2022年も11月が半月を過ぎ、日中でも寒さを感じる季節となって少しずつですが、『師走』へと近づいている気がし、『年末年始』への準備をそろそろやり始めないとと、ソワソワしてしまう今日この頃です。
そんな中で、ふと感じたのが季節を関係無く、スーパーやコンビニの店頭に、しかもそれなりのスペースを常に確保しているものがあります。
その正体というのが、『アイスクリーム』。
(上記は『ロッテ 雪見だいふく』より引用。)
『スナック菓子』同様、店舗の約5分の1から多い所では3分の1近くの割合を占めています。
では一体、何故こんなにも一定数の人気を誇っているのかと言うと、人間は気温が22〜23℃辺りから食べたくなる欲求を感じ、25℃になるとその美味しさを感じるねがピークに達するからです。
気温が25℃前後というと、『日本』では初夏の6月から7月、または秋になった9月前後になります。
たしかにこの季節、一番食べたくなりますよね。
逆に30℃を超えるような猛暑だと、『アイスクリーム』よりもより、涼しげな『かき氷』を食べたくなり、美味しく感じるようになっているんです。
(上記は『かき氷.com』より引用。)
それにもちゃんと理由があって、30℃を超える猛暑日に外で『アイスクリーム』を食べても、その暑さでみるみるうちに、溶け出して、手や口もベタベタになるは食べにくい状況になってしまうというのが原因です。
逆に、『かき氷』はそーゆう状況になっても、最後に飲み干してしまえば、何も問題ありません。
だから、『アイスクリーム』の最適な気温は『25℃』と言われているんですね。
話は、1年中売っている『アイスクリーム』に戻しまして、何故寒い冬の時期にも『アイスクリーム』が売れるのかと言うと…。
それは、暖房機器のおかげで、家の中の室温が『25℃』前後になっているからです。
エアコンやガスファンヒーター、こたつやホットカーペットなどで、暖かくちょうど良い室温にしているこの時期。
だから、『アイスクリーム』を欲してしまうのです。
事実、『ロッテ』の『雪見だいふく』は、ターゲットをそこに絞ってCM展開をしているので、冬に『アイスクリーム』を食べると言ったら、『雪見だいふく』と言うイメージになったんです。
まさに、イメージ戦略ですよね。
さらに、ここで面白いのは厳しい寒さの「北海道」では飲み会のシメに、『パフェ』を食べると言う風習があること。
『シメパフェ』と言う通称で呼ばれていたりしています。
(上記は『るるぶ』公式ホームページより引用。)
その要因はいくつかありますが、まず第一に「北海道」は『牛乳(ミルク)』が名産地だと言うこと。
そして、その寒さゆえに屋内では暖房機器をガンガンに使い、むしろ屋内ではTシャツなどの薄着で生活出来るほど、暖かいからと言うこと。
そして、飲んだ後にアルコールを分解する為には、体内の『糖分』を大量に使うので、その不足を補うために、『脳』が『糖分』を欲すること。
だから、シメに『ラーメン』や『お茶漬け』などが食べたくと言うのは、理にかなった行動なのです。
『ラーメン』や『お茶漬け』は『炭水化物』を分解して『糖分』に変換しますが、『パフェ』だったらどうですか?
直接『糖分』として摂取できるのです。
だから、『アイスクリーム』などが乗った甘〜い『パフェ』が「北海道」では浸透していったんですね。
さらに驚くべきことに、『脳』は温度が『25℃』前後だと一番活発になると言うことが研究結果で分かっています。
さらに『アイスクリーム』で『糖分』を摂取することによって、より一層『脳』が活発になるので、仕事も最大限に発揮できます。
『アイスクリーム』が最も美味しいと感じる温度と、『脳』が最も活発に働く温度が、同じ『25℃』だったと言うのは面白いですよね。
ちなみに、世界で最も『アイスクリーム』の消費量が多い国は『ニュージーランド』になります。
(上記は『ニュージーランド』国旗より引用。)
なかでも、最大の都市「オークランド」の夏の平均気温が約『25℃』と言うのは面白い結果ですね。
(上記は『Weather base 』公式ホームページより引用。)
そいやぁ、うちの家族は風呂上がりに必ず『アイスクリーム』を食べてるなぁ〜。