2022年9月13日に、待望の『カップヌードル』スーパー合体シリーズ第2弾が発売されました。(実際には2022年9月12日)
これは『カップヌードル』が販売されてからちょうど50周年を記念して、2021年9月13日から数量限定でレギュラー8種類をそれぞれ、2種類ずつ組み合わせたもの。
数量限定だから、今しか食べられない貴重な『カップヌードル』になります。
それにしても販売開始から50周年とは、驚きですね。
2022年2月には全世界での販売累計数が500億食を超える、『日本』を代表する即席麺の『カップヌードル』。
(上記は『カップヌードル』公式ホームページより引用。)
ほとんどの人が一度は食べたことがあると思うこの商品。
実は、この大ヒットした裏には意外な『日本』の歴史と闇が深く関係しているのです。
と言うのも、『カップヌードル』を開発した『日清食品』の創業者である「安藤百福」氏。
彼が最初に食品事業を始めたのは戦後まも無い『昭和』23年あたりのこと。
当時、『GHQ』の介入・占領政策によって食糧難であった『日本』に経済援助と言うかたちで大量の『小麦粉』を輸入させました。
そして、その『小麦粉』を使ったパンを学校給食に採用させ、古来よりの『日本』の食卓にあった『米』から『小麦粉』が当たり前となるように、仕向けたのです。
しかも援助と言っておきながら、ちゃっかりと『日本政府』からお金を徴収する始末。
もはや、「たかりゆすり」の世界ですね。
その理由は、「子供だとしても食べると言う事は、お金を払わなければいけないと言う教育の一環だ!」とのこと。
敗戦国は、ここまでも従わなければ行けないんですね。
現在の『食糧自給率』が先進国の中で最も低い『日本』の背景にはこうした事情が未だに付き纏っているのです。
話は戻しまして、そんな『日本政府』が『小麦粉』を推奨している最中、「安藤百福」氏は『厚生省(当時)』に仕事の関係で出入りしていました。
その時にのちの『国立栄養研究所』の長となる「有本邦太郎」氏に『小麦粉』を使う麺類の開発を進言され、研究をはじめます。
その甲斐もあって、『チキンラーメン』を開発、その後もっと手軽に食べられるものは無いかと思い生み出されたのが、『カップヌードル』だったんです。
(上記は『カップヌードル』公式ホームページより引用。)
そして第2に発売翌年に、『日本』に衝撃を与えた『あさま山荘事件』。
これは、1972年(昭和47年)2月19日から2月28日にかけて、長野県北佐久郡軽井沢町で起きたテロ組織、『連合赤軍』が人質をとって立て籠った『昭和史』に残る大事件のひとつです。
この時の様子はテレビで生中継されていました。
2月の「軽井沢町」の気温はマイナス15度という極寒の地。
そんな中で人質を救おうと集まった警察官たち。
普通の弁当では凍ってしまうが、お湯を注いで3分待てば食べられる即席麺である『カップヌードル』が現地に支給され、それを見た視聴者から「なんだ、あれは?」と言うことがきっかけで、大ヒット商品へと昇り詰めていくのです。
本来ならあってはならない大事件のおかげで累計販売数500億数を超える、大ヒット商品が世に出ると言う、なんとも皮肉な話ですね。
さて、そんな『カップヌードル』ですがいくつかの都市伝説が存在しています。
1つ目は『カップヌードル』の『ド』の文字だけが小文字表記になっているのは、何故か?と言うもの。
答えは、まだ一般的なことば出なかった「ヌードル(麺)」と言う英語が、「ヌード(裸)」を連想させるのを防ぐため。
そのパッケージは今でもそのまま使われている所からも、彼らの誇りが表れている証拠として今日まで残っているんですね。
2つ目は「謎肉」の正体。
結論から言ってしまうと、本物に限りなく似せた『大豆』だったんです。
食糧危機や地球温暖化対策によって人工肉の導入が騒がれている昨今。
いち早く世界で愛されている『カップヌードル』に入れたと言うことなんですね。
そして、3つ目は『カップヌードル』のロゴマーク(英語表記)に『悪魔の数字=6・6・6』が刻まれていると言う都市伝説。
表記を逆さまにしてみると…。
はっきりと『悪魔の数字=6・6・6』が刻み込まれていました。
ちなみに、発売開始したのは1971年9月18日。
ここにも『悪魔の数字』が…。
6+6+6=18
そして、50周年を記念して出した『スーパー合体シリーズ第一弾』の発売日は2021年9月13日。
『13』と言う数字を『聖数』としている秘密結社は…。
まぁ、たまたまなんですがね。
とは言え、いつ何時でも我々、『地球人』を救ってくれた『カップヌードル』。
そしていま現在、数量限定で販売されている『スーパー合体シリーズ第2弾』。
無くならないうちに、是非完食してみたいものです。
非常食としても役に立ちますよ!