2022年の『大型連休』も残すところあとわずか。
今年は久しぶりに、アクティブな行動が出来て、良い思い出になったという方も多いのでは無いでしょうか。
ちょうどこの時期に『大型スーパー』に買い物をしていた所、たくさんのお肉やお酒などを買い出しに来ていた人たちを大勢見かけました。
しかも、皆んなそれぞれが笑顔になっているんですから、やっぱり家族や仲間と集まるというのは、心と身体には最も良いことのひとつなんですね!
そんな楽しい集まりで欠かせないのがなんと言ってもお酒。
個人的には、『つまみ』はちょっとで良いのでお酒だけはたくさんくれ!みたいな、いわゆる『飲兵衛』です。
そして、ここ10年くらいでその種類はドンドンと増えてきています。
中でも、20代〜40代の世代で人気の勢いが止まないのが『缶チューハイ』。
華やかな色とりどりのデザインと、お手頃な価格、その種類。
そしてなんと言ってもコンビニなど、どこででも手に入る『缶チューハイ』はすでに、20代〜40代の客層にとっては定番の商品となっています。
そんな数ある『缶チューハイ』で、ヤバイのが『ストロング系』の『缶チューハイ』。
(上記は『サントリー』 『ストロングゼロ ダブルレモン』より引用。)
何がヤバイってかと言うと、そのアルコール度数にあるのです。
大抵の『缶ビール』や『缶チューハイ』のアルコール度数は約5%前後です。
(上記は『キリン』 『氷結 シリアルレモン』より引用。)
でも、『ストロング系』の『缶チューハイ』になると、9%や7%と言ったアルコール度数になります。
『ストロング』と言った名前からもアルコール度数が高いのは分かってるし、安くて酔えるなら良いじゃん!と思っている、そこのあなた‼︎
本当に気を抜いているとヤバイんですよ。
確かに、『缶ビール』350mlだと1本当たり200円前後のものに対し、『缶チューハイ』だと350ml当たり150円前後のものが多いです。
さらにアルコール度数5%前後の『缶チューハイ』と『ストロング系缶チューハイ』の値段はほとんど変わりません。
だったら、こっちの方が良いと思うかもしれませんが、実は『ストロング系缶チューハイ』にはその分、『ウォッカ』など高度数のアルコールが含まれているのです。
500mlの『ストロング系缶チューハイ』1本を、『ウォッカ』のショットに換算すると、その量はなんと、3.75杯。
たったの1本、しかもその飲みやすさから知らず知らずのうちに『ウォッカ』のショット3.75杯も飲んでいることになるんですよ。
さらに人口甘味料やたくさんの種類のフレーバーなどでついつい1日で2杯〜3杯飲んでしまうと、身体は大変な事になるわけです。
『厚生労働省』の推奨しているアルコール量は、1日当たり成人男性で20gとしています。
でも、『ストロング系缶チューハイ』は500mlで9%の度数なら36gになるので、たった1本でその数値を超えることになります。
計算方法は
お酒の量(ml)×アルコール度数/100×0.8(アルコール比重)=純アルコール量(g)
これを『ストロング系缶チューハイ』に当てはめると9%の場合、
500(ml)×0.09(濃度)×0.8=36g
となるのです。
そして、このアルコールを分解するための内蔵、別名『沈黙の臓器』と言われている『肝臓』に負担が大きく掛かります。
『肝臓』に負担が大きく掛かるおかげで、体内には『活性酸素』が大量に発生し、その結果、睡眠の質を下げて、翌日疲れが取れなく、怠い状態となるんです。
前日に飲んで、しっかりと睡眠を取っているはずなのに、疲れが取れていないのは、こういった理由からなんですよ。
また、酔っ払った状態で寝るのは、実は『気絶』しているだけと言われています。
だから、ちゃんと寝ているようで、本当はちゃんと寝れて無い状態なんですね。
だったら『ストロング系缶チューハイ』なんて飲まない方が良いじゃん!と思いの方。
これも間違った考え方で、ちゃんと量を調節すれば良いんです。
例えば、500mlを350mlにするとかね。
実際にはそれでも推奨基準値を越えてしまってますがね。
と、このようにちゃんと調節して飲む分には一向に構わない『ストロング系缶チューハイ』ですが、これからは上手く付き合って飲みたいですね。
経済的にも負担が少ないですから。