参拝し、挨拶をしてから奉納。
ちょうど、『江戸の里 神楽』も始まるところだったので、ナイスタイミングでしたね!
ちなみに『神楽』とは、字のまんま。
その土地の土地神様(氏神様)に、楽しんでもらう為の奉納儀式で、収穫への感謝を表現するのが目的です。
だから、派手な格好で舞ったり、たくさんの音色が響き合うんですね。
そしてその起源は、『アマテラス』が『岩戸隠れ』をした際に、世の中が真っ暗になってしまった為に、神様たちが集まって『アメノウズメ』の舞を中心に、わざと賑やかにして、『アマテラス』が気になって出てきた所を、引っ張り出し、再び世の中に光が指すようになったと言う『神話』、『天の岩戸』となります。
その後、『アメノウズメ』は踊り子や芸能の神様として祀られ、その象徴として『吉原』に(裸で踊ったことから、遊女としての神様でもある。)、また『アマテラス』が顔を覗いた際に、岩戸をぶん投げた『 アメノタヂカラオ』は相撲の神様となり、『両国』に江戸時代には祀られることとなりました。
この地域が『江戸城』から見て北東に位置しているのは、『鬼門』だからこそ、あえてそこに幕府公認の神事を司る神聖なモノを置いたと言う事はあまり知られていない事実ではありますが、こうしてみると納得するでしょう?
もうひとつ『神楽』の話をすると、『神楽』から派生したのが室町時代に全国に広まった『能楽』。
その『能楽』を大衆文化として広めたのが『歌舞伎』なんですね!
今現在でも、人気を誇る『歌舞伎』にはこんな歴史があったんです。
ちなみに、『能楽』を最初に広めたのは『聖徳太子』の側近、『秦河勝』と言われており、やっぱり『秦氏』が深くこの『日本』の歴史には関係してくるんですね!
話は戻しまして、『酉の市』は『日本武尊(やまとたけるのみこと)』が東夷征討の 勝ち戦を祝い松の木に熊手をかけてお礼の祭りをしたことに由来すると言われています。
その時がたまたま12日に1回の『酉の日』だったことから『酉の市』が始まったようです。
と、ここまでは『酉の市』に関する歴史を軽く話して来ましたが、そんなん関係無くとりあえず一度は行って見て下さい!
絶対楽しいですよ!