2024年も9月が半ばを過ぎ、2週に渡って3連休という方も多いと思います。
もうご予定はお決まりでしょうか?
観光地などは毎回、連休ともなれば朝から高速道路の渋滞情報をテレビやラジオなどで終日放送しているので、しっかりとチェックをしながら、安全な旅を心掛けて下さい。
こうした生活行動の中であることが、現在の景気変動と相関していると言われています。
まず『笑点』というのは、58年も続く『日テレ系列』で放送されている演芸バラエティー番組。
【出典:『笑点』公式サイトより。
https://www.ntv.co.jp/sho-ten/
2024年9月17日利用。】
おじいちゃん・おばあちゃん世代から小さなお子さんまで誰もが知るこの長寿番組は、『日テレ系列』の番組では、歴代放送期間が第3位。
演芸バラエティー番組としては最長の放送期間を誇るオバケ番組です。
ちなみに『笑点』という命名したのは通説では「立川談志」師匠と言われていますが,実は当時の番組スポンサーであった『サントリー』の「柳原良平」さんとのことです。
そして、この柳原さんが作ったのがあの『アンクルトリス(トリスおじさん)』。
【出典:『サントリー』公式サイトより。
2024年9月17日利用。】
続けて、『サザエさん』はというと、1969年から『フジテレビ系列』で続いているテレビアニメ番組。
こちらは最も長く放映されているテレビアニメとして『ギネス世界記録』を保持している長寿番組。
【出典:『サザエさん』公式サイトより。
2024年9月17日利用。】
ちなみに、年に数回オープニングの最後でタマがフライングして飛び出てくることがあるので、是非こちらも注意しながらの放送をご覧下さい。
こちらは法則性が全くないようなので、一部では考察サイトもあるほど。
上記は6月30日放送回のでした。
さて、ここで共通しているのは「日曜日の夕方」に放送されているということ。
これで、なぜ景気変動が分かるのかと言うと、「視聴率が上がる=国民が外にいないで、家でテレビを観ているから!」
例えば、今週・来週と3連休が続いています。
そして、日曜日はその中日に当たります。
要するに、この時間帯に外に出ていないということは、外でお金を使わずに家にいるから、経済がお金が社会に廻っていないってことなんですね!
だからここで景気が良いか悪いかが分かるわけです。
視聴率をみるだけでね!
それを表しているのが、『景気動向指数』。
これは『内閣府』が毎月発表している景気がいまどうなっているかを分かりやすく示す指標で、これを見て現在の『日本』がどっちに傾いているかを判断する材料となっています。
中でも、視聴率と相関性をもつのが『景気DI』というもの。
『景気DI』とは、基準を50%とした時に、全ての経済指数が拡大すれば100%となり、全ての経済指数が悪化すれば0%となるというようなもの。
これを3ヶ月ごと(業界では1クールとも呼びますね!)に比較して、どの程度の変動があり、景気が良くなったか、もしくは悪くなったかを計る指標となります。
もっと分かり易く言えば、『笑点』と『サザエさん』の視聴率が上がったり下がったりすると、その前のクールよりも景気が上がったり下がったりするのが分かるような相関となっていると言うことなんですね!
そして、現在『新型コロナウィルス』の影響もあり、この2番組よりもさらにその相関がはっきりとしている番組があることが『帝国データバンク』の調査で分かることが判明しました。
その番組というのが…。
『ONE PIECE』。
【出典:『ONE PIECE』公式サイトより。
2024年9月17日利用。】
『ONE PIECE』は最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ)" 名義でギネス世界記録に認定された漫画であることはもちろん、たくさんの『都市伝説』を匂わせている作品です。
例えば、「ウタ」の「新時代」とかね!
【出典:『ONE PIECE』公式サイトより。
https://one-piece.com/character/UTA/index.html
2024年9月17日利用。】
片目に新時代って言ったら、もう分かるでしょ?
そんな『ONE PIECE』ですが、日曜日の朝9:30から放送をしています。
その時間帯は、買い物に行ったり習い事をしたりと結構バタバタとしている時間帯。
そんな用事が無いからテレビを付けて、『ONE PIECE』をリアルタイムで視聴する。
と、言う相関となっているのです。
実際に『ONE PIECE』の視聴率が1%上がると次のクールの『景気DI』が約0.37ポイントも下がったと言う結果も出ています。
もちろん、スマホなどで移動中にリアルタイムで観れたりもするんですけどね。
さて、ここっからが本題。
そんな昨今、『アメリカ』の『FRB( アメリカ連邦準備制度理事会)』の『FOMC( アメリカ連邦公開市場委員会)』が4年ぶりに「利下げ」をするということを発表しようとしています。
要するに、『アメリカ』の国が景気が悪いと正式に発表しようとしているのです。
なぜなら、景気が良かったら「利下げ」なんてしないでしょ?
だって、金利を下げなくてもみんな物を買ってくれるんだから。
例えば、金利が1%の時、1000万円だったら10万円の金利になります。
それが家だったら大体、一戸建てで4000万円だとします。
という事は、金利で40万円毎年掛かる訳です。
それが35年ローンだとすると、35(年)×40万円で、1400万円が金利としてプラスになります。
結果、計5400万円の一戸建てを購入することになるんですが、景気が良い時はそれでも購入しますよね?
購入を渋る=お金が無いと言う事は不景気であり、だから「金利を下げる」という訳です。
では、『アメリカ』の景気が悪いと判断する投資家たちはどうなりますか?
みんな売りに出す訳です。
そして、『アメリカ』の株価は大暴落。
逆に『アメリカ国債』や、『円』などが買われるようになり、『円高』へとなるわけです。
そして、『日本政府』が勧める『新NISA』は『アメリカ株式』を強く推しているのです。
もうお分かりですよね?
これがどういう事かと…。
そもそも『FRB』って、『アメリカ政府』が所有していない、いわばただの『民間企業』なんですよ!
その設立に出資したのが、あの有名な2つの財団。
1つは『アメリカ』にあり、もう1つは『ヨーロッパ』で勢力のある財団です。
もちろん、『ヨーロッパ』の方が上で『アメリカ』の方が下、そして搾取され続けるのは『WWⅡ』での敗戦国となる訳ですが…。
ねっ、色々歴史を学ぶと経済の面白さが見えてくると思います。
これからまた、ひとつ時代が変わっていくかも知れませんね!
『新時代』に!
最後に、今週は競馬が月曜日も開催された週。
この競馬の『アメリカ三冠クラシック』の『ベルモンドステークス』の由来である『オーガスト・ベルモンド』という人物。
彼は、マジでヤバイですよ!
なんたって、あの財団の奉公人として『アメリカ』に渡り、『南北戦争』を納め、その後『アメリカ政府』で活躍した人物なんですから!