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『世界最古の国』日本

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肥満と貧困層

皆さんは『肥満』と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

 

 

高級な料理を食べて、ブクブクと太っている金持ちや成金のイメージではないでしょうか?

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(上記は『読売新聞オンライン』より引用。)

 

 

 

逆にガリガリの人のイメージは?

 

 

 

普段からしっかりと食事が出来ない、いわゆる『貧困層』のイメージだと思います。

 

 

 

 

でも、実はそんなイメージが逆だったとしたら驚きですよね。

 

 

 

実際に『厚生労働省』の発表した、『国民健康・栄養調査結果』によると、「低収入な人ほど『肥満』の割合が高い。」と言う結果になっています。

 

 

 

所得が600万円以上の世帯に比べて、所得が200万円以下の世帯の方がその割合が高いと言う結果を示しているのです。

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不思議ですよね。

 

 

 

でも、これにはちゃんと明確な理由があるのです。

 

 

 

 

それは所得が高い世帯ほど、栄養バランスの良い食事を取り、適度な運動などで身体を動かしているからです。

 

 

 

 

先進国のいわゆる「ホワイトカラー」の企業面接では、『肥満』と言うだけで一発で落とされる事も少なくありません。

 

 

 

 

その理由も、「自己管理」がしっかりと出来てない証拠であると見なされてしまう傾向が強いからです。

 

 

 

 

確かに、自分のことも管理出来ていない人に、仕事を任せるのって不安ですよね。

 

 

 

 

ましてや大口の顧客の場合だと尚更のこと。

 

 

 

 

例えば、「自己管理」が出来ていないせいで、前日飲み過ぎて遅刻した、怪我をしたなどがあったら企業側としたらどーしますか?

 

 

 

 

体調が悪くて取引先の相手と会う事が出来ないとしたら、どーしますか?

 

 

 

 

『肥満』と診断さるている人の方が『糖尿病』など、『成人病』になっている率が高い傾向があると言うのは、もはや周知のことです。

 

 

 

 

そんな人に任せられないですよね。

 

 

 

 

だから、所得が高い世帯の方が、見た目も「シュッ」としている割合が高いのです。

 

 

 

 

逆に『低収入』の世帯はと言うと、手軽で安いコンビニ弁当や、ファストフードなどで食事を済ます傾向が多いことが分かっています。

 

 

 

また、その際にもついでに缶酎ハイや缶ビール、スナック菓子やジュースなどのいわゆる『超加工食品』を買う傾向が強い傾向にあるようです。

 

 

 

 

そして家で呑んだくれたり、休みの日も『お金』が無いからと言って外に出る機会も少ないと言う生活。

 

 

 

 

さらには腹持ちの良い『炭水化物』をドカ食いをするとなれば、そりぁ『肥満』になる率だって高いなるに決まっています。

 

 

 

 

ここで、面白いデータがあって、『低収入』の世帯ほど米やパン・麺などの穀物を1〜2割程度多く食べる傾向があって、その反面、肉や野菜を食べない傾向があると言うもの。

 

 

 

 

逆に『高収入』の世帯ほど、肉や野菜を積極的に取り入れており栄養バランスを考えながら食生活をしているという傾向があります。

 

 

 

 

また、『低収入』の世帯ほど『高収入』の世帯よりも「歩く数」が少ないと言うのも分かっています。

 

 

 

 

 

だから『低収入』の世帯の方が『肥満』になる率が高いのです。

 

 

 

 

その他にも、『低収入』の世帯の子供の方が学力が低い傾向があるとか、非行に走る子供が多いとか、さまざまな事があります。

 

 

 

 

『低収入』の定義としては、世帯年収が300万以下の世帯で、『国税庁』の調査では、現在の『日本』では約4割がそこに入ると言う結果を出しています。

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(上記は『国税庁』公式ホームページ『令和2年分 民間給与実態統計調査』より引用。)

 

 

 

 

 

いかに、現在の『日本人』が『低収入』の世帯が増えてきているかが分かるデータですね。

 

 

 

 

ただ、これは『日本』だけと限ったことではなく、『アメリカ』でもその傾向があるそうです。

 

 

 

 

特に『アメリカ』では、『アフリカ系アメリカ人』や『ヒスパニック』と言われるような人種の人々が『肥満』になる傾向が増えているようです。

 

 

 

 

アメリカ』は軍事大国の国です。

 

 

 

そんな『アメリカ人』の特に若い世代が『肥満』が多くなったらどうなると思いますか?

 

 

 

 

『軍人』が減るんです。

 

 

 

 

どの国もそうですが、『軍人』になる試験と言うのはある程度、体力・学力がなければ合格は出来ません。

 

 

 

 

かつ、『アメリカ』で『軍人』になった場合さまざまな優遇があるんです。

 

 

 

例えば、家賃・光熱費がタダになったり大学の費用も奨学金が貰えたり、一定年数入隊していれば、『退役年金』が貰えたりなど。

 

 

 

極めつけは、犯罪者の服役年数を、入隊すれば減るということもあります。

 

 

 

特に『海兵隊』ではそれを積極的に実施しているようです。

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(上記は『アメリ海兵隊』紋章より引用。)

 

 

 

 

だから、『海兵隊』は「荒くれ者」のイメージが強いんですね。

 

 

 

 

そんな高優遇な対応をしてくれる『アメリカ軍』に入隊したくなるのは『低収入』の人々です。

 

 

 

 

事実、『アメリカ軍人』の割合は、『白人』よりも『アフリカ系アメリカ人』や『ヒスパニック』の方が高くなっています。

 

 

 

 

そんな『アメリカ軍』にとって、強いては『アメリカ』の国力にとって大事な人材が『肥満』のせいで減ってしまっているとしたら、どうしますか。

 

 

 

 

大問題です。

 

 

 

一説には今年公開された、『トップガン マーヴェリック』は『軍人』を増やすためのメディア戦略とも言われています。

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(上記は『トップガン マーヴェリック』公式ホームページより引用。)

 

 

 

 

容姿端麗な「トム・クルーズ」を主人公にして、それに憧れを抱いて入隊させるというメディア戦略。

 

 

 

 

さすが『アメリカ』と言う感じですね。

 

 

 

 

そう言えば、ちょっと前まで『日本』でも同じような事がメディア戦略としてあったなぁ。

 

 

 

 

その間には他国からの『日本』の近くでミサイルを発射されたり、『憲法改正』をすすめていたり…。

 

 

 

 

と、このように『肥満』と『貧困層』は密接に関係しているのです。

 

 

 

 

そしてその先には『国力』が失われてしまう可能性だってあるのです。

 

 

 

 

人生100年』の時代、健康にはより一層気を使って生活しなければいけませんね。

 

 

 

 

その先の『日本』のためにも…。