夏の暑さもピークを迎え、その暑さから連日『ゲリラ豪雨』に襲われている『日本列島』。
そんな中で、全国各地で開催されている『夏祭り』や『花火大会』。
今年は去年に比べて、足を運ぶという方も多いのでは無いでしょうか?
そして、なんと言っても楽しみのひとつが屋台ですが、見つけたら必ずと言っても良いほど食べるものがあります。
それが、「清流の女王」とも「清流からの贈り物」とも言われている川魚の代表。
『鮎』
実は今の時期が旬であり、『夏の季語』ともなっている『鮎』。
だから、『夏祭り』や『花火大会』の屋台で出ているのは当たり前だったんですね。
そして驚くべきことに『江戸時代』の前期には『 御菜鮎上納御用』と称して、『将軍家』への献上がなされており、中期以降には『多摩川』沿いの村々に鮎漁を請け負いさせ、毎年12cm以上の鮎を1525尾も『江戸城』に届けなければいけないという制度もありました。
そのくらい、『多摩川』の『鮎』が美味しかったということなんですね。
塩焼きはもちろん、天ぷらや新鮮であれば刺身でも頂ける『鮎』は古くは『日本書紀』にも登場しており、『奈良時代』にはすでに『朝廷』への献上が為されていたというほど、『日本人』にとって馴染みの川魚です。
また、酒の肴として高級珍味の「うるか」は、絶品で、酒が進み過ぎて困ってしまうほど。
『農林水産省』では大分県の郷土料理として紹介しているほど、馴染みのある珍味なんです。
【出典:『農林水産省』公式ホームページより。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ayuuruka_oita.html
2024年8月8日利用。】
頭から骨まで食べることが出来る『鮎』は、タンパク質やカルシウム、さらにはDHAなども豊富に含まれているので、子供たちにもおすすめの魚です。
これから『お盆休み』の時期に、是非お子さんを連れて『鮎釣り』や手掴みなどの体験をして楽しんでみてはいかがですか?
良い経験となること間違いないですよ!
その『鮎』をバーベキューなどで塩焼きにして食べたらサイコー!