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『世界最古の国』日本

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九尾の狐

ここ数年のコロナ禍の中、『日本』ではちょっとした『妖怪ブーム』となっていることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

特に、『疫病退散』にご利益がある『アマビエ』の力をかりようとした動きは『社会現象』にまで起こる事態となったのは記憶に新しいとおもいます。

 

 

 

 

 

こうした、社会情勢の中、目に見えない敵に対して、『日本人』は『妖怪』や『悪霊』などに置き換えて、それを祈祷などで退散させるという風習が存在しています。

 

 

 

 

 

そんな中で、2022年3月5日ある事件が起こりました。

 

 

 

 

 

 

それは『九尾の狐』を封印していた『殺生石』が真っ二つに割れてしまったこと。

 

 

 

 

 

 

 

『九尾の狐』とは、『日本三大妖怪』のひとつで、『神獣』とも『妖獣』とも言われている『妖怪』です。

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(上記は『三国妖狐図会』「歌川国芳」作より引用。)

 

 

 

 

 

元々は『泰平の世』であったり、『名君』がいる時代に、『霊獣』として『吉兆』の時、良い事が起こる時に現れる『神獣』となっています。

 

 

 

 

 

ただし、徳の無い『君主』の時代には『凶獣』として現れ、革命を促す『妖獣』ともなっています。

 

 

 

 

 

人間と一緒で、『善と悪』の表裏一体の時代に『創造』と『破壊』を促す『神獣』なんですね。

 

 

 

 

 

 

だから、『殷』の時代、最後の帝である「帝辛」の妃である「妲妃」が『封神演義』に登場する悪女で、その正体が『九尾の狐』となるわけです。

 

 

 

 

そりゃあそうですよね。

 

 

 

 

国を滅ぼし新たな国となる時、その前の国が良い国だったら、滅ぼすのに『大義名分』がありませんから。

 

 

 

 

 

悪しき国家・悪しき君主の時に国は滅ぼされるのが常です。

 

 

 

 

 

だから、民衆はついてくるのです。

 

 

 

 

一部の裏で動かしている、自分たちの利益の事しか考えていないヤツらの事を知らずに。

 

 

 

 

 

何か、今の時代のようですね…。

 

 

 

 

 

また、『日本』でも『九尾の狐』が悪女として美女として惑わす邪悪な『妖怪』として登場する物語があります。

 

 

 

 

 

その『妖怪』こそが、『玉藻前』。

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(上記は『今昔画図続百鬼』「鳥山石燕」作より引用。)

 

 

 

 

 

 

「栃木県那須町」で『殺生石』となった、伝説の『妖怪』です。

 

 

 

 

 

 

 

その内容は、『平安時代』末期に、時の権力者である『鳥羽上皇』を妖術によって惑わせ、病に伏せさせた悪女『玉藻前』が、『陰陽師』の力により、その正体を見破られ、宮中から逃げて行方を眩ませます。

 

 

 

 

 

その後、現在の「栃木県那須町」周辺で、いまだに悪さしていると言う情報を聞きつけた『朝廷』は、討伐軍を編成し、退治します。

 

 

 

 

討伐軍に退治された『九尾の狐(玉藻前)』は、その姿を巨大な毒石へと変化し、そこへ近づく生き物は殺す石となったと言うものです。

 

 

 

 

 

 

 

そんな『九尾の狐(玉藻前)』が変化したと伝わる『殺生石』が、真っ二つに割れてしまったのです。

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(上記は『殺生石』 『読売新聞オンライン』より引用。)

 

 

 

 

そんな『神獣』でもあり、『凶獣』でもある『九尾の狐』の封印が解き放たれたと一部では話題になっている『殺生石』。

 

 

 

 

 

今のこの混沌とした世界情勢と重ね合わせ、『『九尾の狐』が平和の為に活躍出来ますように。」と地元観光協会が、『祈願祭』を行いました。

 

 

 

 

 

 

また、時を同じタイミングで、『日清食品』の『どん兵衛』から新商品が発売されました。

 

 

 

 

 

その名も『最&強』。

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(上記は『日清食品』 『どん兵衛「最&強」』より引用。)

 

 

 

 

そしてそのCMには「美輪明宏」さんが登場しますが、その姿がまさかの『九尾の狐』なのです。

 

 

 

 

その姿は金色に輝いており、見た者の運気をアップさせるような神々しさ。

 

 

 

 

 

まさか、真っ二つに割れた『殺生石』の封印から解かれた『九尾の狐』⁉︎

 

 

 

 

 

だとしたら、『吉兆の兆し』を示している予感がしますね!

 

 

 

 

 

 

 

ここで面白い話があって、『九尾の狐』は元々『殷(現在の『中国』など)からやってきた『妖怪』です。

 

 

 

 

その『妖怪』がどのようにやってきたかと言うと、『遣唐使』の帰国船で『吉備真備』と一緒に少女に化て、やってきたとなっています。

 

 

 

 

 

そして『吉備真備』とは、『唐』から『陰陽道』の聖典である『金烏玉兎集』を持ち帰ったとされており、『日本』の『陰陽道』の祖となっています。

 

 

 

 

そんな『金烏玉兎集』を『遣唐使』として同時期に『唐』に行った、「阿倍仲麻呂」の子孫に伝え、『陰陽師』として確立したのがあのかの有名な『安倍晴明』。

 

 

 

 

 

そして、その子孫である「安倍泰成」が『玉藻前』を『九尾の狐』だと見抜き、退治されるのです。

 

 

 

 

また、『玉藻前』は『鳥羽上皇』から寵愛を受けていたとされていますが、これにはモデルとなる人物がいます。

 

 

 

 

 

その人物というのが『鳥羽上皇』の『皇后』である「藤原得子」。

 

 

 

 

 

彼女は『太上天皇(『上皇』や『法皇』など、次の代に『天皇』の位を譲った『天皇』のこと。)』の后にも関わらず、異例の『皇后』の称号を得ました。

 

 

 

 

というのも、『太上天皇(略称で『上皇』)』というのは、今まで歴史的に見ても、長く用いられていた表現に対して、配偶者である后の方は、『日本』の長い歴史のなかでも、一度も表現として用いられたことがありませんでした。

 

 

 

 

 

だから、『皇后』と言う称号は異例であり、現在の『上皇后』と言う称号も『日本』史上、初のことになります。

 

 

 

 

 

そんな『鳥羽上皇』からの寵愛を受けていた「藤原得子」ですが、彼女がきっかけとなり『保元の乱』や『平治の乱』を引き起こし、のちの『武家政権』へとなるきっかけを作ったと言われています。

 

 

 

 

 

 

『公家政権』から『武家政権』への移り変わりのきっかけを作った「藤原得子」。

 

 

 

 

まさに革命を促す『凶獣』、『九尾の狐』だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

そしてもうひとつ。

 

 

 

 

 

『九尾の狐』を不本意だったとは言え、『日本』に連れてきたのは『吉備真備』です。

 

 

 

 

吉備真備』の祖先は『稚武彦命(わかたけひこのみこと)』で、その兄は『吉備津彦命(きびつひこのみこと)』となります。

 

 

 

 

 

そして、『吉備津彦命』は『御伽噺(おとぎばなし)』で『日本一』有名な、あの『桃太郎』のモデルとなった人物です。

 

 

 

 

 

 

『桃太郎』は犬・猿・雉をお供に、鬼退治をすると言う物語ですが、この『鬼』と言うのが、『日本三大妖怪』のひとつなのです。

 

 

 

 

 

 

ちなみにもうひとつの『妖怪』は『河童』となっており、『九尾の狐』・『鬼』・『河童』を合わせて、『日本三大妖怪』となっています。

 

 

 

 

 

また『陰陽道』では『鬼門』と『裏鬼門』と言う不吉な方角というものがあります。

 

 

 

 

『鬼門』が北東で、『裏鬼門』が南西となっていますが、そこに十二支を当てはめるとちょうど北東が『丑寅』、南西が『申酉』となっています。

 

 

 

 

 

『鬼』は牛のような角が生え、虎の毛皮のパンツを履いた容姿がイメージです。

 

 

 

 

また、猿・鳥(雉)は『桃太郎』に仕えた家来になります。

 

 

 

 

 

そして、『陰陽道』を確立したのは『安倍晴明』。

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(上記は『対極図』。)

 

 

 

 

 

また、『安倍晴明』の紋は『五芒星』。

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(上記は『安倍晴明判(晴明紋)』より引用。)

 

 

 

 

 

また、この『五芒星』の真ん中に『G』の文字を掲げたロッジが世界各地に存在しています。

 

 

 

 

 

それが…。

 

 

 

 

 

フリーメイソン

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御伽噺、歴史、現在の世界情勢、『九尾の狐』と全てが繋がってくるのです。

 

 

 

 

 

たまたまね…。

 

 

 

 

もしかしたら、分かる人には分かるような『メッセージ』なのかも知れませんね。

 

 

 

 

殺生石』が真っ二つに割れてしまったのも…。

 

 

 

 

そして、にわかに『妖怪ブーム』だと言うことも…。

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(上記は『厚生労働省』作成  『新型コロナウイルス感染症拡大』呼び掛けのアイコン より引用。)