秋も深まり、いつの間にか『富士山』は雪が被っていたの見て驚いた今日この頃、作物も実りの季節となり、世界各国でもさまざまな祭り、お祝い事が行われています。
そんな中、特に『アメリカ』中西部では毎年10月に『ポークトーバーフェス』という祭典が各地で開催されています。
(上記は『米国食肉輸出連合会』公式ホームページ『ポークトーバーフェス』より引用。)
『アメリカ』産まれのこの食の祭典、10月の1ヶ月の間、ずっとどこかでやっているんですよ。
だから10月の『オクトーバー』と『ポーク』を掛けて、『ポークトーバーフェス』と言う名前になったんです。
そんな『ポークトーバーフェス』ですが、『日本』ではなかなか馴染みの無いフェスとなります。
と言うのも実は2021年、去年に初めて『日本』に上陸したフェスなんです。
さて、では何故『ポークトーバーフェス』が『アメリカ』中西部の祭典かと言うと、それはこの地域がそもそも、『コーンベルト』と呼ばれている地域だったからです。
(上記は『コーンベルト』Wikipediaより引用。)
『コーンベルト』とは、その名の通り、とうもろこし=コーンを主要作物として生産している地域のこと。
平らで良く肥えたこの土地で、とうもろこしを作り始めたことからがきっかけとなります。
『アメリカ』のとうもろこしの40%以上は家畜の肥料として生産されているため、混合農業として、豚の飼育がさかんになったことから、10月に『ポークトーバーフェス』が始まったんです。
(上記は「豚の分布図」『独立行政法人 農畜産業振興機構』公式ホームページより引用。)
世界の豚肉の生産量のうち『アメリカ』は第3位・輸出量は第2位となっており、『日本』は『アメリカ』から3割も輸入しているんです。
これは最大の豚肉輸入国となっている面から見ても、かなり大事な国という事がわかりますね。
そんな豚肉ですが、疲労回復に効果があるなどとしても有名ですが、それ以外にも大事な栄養素がたくさん含まれているのです。
特に重要なのは、豚肉の「動物性タンパク質」によって効率良く『筋肉』が作られること。
と言うのも、実は人間は40歳以降になると、運動など身体を動かす習慣が無いと、1年で1%の減少すると言うことが分かっています。
今や『人生100年』と言われている時代、何もしなければ単純に60%も減少してしまう計算になります。
だから、適度に身体を動かして、疲労回復に効果がある豚肉がオススメなのです。
『アメリカ』で人気な豚肉の部位といえば、「ベイビーバックリブ」。
(上記は『米国食肉輸出連合会』公式ホームページより引用。』
バーベキューソースや『日本』ではあまり馴染みの無い、ハニーチポトレソースを塗って、バーベキューコンロで焼き目が付くまで焼いたら、さらに追いソースをして食べると、ビールにも最適な最高の食べ物となりますよ。
また、付け合わせにはマッシュポテトやとうもろこしなど茹でた温野菜を食べると、栄養バランスも良く摂取することが出来ます。
個人的にはレンチンした、ブロッコリー。
ブロッコリーの栄養素は野菜の中でも、トップクラスになるんです。
茹でるよりも、レンチンした方が栄養素もそのままなので断然、こちらの調理法の方がオススメです。
時間もらかかりませんからね。
また、ローストポークやポークステーキなども『アメリカ』では定番となります。
(上記は『エスビー食品』公式ホームページより引用。)
もちろん、『日本』では定番のトンカツや生姜焼きなんかでも良いですけどね。
(上記は『味の素』公式ホームページより引用。)
ただ、『日本』ではまだまだ認知度の低い『ポークトーバーフェス』。
この機会に『アメリカ』の食文化を豚肉を通して楽しみ学んでみてはいかがですか。