年末が近づくに連れて、バタバタと忙しくなってきています。
中でも、早いところではもう忘年会の予定で結構埋まってきているなんて方も多いことでしょう。
『政府』も10月26日から「東京都」でも『Go to eat』のキャンペーンを再始動し、これで全国47都道府県、全てがその対象となったことで、今年の忘年会シーズンにさらに拍車が掛かると予想されています。
実際、個人的には年末までにすでに5つの忘年会が決まり、お金と体調の両方が心配な次第でございます。
さて、そんな忘年会やら飲み会の席において、最初に飲み物を決め、同時に出てくるのが『お通し』。
(上記は「たこわさ」Wikipediaより引用。)
『お通し』の中でも、特に人気なのは、第1位たこわさ・第2位もつ煮・第3位枝豆・第4位刺身・第5位ポテトサラダとなっています。
個人的には、竹輪とこんにゃくのピリ辛煮が『お通し』で出てきたら、それだけで一本行けちゃうくらいテンションが上がっちゃうんですけどね。
(上記は『DELISH KITCHEN 』公式ホームページより引用。)
そして、もうひとつが切り干し大根。
(上記は『キッコーマン』公式ホームページより引用。)
どちらも通常メニューには中々置いてなかったりするので、『お通し』のためだけにわざわざこの為だけに作っているというのがすごく伝わってくる気がして、大好きな料理です。
さて、『お通し』の歴史は意外と古くは無く、昭和10年頃から定着していったそうです。
理由はさまざまですが、ちょうどこの頃、「東京」では『築地市場』が開場したこと。
『築地市場』は、2018年まで営業していた『日本』最大の市場で、水産物はもちろんのこと、青果や鶏卵、加工品まで揃っていた市場です。
だから、そこに行けば安くて良い品が手に入る。
そして、その日手に入った品を使って注文の料理を出すまでの間、酒のアテにしてもらうために出来たんです。
ようは料理屋の心遣いから成り立っていったものだったんですね。
最近では、『お通し』を断る方も多くなって来ていますが、そう言う心遣いから出されていると理解すれば、心地よくお酒も呑めますね。
ただ、たまにこんなんでお金取られるのかと思わせるようなお粗末な店もありますが…。
個人的にはそう言う店には二度と行かないんですけどね。
大体そうゆう店の店員は横柄だったりしますから。
お互い、人間ですからね。
そんな『お通し』ですが、伝票をみるとたまに「T/C」と書かれている事があります。
これは「テーブルチャージ」の略で意味は「席料」。
だから、こう書かれていた場合、席の料金を支払っているということになるので、ゆったりと楽しんでくださいと言う事になります。
本来ならね。
それを知らないで時間制なので終了してきたら、その店は教育がなっていないんですよ。
ただ、次のお客さんも待ってるし、ずっと同じ場所に居座るのも『粋』では無いんですがね。
これからの時期、忘年会などで居酒屋に行く機会が増えると思いますが、普段あまり気にして無いようなことを注意して見ると、また違った楽しみ方が出来ますよ。
そして、飲みの席でのネタにもなるので、是非使ってみて下さい。
そして、何よりも楽しく呑んで、英気を癒してください。
飲んでも呑まれるな!